2010/6/21

作品解説:『要塞』  作品解説
■『要塞』 YIDFF2009「優秀賞」
「The Fortress」監督:フェルナン・メルガル Fernand Melgar
スイス/2008/フランス語ほか/カラー/35mm/105分 ※当日はデジタル上映です。
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スイスの難民受け入れ施設。
そこには亡命を希望する人々が、当局の決定を待つ間一時的に収容されている。
様々な理由で故国を離れ、生きる場所を求めて世界中から流れ着いた者たちと、
受け入れの是非を検討する職員たち。施設内に生まれるささやかな交流。
日常的に"選別"が行われている場を見つめ続けることによって、
今日の難民問題の現実を浮き彫りにする。
監督自身も子どもの頃、スペインの組合活動員だった両親と共にスイスへ亡命し、
入国審査を受けた経験がある。

本作はまた、2008年の「第61回ロカルノ国際映画祭」で"新鋭監督賞"も受賞している。
・第61回ロカルノ国際映画祭の金豹賞はメキシコの「Parque Via」に
 http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/index.html?cid=6861312
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2010/6/21

作品解説:『忘却』  作品解説
■『忘却』 YIDFF2009「山形市長賞(最優秀賞)」
「Oblivion」監督:エディ・ホニグマン Heddy Honigmann
オランダ、ドイツ/2008/スペイン語/カラー/ビデオ/93分
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ペルーの首都リマに生きる老バーテンダー、高級レストラン給仕や革職人、
路上パフォーマンスで日銭を稼ぐ若者や子どもたち。
歴代の大統領就任式と交差しながら、バーテンダーの作るカクテルや
大道芸人たちの小道具、記憶力をよくするカエルジュースなど、
彼らが作りだす産物と語る言葉の数々が手厚くちりばめられる。
経済的に政治的に困難な状況を生き続けるために人々が忘れていること、
忘れえないことに耳を傾け、丹念に編まれた『忘却』という一編の詩は
慈しみに溢れている。

『メタル&メランコリー』、『アンダーグラウンド・オーケストラ』等、
社会と市民に寄り添うようなカメラが魅力的な、
他作品も山形で紹介されている、エディ・ホニグマン監督の新作。
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