2006/12/5

火刑式  
瑠璃堂さん、富士川さん、ウィンズさん、どうも恐れ入ります。

詮ずるところは、所有者本人の自己責任のもとで煮るなり焼くなりするならば何の問題もない、ということではないかと思います。
また、ウィンズさんのおっしゃるように、それで顕正会が拡大したところでどうなるものか、との視点はひじょうに重要ですが、さしあたっては別の話題ということでご勘弁ねがいます。
以下はいつもながらの独白でまいります。

さて、今日の表題もまた、何それ? というような人が少なくないのではと思う。

実はこれ、わたくしも知らなかった。
いや、誰でも知っている、一度や二度はテレビなどで目の当たりにしているはずである。だが、火刑式という言葉それ自体は、あまり普及しているわけではないと思う。
うまく説明できないので、とりあえず次のサイトをご覧になられたい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E5%88%91%E5%BC%8F

わたくし自身、言葉は知らなかったが、例えば小泉前首相が燃やされている・・・いやいや、小泉前首相の写真が燃やされている・・・その映像を何度か見たことがある。ようはこれが火刑式である。
どちらかというと、擬似火刑とでも表現すべきところかもしれないが、火刑式もなかなかのネーミングだと思う。いずれにしても、ある種のバーチャル殺人であることは間違いない。小泉さんは何回死んだことだろう。

リンク先の説明では示威行動と書かれているが、もっとあからさまに言えば挑発行為である。早い話がケンカを売っているようなものであろう。

これがヤッカイなのは、まさに所有者本人がそれを行なっていることなのである。
例えば小泉さんの写真集がある。本屋で売られている。それをお金を出して買えば、その人の所有物になる。ゆえにその本を煮ようが焼こうがその人の勝手である。
火刑式とは、まさにそれを公衆の面前で行なうわけである。もはやケンカを売っている以外のナニモノでもない。ゆえにリンク先の説明にあるごとく法律で禁止している国もあるようだ。しかし、アメリカなどでは表現の自由だとして、処罰できないことになっているらしい。

御書には相似の五逆ということが出てくる。
顕正会員もよく知るように、仏は殺害されることはない。ゆえに出仏身血が仏に対するもっとも重い逆罪となる。
だが、仏像の場合は簡単に破壊できる。いわゆる木画などは、火にくべれば一巻の終わりである。まさに火刑式の絶好の餌食なのだ。
実際、どこかのサイトで、御本尊を燃やしている映像だか画像だかを公開していたことがある。他人の家の本尊だったら大問題であるが、所有者本人がそれをやっている以上は文句が付けられない。ゆえにひじょうにヤッカイなのである。

何年か前にバーミアンの大仏が破壊された。まさに相似の五逆罪である。その張本人であるタリバン政権はあっという間に崩壊してしまった。

これは罰であろうか? いわゆる還著於本人なのか?

顕正会員はこれにどのように答えるだろう、ぜひとも聞いてみたいものである。

わたくしの思うに、権仏にしてもかくのごときの現証がある、いわんや・・・というのが大聖人の御論法ではなかろうか?

仮にまったく利益のない仏がバーミアンの大仏だったとしよう、顕正会員の論理でいけば破却すべきことになる。タリバンと同じなのだ。
利益のない仏というよりは、謗法と言ってしまったほうが手っ取り早いだろう。タリバンは謗法を除去したのである。それでいて政権が崩壊したのはなぜだろう? 単なる偶然か?
わたくしは権仏にもいくぶんかの利益があるのかもしれないと思う。ゆえに罰が当たったのだと・・・いや、ここまで言ってしまうと問題があるかもしれないので修正しておこう。ようするにバーミアンの大仏はタリバンの所有物ではなかった、他人のものだった、あるいは人類の文化遺産と表現したほうが適切だろうか、彼らはそれを破壊したのである。つまり法に過ぎたのだ。法に過ぎれば罰が当たるのである。

話の結論が見えたと思う。

顕正会員が他人のお守りを切り刻んだ行為は、すでにして法に過ぎたことなのである。換言すれば、道理に反していることなのだ。
仏法と申すは道理なのである。ゆえに、かの顕正会員は道理に反した、仏法に背いたのである。実は謗法を除去しようとして、かえって謗法行為を働いてしまったのである。このことに気がつかないといけない。

昨日のお焚き上げと今日の火刑式はまったく異なる概念である。どちらかというと顕正会員のやっていることは火刑式であるが、しかし、他人の所有物を火刑に処しているわけだから、完全なる違法である。
ゆえに、どうせならば最初に相手からお守りを買い取って、それから切るなり焼くなりするがいいだろう。けれども相手には、それはケンカを売っているとしか見えないはずである。
それでもやるならやりなさい。もはや、わたくしの知ったことではない。


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ