2005/9/20

撰時抄の対校  
甚だ横着であるが、御書の掲載されているサイトから、そのまま転載させていただく。

今現証あるべし日本国と蒙古との合戦に一切の真言師の調伏を行ひ候へば日本かちて候ならば真言はいみじかりけりとおもひ候なん、但し承久の合戦にそこばくの真言師のいのり候しが調伏せられ給し権の大夫殿はかたせ給い、後鳥羽院は隠岐の国へ御子の天子は佐渡の嶋嶋へ調伏しやりまいらせ候いぬ、結句は野干のなきの身にをうなるやうに還著於本人の経文にすこしもたがはず叡山の三千人かまくらにせめられて一同にしたがいはてぬ、しかるに今はかまくらの世さかんなるゆへに東寺天台園城七寺の真言師等と並びに自立をわすれたる法華宗の謗法の人人関東にをちくだりて頭をかたぶけひざをかがめやうやうに武士の心をとりて、諸寺諸山の別当となり長吏となりて王位を失いし悪法をとりいだして国土安穏といのれば、将軍家並びに所従の侍已下は国土の安穏なるべき事なんめりとうちをもひて有るほどに法華経を失う大禍の僧どもを用いらるれば国定めてほろびなん、

今現証あるべし。日本国と蒙古との合戦に一切の真言師の調伏を行なひ候へば、日本かちて候ならば真言はいみじかりけりとをもひ候ひなん。但し承久の合戦にそこばくの真言師のいのり候ひしが、調伏せられ給ひし権の大夫殿はかたせ給ひ、後鳥羽院は隠岐の国へ、御子の天子は佐渡の島々へ調伏しやりまいらせ候ひぬ。結句は野干のなきの己が身にをうなるやうに、還著於本人の経文にすこしもたがわず。叡山の三千人かまくらにせめられて、一同にしたがいはてぬ。しかるに又かまくらは、日本を失はんといのるかと申すなり。これをよくよくしる人は一閻浮提一人の智人なるべし、よくよくしるべきか。今はかまくらの世さかんなるゆへに、東寺・天台・園城・七寺の真言師等と並びに自立をわすれたる法華宗の謗法の人々関東にをちくだりて頭をかたぶけ、ひざをかゞめ、やうやうに武士の心をとりて、諸寺諸山の別当となり、長吏となりて、王位を失ひし悪法をとりいだして、国土安穏といのれば、将軍家並びに所従の侍已下は国土の安穏なるべき事なんめりとうちをもひて有るほどに、法華経を失ふ大禍の僧どもを用ひらるれば、国定めてほろびなん。


前者がいわゆる学会版、そして後者が大石寺の平成新編である。

もし顕正会員でこのブログをご覧の方がいらっしゃれば、御真跡ないし古写本をもって照合したという顕正会版の撰時抄と比べていただきたい。


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