2006/12/2

逮捕報道分析の続き  
めずらしく文章が長くなってしまった。以下は前項の続きの文章である。

はたして教義上、お守りを切ることを正当な行為だとすることができるのかどうかと問われれば、わたくしは正当とは認められないと思う。が、それは稿を改めることとして、仮に正当な行為だとしよう、するとどうなるかである。

最悪の場合、浅井先生がしょっ引かれることになると思う。

どれほど宗教上の正当性を主張しても、たとえそれが絶対的な真理であったとしても、現行法に違反すれば例外なく罰せられるのである。それが国法というものであり、まさに国家権力のひとつのあらわれなのである。

ゆえに容疑者は否認しているのだろう。それしか選択肢はなかったに違いない。

もう一つ書いておくと、フェイクには次のごとくの記述がある。

また、埼玉県入間市でも、顕正会の会員の女二人が、中学時代の同級生だった女性(二二歳)に対して「持っていると不幸になる」などと暴言を吐き「お守り」三個をハサミで切り刻んだとして逮捕された。

日テレにある、別の顕正会員二名の逮捕に該当すると思われるが、しかし、これはどの報道機関によるものだろう、ここまで詳しく書かれているサイトをわたくしはさがしあぐねている。しかもこちらはお守りが三個だというのだから、もう一つの事件よりもすごいではないか・・・

おそらく報道でメインあつかいになったほうは婦人部系統であろう、そしてこちらは女子部だと思われる。それは年齢からの推測であるが、事件の内容からすれば女子部のほうがメインになってもおかしくないはずである。

では、なぜ逆になっているのか?

これはようするに七月の館林の事件と同様だと思う。かの事件の容疑者は五十八歳の男性だった。今度の場合は四十七歳の女性である。いずれも社会的には言い訳の利かない、イイオトナである。ゆえに懲罰的な意味が強いのだろう。

青年層においては、ある意味で加害者であると同時に被害者でもある、というようなことがカルト問題の専門家によって指摘されている。よって、やや情状酌量的な意味があるのではないかと思う。

分別盛りの壮年部員・婦人部員は今一度、己れの活動行為全般を点検しておくべきだろう。さすがに好き好んで積極的に逮捕されたいと思っている人はいないだろうから・・・

2006/12/2

逮捕報道分析  
入会迫り、お守り切る 顕正会会員2人逮捕<11/30 13:01>

 埼玉・行田市のレストランで今年4月、48歳の主婦に入会を執ように迫った末、主婦が持っていたお守りのストラップをはさみで切ったとして、宗教法人「顕正会」会員・●●●●容疑者(47)ら2人が器物損壊の疑いで逮捕された。
 また、同じように勧誘中に相手のお守りを切り刻んだとして、別の顕正会の会員2人も警察に逮捕されている。



「顕正会」の会員2人逮捕、事務所捜索

 宗教法人「顕正会」の会員の女2人が、埼玉県に住む48歳の女性を勧誘中に女性の持っていたお守りをはさみで切ったとして、埼玉県警に逮捕されました。県警は、茨城県にある「顕正会」の事務所も捜索しました。

 器物損壊の疑いで逮捕されたのは、東京都江戸川区に住む「顕正会」会員、●●●●容疑者(47)ら2人です。

 ●●容疑者らは今年4月、埼玉県行田市内のレストランで、48歳の主婦に「お金が入って来なくなる」などと言い、主婦の持っていたお守り2個をはさみで切った疑いが持たれています。

 調べによりますと、●●容疑者らは「耳を治すにはいい方法がある」などと言って、およそ5時間に渡り、「顕正会」に入信するよう、この主婦を勧誘したということです。

 さらに、勧誘を受けた主婦は「茨城県にある事務所に連れて行かれた」と話しているということです。調べに対し●●容疑者は「知らない」「関係ない」と話しているということです。警察は、詳しいいきさつを調べています。(30日13:40)



昨日の拙文はまさに文字どおりの駄文であって、ひじょうに話が拙劣である。ゆえに今日はそれを補足するところから話をはじめたい。

上掲は、上段の記事が日テレのサイトであり、下段はTBSである。
TBSの記事は削除されていると書いた。しかし、グーグルではリンク切れになっているけれども、TBSのサイトに直接アクセスしてみたら、まだ記事が残っていた。

昨日、わたくしはストラップがどうのこうのと書いた。
しかし、二つの記事を読み比べれば一目瞭然のごとく、日テレではストラップを切ったと報じているけれども、どうしたわけかTBSではお守り本体を切ったかのごとく報じている。しかもお守りの個数まで書いてある。文章の量からも明らかなごとく、日テレの報道よりもTBSのほうがより詳しく報道していることになるだろう。
しかし、不審が残る。日テレは短い報道にもかかわらず、お守りのストラップということまで言っているわけである。この部分に限ってはある意味、TBSより詳しいとも言えるであろう。また、日テレでは別の二人の逮捕も報道しているのであるが、TBSでは報じていないのである。この辺がどうもチグハグな感じを否めない。
ゆえにTBSが恣意的にストラップ云々を説明しなかった可能性もあるだろう。
もちろん、ストラップだから問題ないなどと言うつもりは毛頭ない。ただ、そもそもお守りとストラップの組み合わせは用語として違和感があるので、まさか日テレの誤報とはとうてい考え難いのである。ゆえにストラップのことが気になって、昨日の文章となったわけである。

それから、四月の出来事にもかかわらず、なぜ今頃になって逮捕されたのかを書いた。しかし、これもあまりデキのいい文章ではなかったので、補足したいと思う。

ようは類似の事件が重なったのである。
勧誘トラブルが頻発しているとなれば、組織犯罪の疑いが持たれても不思議でない。それと同様に、お守りを切る行為が複数あったのだろう、ゆえにこれも組織的な犯罪の可能性があるものと見なされたわけである。
シロウトながら思うことは、組織犯罪ともなれば捜査する側も慎重を期すことだろう、証拠固めをじゅうぶんにした上で、逮捕に踏み切るものだと思う。ゆえに時間が掛かっても不思議はない。

ここで顕正会員に問いたいのは、このお守りを切る行為を教義上、正当化できるのか否かである。
まさか組織的にやっているとは思われない。わたくしとて先年までは顕正会の内部にいたわけであるから、それはあり得ないと確信している。だが、謗法に対する潔癖さを自慢する顕正会のことだから、組織的にそのような行為を推奨しているわけではないにしても、自発的な行為として行なわれる可能性は否定できないのである。わたくしとて、さすがにお守りを切り刻んだことはないけれども、それに近いことをやってしまったことが遠い昔にはあったのである。
当然に組織が大きくなれば、同様の行為に及ぶ者が同時多発的に発生し得るわけである。

そういうわけで、この手の被害が全国的に起きていて、実際に被害届けが多数出されている状況が想像できるのではないかと思う。


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