2015/2/13

「学会員を救う特集号」の感想  
沖浦氏は意気軒昂である。年齢的にはそろそろ衰えてもよさそうなものだが、どこまで行っても意気軒昂である。この客観的事実はいかんともし難い。

ようやくにして「学会員を救う特集号」が出来した。

ほぼ同時期、白馬に顕正会員が出没している旨の情報がもたらされた。しかし、沖浦宅を訪れる顕正会員は皆無だという。

この理由はさまざま考えられるが、すでにコメントにあるごとく、「要らない」というのがもっとも有力な意見かもしれない。こんなヤツは要らない、使い物にならない、組織が乱れるだけだ。
まあ、しかし、それ以前の問題として、沖浦氏が入会するとはとうてい思えない。つまり、行くだけムダであると。こんなふうに思っている人も少なくないだろう。顕正会は成果主義なので、どう見ても入信・入会しそうにない人は、ハナッから相手にしないのだ。いや、もちろん、そういう人ばかりではないのだが、全体的な傾向としてはそんな感じだと思う。
それからもう一つ、まったく別の理由としては、やはり沖浦氏には勝てそうにないと思っているのかもしれない。今の顕正会の平均的な教学力ではかなり手強い相手であり、入会させられるかどうかという問題以前に、相手を破折し切れるかどうかというところで、つまづいている可能性もあるだろう。

ただし、もしかしたら顕正会員が訪れるかもしれない。婦人部ないし女子部系統の人が「学会員を救う特集号」を携えて、沖浦宅を訪れるかもしれない。そのための特集号だからだ。

さて、その特集号であるが、わたくしの知る限りではずいぶんと評判が悪い。

2015/2/9 19:45
投稿者:ユタ
 こんばんは。

 顕正新聞1月25日号は自宅に届きました。
 『学会員を救う特集号』と銘打ったものですが、正直
言って内容を見るに、そもそも読む気の起こらないもの
です。
 仮に読んだところで、んっ?さんや沖浦さんが改心さ
れるとは到底思えません。
 どの辺が?……全部です!
 結局、浅井会長を賛美しているだけで、これでは他の
号と変わらない。
 最終的には、「唯一正しい顕正会に入会せよ」とのこ
とでしょうが、顕正会だって肝心の大御本尊様に内拝で
きないのですから、言ってることが違うだけで、やって
ることは同じなんですよ。
 それだけです。


ユタ氏にしてはめずらしく、ずいぶんと突っ込んだ書き方をしていると思う。ようは辛辣ということだ。

また、セロリ氏の評価もベラボウに厳しい。

http://blogs.yahoo.co.jp/no_sleep502goal/13309058.html

ちなみに、この直前の投稿も秀逸なので、興味のある人は参考にされるとよいだろう。

さて、そこでわたくしの見解であるが、すでにユタ氏やセロリ氏の投稿に尽きているので、もはや何も書くことがない、というのが結論である。つまり、彼らとほぼ同意見ということだ。そんなわけで、さすがのわたくしも顕正会側に立って弁護する自信がない。残念ながら、それがわりと客観的な評価なのではないかと思う。

以下、重複を覚悟でわたくしなりの説明を試みることにする。

創価学会ついに「戒壇の大御本尊」を否定
 これぞ極限の大謗法、無間地獄の業因
 早く悪師を捨て、成仏を願う大道念に立て


特集号のベースは十二月度総幹部会の会長講演であるが、大幅な加筆がなされている。なんと第一面から始まって五面の最後までを会長講演が占めているのだ。ようはベラボウに長い文章である。

その大見出しが上掲である。いかがだろう、この見出しだけを読めば宗門と共闘できると誰もが思うのではないか? しかし、そうは問屋が卸さないのだ。

宗門も同罪

これでオシマイである。宗門との共闘はあり得ない。誰が読んだってわかるはずだ。

しかもである。このことを説明するために、いったいどれだけの紙数を使っているかが問題なのだ。五ページ中、二ページをいわゆる御遺命守護の歴史に費やしている。俗に浅井武勇伝と呼ばれるヤツである。

わたくしはこれが最大の失敗だと思う。

簡単に言うと、欲張り過ぎである。今回に限っては顕正会の存在を消してもよかった。それが本物の信心だと思う。ようするに戒壇の大御本尊だけを純粋にお守り申し上げる。この一点勝負をするべきだった。

しかし、それでは意味がないというか、顕正会としては不満だったのだろう。自分たちの立場を宣揚したいという、自己顕示欲に駆られてしまったのだ。
もっとも、それは今に始まったことではなく、以前からそうだったのだ。すでに独立教団路線を歩み出して久しいわけで、今さら自分たちの存在を消すことなど、少しも考えなかったのかもしれない。
むしろ創価学会と同時に宗門を否定することで、消去法的に残るは顕正会だけであると言いたいわけなのだ。

ということで、宗門との差別化を図るために御遺命守護の歴史を加筆した。それがなんと、全体の半分近くを占めることになった。ために話が複雑になり過ぎて、わけがわからなくなってしまった。

以上が失敗のゆえんである。欲張り過ぎにも程がある。

もう少し書こう。

はたして創価学会員がどこまで理解できるのかが疑問である。読む気がしないという意見もあるくらいだ。仮に一字一句逃さずに読んだとしても、はたして理解ができるかどうか、そこがひじょうに悩ましいところである。
「なぜ学会員は功徳を失ったか」という本がある。この翌年だかにも本が出ていて、そちらのほうも相当のボリュームだった。あるいは冨士の「御遺命守護の戦い」特集号。最近では折伏理論書改訂版。わたくしはこれらを読んで御遺命守護の歴史を学んできた。
それに引き比べると、今回の特集号は相当に圧縮していて、いわば動画の早送りを見ているような印象を拭えない。もちろん浅井先生ないし顕正会首脳部は熟慮の上で要約を試みたのであろうが、それが成功しているかどうかは微妙なところだと思う。

つまり、事情をまったく知らない創価学会員がこれを読めば、頭が混乱して余計にわけがわからなくなる可能性があるのだ。もしそうだとすれば失敗である。

細井日達管長、細井日達貫首、細井管長、細井日達

さらにどうでもいいことを書くと、わたくしはこの表記の乱れが気になった。たぶん、それぞれに意味があってそのように表記しているのだろうけれども、そんなことは関係ない。細井日達管長と細井管長はよいとしても、あとの二つはヘンである。つまり、普通の読者ならば、そこに込められた意味がどうであれ、単なる誤植だと思う可能性があるのだ。たくさんの人に読ませるつもりの特集号としてはどうかと思う。

阿部日顕、阿部

日顕上人については完全に呼び捨てである。これでは宗門との共闘など絶対にあり得ない。それはともかく、わたくしが気になったのは別の意味においてである。

創価学会も日顕上人を悪し様に言っている。この点では顕正会と創価学会は兄弟分である。では、どちらが兄貴かであるが、当然ながら創価学会が兄貴である。顕正会はデキの悪い弟だ。
わたくしの知る限り、創価学会では日顕と呼び捨てにしている。彼らは阿部とは言わない。もちろん、いずれも賛成はしないが、大局的な意味では前者が正解である。後者はダメである。
創価学会には会員がたくさんいる。阿部姓の人も無数にいるだろう。つまり、日顕上人憎しのあまり呼び捨てにするにしても、阿部姓の人たちを慮れば阿部とは呼び難い。これが常識というものだ。
浅井先生はこの点の配慮に欠けている。デキの悪いゆえんである。

もう一つ、瑣末なことを書いておこう。

 学会も「もう逃げられない」と観念したのであろう、秋谷栄之助副会長、原島崇教学部長、山崎正友弁護士の三人が代表として論判に応じた。場所は東京向島の常泉寺。両者とも背水の陣であった。

浅井武勇伝と揶揄されるのは、いつまでも過去の話を引きずっているからである。確かに上掲は御遺命守護の名場面であり、映画にでもすれば見応えのあるシーンとなるだろう。ところがである。秋谷栄之助副会長は後に会長となり、長くその座に留まっていたが、残りの二人は後に反逆者の烙印を押されている。それもずいぶん昔の話なのだ。
つまり、当時の創価学会員であれば上掲の事実に驚くだろうし衝撃を受けるかもしれないが、今の会員たちにとってはピンと来ない話なのである。あたかも今の若い顕正会員が克衛の存在を知らないのと同じことなのだ。
ゆえに無理を承知で言えば、城衛あたりが新武勇伝を拵えて、それを大いに宣伝すれば効果絶大であろう。創価学会の現役大幹部の誰々と法論して論破しただとか、宗門の誰々だとか法華講の誰々だとか、そういう人たちをやっつけないことには話にならないのだ。

創価学会の組織構成を詳しく知らないが、おそらくは青年部長だとか男子部長と呼ばれる人がいることだろう。創価学会は層が厚いので、その立場にたどり着くまでには、さまざまの艱難辛苦を味わっているはずである。つまりは鍛えられている。そして彼らは若き会員たちの憧れの存在でもあるのだろう。その青年部長だとか男子部長を木っ端微塵に粉砕することが出来れば、また、それが動画などで公開されれば、一気に潮目が変わることだろう。

わたくしは浅井先生の御遺命守護を否定するつもりはない。ただし、もう古いのだ。いつまでも過去の勝利(?)に酔い痴れていても仕方がない。新しい戦いを起こして新しい勝利を獲得しなければいけない。もちろん先生がやる必要はない。城衛がやればいい。いや、城衛でなくてもいいのだ。他に有能な幹部がいるのならば、それをどんどん前面に出していけばいい。

ところが顕正会はいつまで経っても過去から脱却できないでいる。結局は誰かが言っていた老害ということなのだろうか?


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ