2018/3/2

ネットザダンカイ  
顕正新聞第1429号の七面下段には、本部幹事・弁護士の藤村雄大氏が寄稿している。いや、寄稿は違うかもしれない。今や彼は本部幹事であり、顕正会専属の弁護士と考えられるので、外部の人間が投稿したわけではないのだ。ゆえに寄稿は正しい表現ではないだろう。では何が適切なのか、ちょっと思いつかない。

画期の伊方原発・運転差止判決
 「阿蘇山噴火リスク」を理由に
 火山大国・日本に原発は不適当


ともかく内容に入ろう。これが当該記事の見出しである。原発訴訟については立場によって評価が分かれる。今回の判決は原発反対派にとっては画期的なものである。顕正会は原発反対を唱えているので、そのように評価しているわけだ。

 ノンキャリ裁判長
    最後の大仕事


本文中の小見出しである。通常、原発裁判は推進派に有利な判決が下されると相場が決まっている。それは国のエネルギー政策が原発推進だからであり、三権分立が建前とは言うものの、さすがの裁判所もこの件に関しては弱腰にならざるを得ないようなのだ。

では、なぜに今回の裁判では運転差し止めの判決を出すことができたのか、である。

これについて藤村氏は明快な分析をしている。ぶっちゃけ言えば、定年退官の直前だったので出世のことを気にする必要がなかった、ということなのだ。これは本人にしてみれば不本意な分析かもしれないが、世間一般の尺度からしても頷けるところだろう。

そこでわたくしは言いたいのだ。

このところ藤村氏の活躍が目立つ。これ自体は大いに結構なことだが、問題はそのロジックである。当たり前ながらも彼はすべて顕正会に有利になるように尽力している。それが傍目には過剰に映る場合があるのだ。ようは手前ミソの論理に陥ってしまうことである。これはどれほど頭脳明晰な人であっても陥りやすい陥穽であり、彼自身が顕正会の熱心な活動家である以上は世間的にはその前提で、換言すればイロメガネで見られてしまうわけである。もちろんイロメガネで見るほうも問題だが、顕正会側にしても手前ミソの論理でガチガチに凝り固まってしまっているとすれば、どっちもどっちということになるだろう。

当該記事にはすでにその片鱗が見られる。

 そこに、一国の民意を動かす顕正会の戦いの重大さがある。

顕正会が民意を動かすだけの力を持って、原発全廃を実現すれば大いに結構なことである。大聖人の本国土を汚してなるものかという宗教次元からの原発反対も、なかなか迫力があって悪くはないだろう。ところがである。次のくだりはいかがなものだろうか?

世間の一時的な市民運動とは異なり・・・

これは既存の反原発運動家たちへの冒瀆である。

顕正会の中にも熱心な活動会員とそうでない人がいる。市民運動も同様であって、ブームに乗じてのニワカ活動家もいるし、付和雷同的にやっている人もいる。しかし、長年にわたって地道に活動している人もいるわけで、その人たちに対する敬意を忘れてはいけないだろう。

以上、結果的に苦言を呈する形になったが、藤村氏の活躍には今後とも期待したいところである。

さて、次のページをめくると、成人式の登壇記事が四つ並んでいる。毎年、恒例のごとく、男子女子二人ずつであり、いずれも立派な登壇である。そこで本年は少し角度を変えて紹介しよう。

 現在、父は男子部隊長、母は女子部総班長として、共に御奉公することが叶っており・・・

 また、今では共に新生・第二百四十九区の総班長として、励まし合いながら御奉公が叶いますこと・・・


これはどうなんだろうかと思った。比較が難しいので良し悪しは何とも言えないが、かつてはあり得ないことだった。ようするに父親は壮年部であり母親は婦人部が普通だったからである。この人たちの場合はうまく行っているから良いようなものの、うまく行かない場合も少なくないだろう。この点、本部首脳はどのように考えているのか、そこが気になるところである。

第九面の三つの記事のうち、二つを紹介しておこう。

 最後、支区部長も駆けつけて下さり、同志で葬儀を行ない・・・

婦人部千葉支区総班副長のご主人が亡くなって、同志で葬儀を行なったという話である。

形ではない・・・

後文にはご覧のような記述もあるので、儀礼室の人を呼ばなかったのだろうと思われる。

モンゴルで健気な信心、パン屋が繁盛
 夫が良き臨終、御金言どおりの相に涙


女子部第百五十九区班長のご主人が亡くなったそうである。モンゴルでの出来事だ。これまた葬儀のことが気になる記事だが、読む限りでは詳細不明である。

それはさておき、当該記事にはもう一つの注目点がある。

「体験発表」モンゴルネット座談会より

ネット座談会が斬新である。

どうせならば今後は総幹部会などをライブ配信したらどうかと提言しておきたい。広く一般にも公開する形にしてである。今ならば瞬時に視聴者数などもわかる仕組みになっているので、それが広宣流布のバロメータにもなるだろう。


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