2015/5/3

顕正新聞第1340号精読  
質問会をやるのは結構であるが、まずは結集の戦い(?)から始めなければいけない。そもそもが質問会をやってほしいという要請もないのに、唐突に質問会を打ち出したところで誰も集まらないのは目に見えていることだ。

第一、顕正会員や法華講員を集めて質問会をやるという発想がおかしい。誰もそんなことを望んではいないのだ。

確かに沖浦氏を質問責めにする絶好の機会ではあるだろう。しかし、基本的には主人と客の関係であるからして、沖浦氏に教えを乞うというのが質問会の正体である。なぜに顕正会員が、あるいは法華講員が、沖浦ごときに教えを乞わなければいけないのだろうか?

沖浦ごときと書いた。これはもちろん、代弁のつもりである。法華講員はどうだか知らないが、少なくとも顕正会員はそう思っていることだろう。

以上、幸か不幸か現状では質問会は実現不能というのが結論かと思う。

さて、今日は顕正新聞第1340号から話題を拾うわけだが、当該号もまた創価学会ネタに満ち溢れている。まずは副総男子部長の記事を紹介しよう。

「紛うかたなき重大なる文証」心肝に
  先生の破折で学会崩壊は決定的!


創価学会の崩壊が決定的というのは言い過ぎだろう。これは彼の願望が多分に含まれてのことであって、現実的にはまだまだ磐石と考えられる。ただし、今回の統一地方選挙はずいぶんと苦戦したようで、勝つには勝ったが得票数にやや凋落の兆しが見え隠れしているとも言われている。もっとも、これはネット上の情報を斜め読みした程度のものであって、詳細な分析を試みたわけではないので実際のところはよくわからない。もし特集号の威力であるとすれば、その影響は今後拡大して行く可能性もあるだろう。次の国政選挙が注目されるところだ。

あと五年で先生の懐刀としての使命を全うできる陣容構築を・・・

あと五年というフレーズが目立つようになってきたが、いつまでも五年のわけがない。もはやゴマカシは効かない。あと四年、三年、二年、一年と、確実にカウントダウンされなければいけないのだ。

それはともかく、この「あと五年」の意味が問題である。あたかも五年後に広宣流布が実現するかのごとく言っている人もいるが、この人の場合は明らかに違う。ようは五年後に一国諫暁の戦いが開始されるので、その時までに準備を調えておかなければいけないと言っているのだ。

しかし、どうなんだろうと思う。では、そこから広宣流布実現までの年月はどれほどのものなのかと問えば、おそらくは誰も答えられないだろう。もちろん、口では何とでも言える。あっという間であるとか、一気に実現するとか、今は何とでも言えるのだ。しかし、現実にはそうならない公算のほうが大きい。結局、五年後も今と大して変わらないし、創価学会も崩壊せずに残っているだろうことは、予言者でなくても言えてしまうことなのだ。顕正会もそろそろ現実を受け入れるべき、というのが一つの結論である。

もう一人の副総男子部長の記事を紹介しよう。

 マスコミを使い、「茹で蛙」のごとく国民を欺くアベノミクス・・・

総合婦人部長も同趣旨の発言をしていて、興味深い。というのは、この「茹で蛙」はもともと創価学会員を譬喩したものだった。それを日本国民にスライドさせたわけで、これはなかなかうまい応用だと思った。

国家破産のXデーは眼前・・・

これがまた難しい。顕正会の言う眼前とは、明日のことなのか一週間後のことなのか一ヵ月後なのか一年後なのか、それがいつもアイマイなのである。もっとも茹で蛙ならば驚きもせずにそれを受け入れることになるのかもしれない。俗な言い方をすれば、アベノミクスはうまい成仏のさせ方なのかもしれない。日本ないし日本国民は苦しまずに成仏できるのだから、万々歳である。

いや、もちろん、そんな冗談を言っている場合ではない。現実にそのような事態を迎えれば、誰もが大変な思いをすることになる。ゆえに、真面目に考えなければいけない深刻な問題であるのは確かだ。

さて、総合女子部長の記事には次のような一節がある。

また、顕正会員はかえって戒壇の大御本尊様への信を一段と深めさせて頂き・・・

これは素晴らしい発言である。ようするに「学会員を救う特集号」は文字通り創価学会員を救うのが主目的なのであるが、浅井先生による特集号ないしその後の一連の創価学会破折によって、かえって顕正会員こそが戒壇の大御本尊への信心を深めさせていただくことが出来たのだと言っているわけである。

ところが女子部総務がおかしなことを言っている。

恐れながら先生は、発足より今に至るまで、たったお一人で「冨士大石寺の命」を死守してこられた・・・

何でたった一人なのか、顧問先生はどうしたのか、他の古参幹部はどうしたのか、と思う。与えて、今現在はたった一人だとしても、かつては違ったはずである。妙信講だけが法華講ではなかった。創価学会ですら、その一翼を担っていたのである。それをあたかも最初から最後まで、あるいは一から十まで、浅井先生一人が背負ってきたかのごとく言うのは、さすがに誇張が過ぎるだろう。発言には気をつけたい。

次に婦人部茨城支区部長の記事を紹介する。

○○さんは御本尊が心配になり、その日のうちにすぐにお巻きしたと話してきました。

引用範囲が狭くて恐縮であるが、ようするにこの人は昭和四十九年に創価学会に入信し、今般、顕正会に入会したわけである。そして上掲の出来事の後、顕正会本部に御本尊を返納したとのことだ。ちなみに、この人はずっと創価学会で活動していたわけではなく、平成二年頃からは勤行もしなくなったそうである。

すると日達上人書写の御本尊だろうか? それを顕正会本部に返納するというのもおかしな話だ。そもそも御本尊の何が心配でお巻きしたのか? それもよくわからない話である。

学会員父子が殴る蹴るの暴行!
 特集号を恐れる学会の卑劣、眼前に


男子部第百三隊支隊副長の活動報告の見出しである。これが事実ならば事件である。傷害事件だ。ゆえに本文中には刑事告訴云々の記述がある。

刑事告訴せしめて下さいました・・・

う〜ん、悩ましい文章表現だ。当該記事の全体的評価はどもかくとして、わたくしはこのフレーズが気になって仕方がなかった。文法的な是非はわからないけれども、物凄く違和感があるのは事実だ。

ところで、婦人部三重支区部長の記事には、やや意味不明のくだりがある。

 また、いま学会では学会版本尊を二千円で買わせたり、他宗教からは、その御本尊を高く買い取るとの話もあると聞き・・・

学会版の本尊が二千円というのは、公式にはどのように言っているのか知らないが、いわゆる御供養の意味なのだろう。それはともかく後半が少しわかり難い。おそらくは日蓮宗系の寺院にある御真筆御本尊を買い取るという意味なのだと思う。それはそうだろう。他宗教と言えば念仏もあれば真言もある。あるいはキリスト教もあればイスラム教もある。そんなところの本尊を買い取ってどうするつもりなのかとツッコミを入れたくなる文章だ。

創価学会ネタは他にもいろいろあるが、次はめずらしく幸福の科学からの入会者の記事である。

間違って教えられた悪知識が・・・

昨年五月入信の婦人部春日井支区の組長というから仕方がないのかもしれない。ようするに悪知識の用法がおかしいのだ。普通の文章感覚でも「間違って教えられた知識が・・・」と書くほうがよさそうな気がする。いや、もちろん、そこに悪を冠することでよりいっそう強調するという意味もなくはないのだが、そもそも悪知識というのは現代国語の意味とは異なるのだ。いわゆる悪友と書いてしまえば明解だろう。悪知識=悪友である。これは御書の用語例を調べていけばすぐにわかることである。

 恐ろしいことですが、「幸福の科学」でも立正安国論の講義があり・・・

ほほう、これは興味深い。いったいどのような講義なのか、聴いてみたい気もするが、まあ、積極的に聴きたいとは思わない。新興宗教の多くはイイトコ取りが得意なのだ。古くからあるさまざまの宗教のエッセンスをうまく取り入れて、ようはパクッて教義を拵えているのだろう。

さて、以下は顕正会に入ってからの記述である。

 それまでは生活に合わせ、空いている日にビデオ放映等に参加していましたが・・・

何を言っておるものかと思う。それでいいのだ。そのためにビデオ放映の日程には幅を持たせているのだから、それでいいのである。

彼女は幸福の科学時代に比べて経済的には相当に負担が軽減したのかもしれない。しかし、上掲の考え方は注意を要する。つまり、経済的にはよいかもしれないが、精神的肉体的にはどうかということなのだ。顕正会は金が掛からないことをウリにしているものの、実際には顕正新聞の多重購読の問題などもある。ましてや精神的肉体的負担がハンパないのだ。これが最初のうちはわからない。しかし、しばらくすればわかるようになる。

最後は女子部第六区組長の体験発表である。兄の葬儀についての記述だ。

 葬儀の当日、親族の中で信心しているのは私一人でしたが、儀礼室の方が「すべては広宣流布につがりますから、二人で頑張りましょう」と、温かく励まして下さった・・・

立派である。儀礼室の人が誰なのか知らないが、こちらも立派である。もちろん日蓮正宗としては認め難いだろう。ゆえにわたくしは何とかならないものかと思案しているわけだが、ともかくその是非は別にして振る舞いだけを取り上げるならば、実に立派なことだと思う。

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