2007/6/30
≪ドキュメンタリー映画に唾をかけろ!≫作品解説 作品解説
■『Wo a bele −もりのなか−』(04年/30分)

監督:分藤大翼
アフリカ、カメルーン共和国の熱帯林に暮らす狩猟採集民バカ族は
超高度な演奏技術を持つ民族として知られる。
彼らがどのような光と音の中で生きているのか。
そして人や物、自然とどのように関わりながら生きているのかを、
作者自らの『眼』で追う。
−−−−−−−−−−
■『オープンスペースを求めて』(69年/20分)

監督:康浩郎
60年代、高層都市開発が進む大阪の変化を数年に渡って映し出した、
資料としても貴重なPR映画。
御堂筋誕生やビル開発の模様をヒステリックなカメラと
小杉武久の現代音楽とがダイナミックに描き出す。
あまりに作家的過ぎて、
PR映画としては危うくお蔵入りになりかけたという逸話も。
−−−−−−−−−−
■『まじろぎの棲家』(04年/30分)

監督:山田雅史
何年かぶりに京都に帰った私(山田)は偶然父親が撮ったテープを発見。
だが、その風景には見覚えがない。
どこで撮られたのか。地図と記憶を頼りに車を走らせる…。
監督自身が未来を思い、
過去を追憶する様を「物語」のように描き出すセルフ・ドキュメンタリー。
−−−−−−−−−−
■『むちうたれる者 ドキュメント輪禍』(69年/60分)
監督:康浩郎
当時、社会問題になりつつあった交通事故による
“むちうち患者”への取材を通して日本社会を描く。
ドキュメンタリーでありながらスタイリッシュな構図と作為的な演出で、
被害者である鞭うち患者の矛盾もスリリングにあぶり出す!
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監督:分藤大翼
アフリカ、カメルーン共和国の熱帯林に暮らす狩猟採集民バカ族は
超高度な演奏技術を持つ民族として知られる。
彼らがどのような光と音の中で生きているのか。
そして人や物、自然とどのように関わりながら生きているのかを、
作者自らの『眼』で追う。
−−−−−−−−−−
■『オープンスペースを求めて』(69年/20分)

監督:康浩郎
60年代、高層都市開発が進む大阪の変化を数年に渡って映し出した、
資料としても貴重なPR映画。
御堂筋誕生やビル開発の模様をヒステリックなカメラと
小杉武久の現代音楽とがダイナミックに描き出す。
あまりに作家的過ぎて、
PR映画としては危うくお蔵入りになりかけたという逸話も。
−−−−−−−−−−
■『まじろぎの棲家』(04年/30分)

監督:山田雅史
何年かぶりに京都に帰った私(山田)は偶然父親が撮ったテープを発見。
だが、その風景には見覚えがない。
どこで撮られたのか。地図と記憶を頼りに車を走らせる…。
監督自身が未来を思い、
過去を追憶する様を「物語」のように描き出すセルフ・ドキュメンタリー。
−−−−−−−−−−
■『むちうたれる者 ドキュメント輪禍』(69年/60分)
監督:康浩郎
当時、社会問題になりつつあった交通事故による
“むちうち患者”への取材を通して日本社会を描く。
ドキュメンタリーでありながらスタイリッシュな構図と作為的な演出で、
被害者である鞭うち患者の矛盾もスリリングにあぶり出す!

2007/6/30
【特報】≪ドキュメンタリー映画に唾をかけろ!≫ 山ドキュ:告知
◎『山ドキュin大阪−CO2 コラボ企画』
体感せよ! 関西にうごめくドキュメンタリー映画の猛者どもが、
作品で、トークで、あなたに襲い掛かる240分!
現実と嘘? 自分と世界? 過去と未来?
様々なボーダーラインが今、音をたてて崩壊する!
蘇るのは原始の感覚か?
さぁ、ドキュメンタリー映画に唾をかけろ!
【日程】9/24(祝・月)16:30(開場)17:00〜21:00
【場所】ビジュアルアーツ大阪
新館3Fアーツホール(北区曽根崎新地2-5-23)
【上映作品】
康浩郎『むちうたれる者 ドキュメント輪禍』(69年/60分)
『オープンスペースを求めて』(69年/20分)
山田雅史『まじろぎの棲家』(04年/3030分)
分藤大翼『Wo a bele −もりのなか−』(04年/30分)
【ゲスト】
康浩郎:
CO2総合プロデューサー。
60年代に大阪自主映画センターを主宰し、
大阪の地下街を映写機とスクリーンを持って
反戦映画を上映しながら行進したりと、挑発的な活動を行った。
山田雅史:
映画監督、ビジュアルアーツ卒業生。
第一回CO2の助成監督として『堤防は洪水を待っている』を監督する。
どこか死の匂いがする独自の映像美は海外でも注目を集めている。
分藤大翼:
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科研修員。
CS番組『シネアストの眼』の1本として『Wo a bele』を企画。
番組シリーズ屈指の作品として評価を得る。
ピカチュウ:
ミュージシャン。
関西ゼロ世代を代表するバンド『あふりらんぽ』のドラム&ボーカル。
分藤監督に触発され、
周囲の反対を押し切りバカ族のもとで1ヶ月暮らす。
−−−−−−−−−−
■トークショー1『トーク バカと会ってきた!』
分藤大翼×ピカチュウ(あふりらんぽ)
アフリカ、カメルーン共和国の熱帯林に暮らす
狩猟採集民"バカ族"を追ったドキュメンタリーの監督と、
実際に1ヶ月間バカ族と暮らしてアルバム『バカがきた!!!』を
制作したミュージシャンが語る「アフリカの光と音」。
■トークショー2『トーク ドキュメンタリーに唾をかけろ!』
康浩郎×山田雅史
ドキュメンタリー映画はただ真実を追えば良いのか?
そこに新しい表現は無いのか?
大阪を拠点に映画作家を育てる
『シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション(CO2)』の
プロデューサーと監督が、ドキュメンタリー映画の常識をぶち壊す。
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体感せよ! 関西にうごめくドキュメンタリー映画の猛者どもが、
作品で、トークで、あなたに襲い掛かる240分!
現実と嘘? 自分と世界? 過去と未来?
様々なボーダーラインが今、音をたてて崩壊する!
蘇るのは原始の感覚か?
さぁ、ドキュメンタリー映画に唾をかけろ!
【日程】9/24(祝・月)16:30(開場)17:00〜21:00
【場所】ビジュアルアーツ大阪
新館3Fアーツホール(北区曽根崎新地2-5-23)
【上映作品】
康浩郎『むちうたれる者 ドキュメント輪禍』(69年/60分)
『オープンスペースを求めて』(69年/20分)
山田雅史『まじろぎの棲家』(04年/3030分)
分藤大翼『Wo a bele −もりのなか−』(04年/30分)
【ゲスト】
康浩郎:
CO2総合プロデューサー。
60年代に大阪自主映画センターを主宰し、
大阪の地下街を映写機とスクリーンを持って
反戦映画を上映しながら行進したりと、挑発的な活動を行った。
山田雅史:
映画監督、ビジュアルアーツ卒業生。
第一回CO2の助成監督として『堤防は洪水を待っている』を監督する。
どこか死の匂いがする独自の映像美は海外でも注目を集めている。
分藤大翼:
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科研修員。
CS番組『シネアストの眼』の1本として『Wo a bele』を企画。
番組シリーズ屈指の作品として評価を得る。
ピカチュウ:
ミュージシャン。
関西ゼロ世代を代表するバンド『あふりらんぽ』のドラム&ボーカル。
分藤監督に触発され、
周囲の反対を押し切りバカ族のもとで1ヶ月暮らす。
−−−−−−−−−−
■トークショー1『トーク バカと会ってきた!』
分藤大翼×ピカチュウ(あふりらんぽ)
アフリカ、カメルーン共和国の熱帯林に暮らす
狩猟採集民"バカ族"を追ったドキュメンタリーの監督と、
実際に1ヶ月間バカ族と暮らしてアルバム『バカがきた!!!』を
制作したミュージシャンが語る「アフリカの光と音」。
■トークショー2『トーク ドキュメンタリーに唾をかけろ!』
康浩郎×山田雅史
ドキュメンタリー映画はただ真実を追えば良いのか?
そこに新しい表現は無いのか?
大阪を拠点に映画作家を育てる
『シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション(CO2)』の
プロデューサーと監督が、ドキュメンタリー映画の常識をぶち壊す。

2007/6/30
『山ドキュin大阪_Deep focus:ルート181』終了っ!!! インプレッション
6/24(日)、無事、
『山ドキュin大阪_Deep focus:ルート181』を
開催することができました。

『ルート181』は、3部構成による"4時間半"の大作。
当日は、あいにくの雨。(しかも、土砂降り =_=;)
それにもかかわらず"82人"の方にご参加いただきました。
ありがとうございます。

朝10時開始の2回上映で、終了時間が夜8時。
長丁場の上映な為、途中休憩では、
お菓子とお茶が振る舞われました。(^^)v
今回のプログラムは、実は急遽開催でした。
当初の予定だった『Vol.4』ではなく、別作品での開催となり、
十分な告知・宣伝が出来ませんでした。
色々と不備な点もあり、反省しております。
『山ドキュin大阪』を楽しみにしてくださる方々も居られて、
スタッフ・メンバー一同、励みなっております。
まだまだ勉強しなければっ!
昨年の7/2に『Vol.1』を「水没の前に」と「S21」で始めて、
なんとか1周年。
この『山ドキュin大阪』で、様々な方と出会うことが出来ました。
これからも"太く長く"続けてゆければと考えています。
応援宜しくです。m(__)m
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『山ドキュin大阪_Deep focus:ルート181』を
開催することができました。

『ルート181』は、3部構成による"4時間半"の大作。
当日は、あいにくの雨。(しかも、土砂降り =_=;)
それにもかかわらず"82人"の方にご参加いただきました。
ありがとうございます。

朝10時開始の2回上映で、終了時間が夜8時。
長丁場の上映な為、途中休憩では、
お菓子とお茶が振る舞われました。(^^)v
今回のプログラムは、実は急遽開催でした。
当初の予定だった『Vol.4』ではなく、別作品での開催となり、
十分な告知・宣伝が出来ませんでした。
色々と不備な点もあり、反省しております。
『山ドキュin大阪』を楽しみにしてくださる方々も居られて、
スタッフ・メンバー一同、励みなっております。
まだまだ勉強しなければっ!
昨年の7/2に『Vol.1』を「水没の前に」と「S21」で始めて、
なんとか1周年。
この『山ドキュin大阪』で、様々な方と出会うことが出来ました。
これからも"太く長く"続けてゆければと考えています。
応援宜しくです。m(__)m

2007/6/3
『ルート181』作品解説 作品解説

YIDFF2005 山形市長賞(最優秀賞) 受賞作品
『ルート181 パレスチナ〜イスラエル 旅の断章』
Route181,fragments of a journey in Palestine-Israel
ベルギー、フランス、イギリス、ドイツ / 2003年
アラビア語、ヘブライ語 / カラー、モノクロ / ビデオ / 270分
監督・脚本・編集 : ミシェル・クレフィ / エイアル・シヴァン
撮影 : フィリップ・ベライシュ
録音 : リシャール・ヴェルト / サリ・エズス
製作 : オマール・アルカタン / ヴェルナー・デュッチ
ミシェル・クレフィ / アラン・ボッタレリ
製作会社 : モメント!
配給 : シンディバッド・フィルムズ / モメント!

2002年夏、
パレスチナ人のクレイフィとイスラエル人のシヴァンの両監督は
二人が生まれた故郷をともに映像でたどる旅に出る。
二人がたどったのは、〈ルート181〉と名付けた架空の道だった。
それは1947年、
パレスチナの地を二分するために国連決議181号で定められた
分割線を意味し、実際には境界になることがなかったルートである。
1948年、イスラエル建国によってパレスチナ住民の多くは追放され、
このルートの大半はイスラエルの土地となった。
さらに1967年、イスラエルは西岸・ガザを占領し、
パレスチナ全土を手中に収めた。
分割決議案から55年後、
イスラエル軍によるパレスチナへの侵攻と過酷な軍事占領が続くさなか、
二人の監督はこのルートに沿って北上し、
この地に住む人々の声と表情を拾っていく。
そこであらわになる様々な〈境界〉に取り囲まれた生の現実と、
歴史の襞が織り込まれた記憶は、今を鋭く問いかける。


2007/6/2
山ドキュin大阪_Deep focus『ルート181』上映会 山ドキュ:告知
ご無沙汰でした。今回の「山ドキュ」は特別プログラムです(^_^)/
今回は「山ドキュin大阪 1周年特別企画"Deep focus"」と題して、
2005年山形映画祭で市長賞(最優秀賞)に輝いた
『ルート181』を上映します。
『ルート181』は、3部構成による"4時間半"に及ぶ大作で、その為、
劇場上映される機会が少なく、1周年の特別企画作品に選びました。
イスラエル・パレスチナ人の監督2人が、
1947年に採択された"国連決議181条"で描かれた境界線を
「ルート181」と名づけ、その道に沿って故郷を共に旅してゆきます。
現在のイスラエル・パレスチナ双方の根深い悲しみと憎しみを、
人々にインタビューしながら"あぶりだし"ていくと言う作品です。
そこには日本では知り得ない、支え合う人々の姿があるのです。
この映画を、政治・宗教を超えて試みた2人の監督の「勇気」を、
是非ご覧下さい。
−−−−−−−−−−
◇日時:2007.6.24(日)
◇開場: 9:30
上映:1回目
10:00−南部(85分)・・・・・11:25終了予定
<10分休憩>
11:35−中部(105分)・・・・13:20終了予定
<10分休憩>
13:30−北部(85分)・・・・・14:55終了予定
----------
<15分休憩>
----------
2回目
15:10−南部(85分)・・・・・16:35終了予定
<10分休憩>
16:45−中部(105分)・・・・18:30終了予定
<10分休憩>
18:40−北部(85分)・・・・・20:05終了予定
◎入退場の混乱が予想されますので、
できるだけ上映開始5分前には会場にお越しください。
◎南部−中部−北部の3部構成の作品ですが、
どのパートからご入場いただいても結構です。
◇料金(上映協力費として):1000円(入替なし)※半券提示で出入り自由
◇場所:ビジュアルアーツ専門学校・大阪 新館3F「アーツホール」
・ビジュアルアーツ専門学校・大阪HP
http://www.visual-arts-osaka.ac.jp/top.html
・ビジュアルアーツ専門学校・大阪-アクセスマップ
http://www.visual-arts-osaka.ac.jp/access/index.html
◇問い合わせ:
ビジュアルアーツ専門学校・大阪 TEL 06-6341-4407(代表)
放送・映画学科、柴田まで E-mail shibata@visual-arts-osaka.ac.jp
−−−−−−−−−−
また、このトピのコメント欄にご質問いただいても結構です。
<サイト管理:柴田>
◆[mixi]のコミュニティもあります。
・[mixi]山ドキュin大阪
http://mixi.jp/view_community.pl?id=953928
今後の活動の為、ボランティアスタッフ等、募集しております。
−−−−−−−−−−
◎下記フライヤーが、現在、大阪近郊の映画館、ギャラリー、
イベント会場 等で配布してます。ご参考ください。
画像は原版です。
今回は予算削減の為、青地の紙に“ガリ版刷”です。(^^;)

0
今回は「山ドキュin大阪 1周年特別企画"Deep focus"」と題して、
2005年山形映画祭で市長賞(最優秀賞)に輝いた
『ルート181』を上映します。
『ルート181』は、3部構成による"4時間半"に及ぶ大作で、その為、
劇場上映される機会が少なく、1周年の特別企画作品に選びました。
イスラエル・パレスチナ人の監督2人が、
1947年に採択された"国連決議181条"で描かれた境界線を
「ルート181」と名づけ、その道に沿って故郷を共に旅してゆきます。
現在のイスラエル・パレスチナ双方の根深い悲しみと憎しみを、
人々にインタビューしながら"あぶりだし"ていくと言う作品です。
そこには日本では知り得ない、支え合う人々の姿があるのです。
この映画を、政治・宗教を超えて試みた2人の監督の「勇気」を、
是非ご覧下さい。
−−−−−−−−−−
◇日時:2007.6.24(日)
◇開場: 9:30
上映:1回目
10:00−南部(85分)・・・・・11:25終了予定
<10分休憩>
11:35−中部(105分)・・・・13:20終了予定
<10分休憩>
13:30−北部(85分)・・・・・14:55終了予定
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<15分休憩>
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2回目
15:10−南部(85分)・・・・・16:35終了予定
<10分休憩>
16:45−中部(105分)・・・・18:30終了予定
<10分休憩>
18:40−北部(85分)・・・・・20:05終了予定
◎入退場の混乱が予想されますので、
できるだけ上映開始5分前には会場にお越しください。
◎南部−中部−北部の3部構成の作品ですが、
どのパートからご入場いただいても結構です。
◇料金(上映協力費として):1000円(入替なし)※半券提示で出入り自由
◇場所:ビジュアルアーツ専門学校・大阪 新館3F「アーツホール」
・ビジュアルアーツ専門学校・大阪HP
http://www.visual-arts-osaka.ac.jp/top.html
・ビジュアルアーツ専門学校・大阪-アクセスマップ
http://www.visual-arts-osaka.ac.jp/access/index.html
◇問い合わせ:
ビジュアルアーツ専門学校・大阪 TEL 06-6341-4407(代表)
放送・映画学科、柴田まで E-mail shibata@visual-arts-osaka.ac.jp
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また、このトピのコメント欄にご質問いただいても結構です。
<サイト管理:柴田>
◆[mixi]のコミュニティもあります。
・[mixi]山ドキュin大阪
http://mixi.jp/view_community.pl?id=953928
今後の活動の為、ボランティアスタッフ等、募集しております。
−−−−−−−−−−
◎下記フライヤーが、現在、大阪近郊の映画館、ギャラリー、
イベント会場 等で配布してます。ご参考ください。
画像は原版です。
今回は予算削減の為、青地の紙に“ガリ版刷”です。(^^;)


