2007/12/27

師走随想  
昨夜から今朝にかけてコメントをいくつか頂戴しているが、挨拶は抜きとさせていただく。

顕正新聞第1088号の一面には、長崎会館完成の報道があるけれども、浅井先生の講演はまだ載せられていない。で、二面と三面には千葉会館での講演が載っている。こうして見ると、浅井先生もけっこう忙しい。東奔西走の様子が伝わってくる。そしてそれに連動して顕正新聞も、紙面のやりくりが忙しくなるのだ。

千葉会館の講演では、御生骨の大現証を話していた。これが話題の中心だったわけだが、わたくしはこれに関して、さしたる知識を持っていないので、それほど書くこともない。一つ言えることは、今のままでは永遠に拝見することができない、それが顕正会員であるという現状認識を持たねばならないことだ。この話はこれでオシマイ。

この講演の前半では、仏法に偶然はない、御本仏出現の国を「日本」という、自然感通、などの見出しが並んでいる。これらは教学的に、ひじょうに興味深いところである。
たまたま今朝、五人所破抄を拝読していた。そこに出てくる御文と今回の講演には何らかの関連性があると思った。以下の部分がそれである。

 次に日本は総名なり、亦本朝を扶桑国と云ふ。富士とは郡の号、即ち大日蓮華山と称す。爰に知んぬ、先師自然の名号と妙法蓮華の経題と山州共に相応す、弘通此の地に在るなり。遠く異朝の天台山を訪らへば台星の所居なり、大師彼の深洞を卜して迹門を建立す。近く我が国の大日山を尋ぬれば日天の居住なり、聖人此の高峰を撰んで本門を弘めんと欲す。閻浮第一の富山なればなり。五人争でか辺鄙と下さんや。

先師自然の名号と妙法蓮華の経題と山州共に相応す・・・

これは凄い。わたくしなりに拝すると、ここでは御本仏大聖人と妙法五字の大曼荼羅と富士山の関係を仰せられているのだと思う。御文によれば、大聖人はこの高峰を選んで本門を弘めんとあそばされたわけであるが、すると当然ながら一期弘法抄がこの背景にはあることになるだろう。それ以外には会通の仕様がないと思う。

さて、自然感通の小見出しに続いては、「天照太神、安房の国に」という小見出しがついている。ここは先日すでに触れたところである。

http://diary.jp.aol.com/ganko/961.html

この時点では、まだ顕正新聞は出来していなかった。どこから情報を得たのか・・・おそらくは山門入り口氏の提供資料であろう。最近は氏の情報に依存する度合いが大きくなっている。いかなる意図をもって情報を流しているのか不明のところがなきにしもあらずであるが、ともかく内容的には確実な情報なので、ひじょうに助かっている。

さて、顕正新聞には次のごとく書かれている。

 その守護の善神こそ、日本国の最初の国主たる天照太神(あまてらすおおみかみ)です。

おそらく、日本国の最初の国主、という言い回しはこれが初めてだろう。だから何が言いたいかというと、とりあえずは何もない。いちおう備忘録の意味でここに記したまでである。

ちなみに、若い頃の恥ずかしい話を書くと、わたくしは天照太神をアマテラスオオミカミと読むことをまったく知らなかった。テンショウダイジンが一般的にも使われているものと思っていた。それで折伏の時に恥をかいたことがある。
上掲のごとくカッコ書きされていれば、間違えることはなかっただろう。
同様の意味で、「始めて」も気をつけないといけないと思う。今回の講演でも「始めて」が何箇所か出てくる。これを若い会員は当たり前のように使うかもしれない。だが、現代国語としては芳しくないのである。

教学強化ということは、こうした世間との違いを分別できる知性を身につけることでもあるだろう。


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ