2017/12/31

ヘラズグチ  
歩氏より質問が寄せられているが、特に目新しいことを申し上げるつもりはない。前回の拙稿に、六根が研ぎ澄まされて頭がスッキリしている、とあるのが答えである。おそらくはその逆が諸根闇鈍なのだろう。もちろんこの言葉の前後には、現代感覚に照らして問題となるだろう数々の表現があるのだが、それはまた別の議論ということでご容赦願いたい。

さて、今日は顕正新聞第1424号である。当該号は「国家破産」特集号と銘打たれていて、内容は十月度総幹部会の記事を中心に組まれているが、総選挙直後のことでもあり、会長講演が注目されるところである。

自民党大勝は「漁夫の利」

安倍政権は必ず崩壊する


数々の見出しの中から選挙関連の部分を拾ってみた。本文中には次のごとくある。

・・・民進党の不可解な小池新党への合流によって野党が分裂し、この敵失により自民党が「漁夫の利を得た」という以外にない。

言っていることは正しい。しかも小池氏に失言があって、それが流れを大きく変えてしまったような印象がある。

慢心したのか予定の行動だったのかはわからないが・・・

いわゆる小池氏の排除発言を指してのことだ。

 かくて「希望の党」は、希望が失望に、失望が絶望に、そして今や滅亡せんとしている(爆笑)。

浅井先生も他人事だと思って言いたい放題である。

 このようなドタバタ劇の中で、「立憲民主党」が小さいながらも野党第一党に躍進したことは、「筋を通した」という意味で爽やかでした。

これは多くの人が言っていることであり、誰もが共感する話なのだと思う。特に浅井先生の場合は妙信講時代のことが投影されて、なおさらその感を強くしたのかもしれない。

 さて、自民党が勝ったことにより、安倍首相は続投となった。
 しかし、安倍政権は必ずまもなく崩壊する。私は確信しております。


こういうのを減らず口と呼ぶのだと思う。負け嫌いの浅井先生らしい発言ではあるが・・・

もちろん根拠があって言っているわけで、先生は二つの理由を述べている。一つにはモリカケ問題で、安倍夫妻が関与していたことを示す証拠が今、次々と出つつある、と言っている。このことは後日また触れるつもりである。そしてもう一つの理由が本特集号の題号となっている国家破産のことである。アベノミクスの失敗により国家破産が訪れると。

わたくしは内容以前の問題として、浅井先生の発言には基本的な問題が横たわっていると思う。ようは前言との齟齬、すなわち自語相違である。

 後醍醐天皇の「建武の中興」はわずか三年で亡んだが、安倍政権はもっと早いと私は思っております。

http://white.ap.teacup.com/ganko/1950.html

かれこれ四年前になるだろうか、その時の発言が上掲である。いわゆるオオカミ少年みたいなものだろう。これでは言っていることが正しくても誰も信用しないし、信用できない。少なくとも前言について何らかの釈明が求められるところである。

さて、その上で国家破産のことを考えてみると、いつものことながら経済オンチのわたくしにはよくわからない話である。ただし、浅井先生は子供時代とは言え戦争経験者であり、敗戦時の苦境を実際に経験している。ゆえにそうした体験をもとに将来の国家破産を論ずるとなると、相当の説得力を持つのは事実だろう。ここでは細かい記述を省略するが、なるほど、特集号として広く一般に読ませるだけの中身の詰まった記事であることは間違いない。

しかし、次の国家破産の時期についての発言は得意の予言であり、きわめてオオカミ少年的である。

 「早ければ来年の後半、遅くとも3年後のオリンピック前後」ということです。

そしてこれがまた浅井先生のズルイところで、上掲は信頼に足る研究機関やエコノミストたちの見解ということなのだそうである。

 この国家破産により、ペテン師・安倍晋三の化けの皮は完全に剥がされる。
 だがそのとき、彼はもう姿を消しているに違いない。


過激な発言である。

少し余談を交えると、わたくしはあまりテレビを見ないというか、家にテレビがないので普段は見ていないのだが、討論番組などで事実上の出入り禁止みたいな人物がいくつか存在するようである。討論番組は丁々発止の議論があってこそ面白い。しかし、あまりにも過激過ぎる人物は敬遠されるようなのだ。何人か名前を挙げたいところだが、やめておこう。

彼はもう姿を消している・・・

またしても予言である。来年後半、なるほど来年は総裁選があるので、出馬しないか、もしくは対抗馬に負ける可能性を示唆していることになるだろう。もちろんその前にモリカケ問題が深刻化して辞任に追い込まれる可能性もなくはないわけだが・・・

それにしてもペテン師云々はどうかと思う。ブーメラン的に書けば次のごとくなるだろう。

予言の外れまくりにより、ペテン師・浅井昭衛の化けの皮はすでに完全に剥がされている。

顕正会員が激昂しそうであるが、ようは同じことを他人に向けてやっていることを自覚すべきなのである。姿を消している云々も同様であって、不謹慎ながらも浅井先生の年齢からすれば同じことが言えてしまうのである。オマエはもう死んでいる、というのは何かのマンガの名ゼリフであるが・・・

憲法9条問題をどう見るか

当該号は国家破産に力を入れているが、後半においてはご覧のように九条問題にも言及し、さらに近隣諸国の軍事情勢にも触れている。

 私はこの北朝鮮の脅威こそ、他国侵逼の序・ハシリだと思っています。

いやあ、懐かしいなあ、と思った。ハシリがそれである。わたくしが顕正会に入った頃、ようはもう三十年以上前になるが、浅井先生の講演にはこのハシリという言葉が頻出していたような記憶がある。拙ブログの愛読者ならば、わたくしがわりと高頻度でカタカナ語を使うのをよくご存じだろう。通常のカタカナ語ではなく、一般的には漢字やひらがなで表記するのが普通のところを、あえてカタカナで表記するのである。一種の強調表現のつもりでやっているわけだが、もしかしたら浅井先生の影響なのかもしれないと、今にして思った次第である。

 台湾統一は中国共産党の長年の悲願であったが、いよいよその悲願達成に向けての動きが始まったのです。

これはどうなんだろうかと思う。面倒なので確認していないが、かつての諫暁書を読めばそこに自語相違が見出せそうである。


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