2009/2/20

文脈的整合性の問題  
久々に渡辺氏よりコメントをたまわった。その内容は多岐にわたるが、教学試験のことでお返事申し上げるならば、まさにおっしゃるとおりなのだろう。

過去に比べて、登用試験そのもののレベルが大幅に低下しているのは事実であり、これは多くの人の指摘するところでもある。

しかし、弁護にならない弁護をしておくと、わたくしの記憶では二十数年前にはまだ四級と五級がなかった。つまり、登用試験の次は三級であり、ぜんぶで四種目しかなかったのだ。その後、昭和六十年代に四級が設けられ、おそらくは平成元年に五級が設置されて、全六種目の体制が整ったのだと思う。
つまり、かつての登用試験は現在の四級程度の水準だと考えられるわけで、言い方を変えれば、現在の登用試験はレベルを二段階下げたものなのである。
しかし、これが弁護にならない弁護であることは、自明である。なぜならば、教学試験そのものがすでに形骸化しているからだ。さらに厳密に言えば、今は六種目が行われることはないのだから、形骸化どころの話ではなく、実質的には破綻しているのである。
よって、もし仮に全種目が実施されているならば、登用試験のレベルが低いとしても相当であって、むしろ問われるべきは二級や一級の水準がどうであるか、なのである。もし顕正会の上級試験が法華講員や創価学会員に馬鹿にされる水準だとしたら、なるほど、現場において彼らにまったく歯が立たないのも道理である。

前にも何度か書いていると思うが、わたくしは顕正会員の潜在能力をけっしてあなどれないものだと思っている。しかしながら、今現在はその能力を発揮する機会がない。それはひとえに本部首脳の責任であり、最終的には浅井先生の責任である。

う〜ん、しかし、これでは渡辺氏にまた何か言われそうである。そういう問題ではないだろう・・・と。

さて、話題を変えよう。

山門入り口氏は相変わらずトンチンカンである。わたくしの文章をちゃんと理解していない。

教学試験の受験者が多いか少ないかという議論をするならば、その基準をどこに置くか、そこが明確でなければ話にならないのである。すでに多くの読者には了解できていることと思うが、氏とわたくしとではその基準が異なっている。だから噛み合わないのである。
わたくしは今回、顕正会の会員数を三万人と想定した上で書いたわけである。その根拠は一昨年の長野での集会に三万人が集っていることだが、山門氏の基準とするところはそれとは異なる。氏は入信者数をベースに論じているわけである。
何を考えておるものかと思う。すでに顕正会の総会員数であるとか、折伏成果などの実態はデタラメきわまることが判明しているわけだから、それを基準に論じたところでイヤミにしかならないのである。しかも最終結論として顕正会の実数を五・六万程度であると書いているわけだが、いったいこの根拠はどこにあるのか、コメントの文章だけでは判然としないのである。
ゆえに、失礼ながらも正直なところ、トンチンカンだと書いたのだ。

http://white.ap.teacup.com/ganko/630.html

二年前になるけれども、顕正会の会員数について、リンク先のごとく書いた。わりと山門氏の数字に近い結果が出ている。
ゆえに、氏の数字を否定するつもりはないのである。ようは根拠もなしに結論だけを書き散らすことを指摘しているのだ。もちろん、何でもかんでも必ず根拠を添えなければダメだと言っているのではない。今回の場合は文章の構成上の問題を指摘する意味もあるのだ。
つまり、顕正会の会員数が六万程度であるならば、今回の教学試験の受験者数はけっして少ないとは言えないことになるはずである。そうすると氏はいったい何が言いたかったのか、それがさっぱりわからなくなるのである。

逆にわたくしの書いていることは単純明快である。顕正会の会員数は三万人しかいない。そのうちの二万三千人が六種目中の二種目に集中してしまっている。このイビツな実態は、もはや末期的である。何しろ伝統という言葉に縛られて、それも毎年のごとく過去最高を更新し続けるものだから、この無理がたたって、どんどん悪化する一方なのである。

しかし、三万人はさすがに過小評価ではないか、という意見もあることだろう。

確かにそのとおりである。本当の数字はわからない。本部の然るべき人物の証言でも得られればまだしも、外側から見ているだけではわからなくて当然である。

一月度総幹部会で女子部幹部大会の開催が発表された。なんと五月に一万人の集会を行なうそうである。夏の男子部大会は何年も前から言われ続けていることだが、女子部のほうは唐突である。
わたくしの会員数三万人の根拠はここにもある。ようするに、一万人程度であれば、すぐにでも結集できるというのが顕正会の実力である。女子部において一万人ということは、いわゆる四者で四万人、単純計算すればそうなる。
しかし、顕正会においては女子部が最強であり、他の追随を許さないくらいである。逆に、いちばん弱いのは壮年部である。問題はこの補正値をどのように出すか、それが難しい。
そういうわけで、結論的にはかなりアバウトというか、いい加減ではあるけれども、四者合計で三万人程度と考えておけば間違いないのではないか、と思う。

最後に顕正新聞第1128号の記事を紹介しよう。

 また顕正会は百三十万人もいる中で、本日、完成まもない新青年会館で自身が登壇の機会を頂き、何という宿縁なのかと感謝・感激の思いであり、何よりの大功徳であります。

この人は昨年十一月の入信というから、まだ顕正会の実態を知らないのだろう。ゆえに、もしかしたら本当に会員が百三十万人もいると信じているのかもしれない。

わたくしはいつも思う。だから多くの人が途中で失望して去っていくのである。これをどうにか改善できないものかと思うのだが、もはや今さらどうにもならないのだろう。

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