2017/6/26

梅雨の鬱陶しさの中で  
めずらしい人がお出ましになった。S@法華講氏である。文中、本門戒壇建立が即ユートピアの出現とはならない旨の記述があるけれども、わたくしはほぼ真逆の意見である。三大秘法抄には諸天善神が来下すると認められている。まさにこれこそが劇的な変化をもたらすものと信ずるべきだろう。もちろん氏のおっしゃるように、それぞれ個別の因縁があるので一切合切が平等に幸福を享受できるなどという甘い考えは禁物である。当然ながら、個人の幸不幸はあくまで個人の努力に帰属する問題であることは言うまでもない。また、後半でおっしゃっていることには特に異論がなく、しょせんは国家も個人の集合体であるからして、その構成員たる一人ひとりが国の命運を握っているのである。ゆえに戒壇建立後においても、不断の努力が求められるのは当然のことだろう。

さて、話は変わる。

どういうわけか、顕正新聞が溜まっている。実はもう何年も前からそうした傾向にあるわけだが、特に最近は顕著である。たぶん、やる気の問題だろう。何となく惰性で続けてはいるものの、やる気がないのでそれが少しずつ顕在化しているのだと思う。まあ、しかし、そのわりには書き始めるとけっこう書けてしまう。惰性とは恐ろしいものである。良くも悪くも継続されるからだ。

顕正新聞第1409号は登壇特集とでも言うべきか、一面こそ立宗会の会長講演が載るものの、それ以降はすべて各地の集会における登壇記事である。いつもながらウンザリする。やる気が失せるのも道理である。

 天台・伝教が法華経を弘めても、ただ南三北七の悪口だけだったではないか。

会長講演で気になった部分を取り上げた。今は資料なしで書いているわけだが、上掲はかなり乱暴というか不正確な記述だと思う。ようするに天台と伝教を一緒にして南三北七と書いている点がおかしいのだ。おそらく天台はしかり、伝教はしからずだろう。伝教大師の場合は南都六宗から悪口を言われたのだ。

もちろん、講演全体の論旨に大きくは影響しない。とは言うものの、間違った情報を書けば全体の信頼性を損なうことになる。誤字脱字の多い文章は読むに値しないというのがわたくしの持論であるが、上掲も往いては同じことである。

さて、二面から四面にかけては「代表決意」と題する登壇記事が載っている。いつもは細かく取り上げているが、今回は大きくまとめてしまおう。

安倍一強政権 崩壊近し

大幹部たちが口々に言っていることである。そうした中で男子部第七十八隊長の記事がなかなかの説得力を感じさせた。ここでは見出しを紹介しておこう。

 謗法を責めてのご発言なれば必ず事実に

ようするに単なる政権批判ではないと言いたいわけだ。つまり、野党による政権批判だとか、市民運動レベルのそれではなく、仏法上の重大発言なのだと言っているわけである。これは原発問題の時にも通ずる話で、単なる反原発の運動とは一線を画する意味で、仏国土を汚してなるものか、というような発言を当時は盛んにしていたのだった。今回もそれとほぼ同じパターンだろう。

安倍政権に対して批判の声を上げている人は少なくない。ことに本年に入ってからはその傾向が強まっている。そりゃそうだろう。モリカケ問題はもちろんのこと、自民党議員の失言や不祥事が続出している状況である。今度の都議選で大苦戦を強いられているのもそのためである。
ある意味、顕正会はそうした世の中の動きに便乗しているようなところがなきにしもあらずであり、単に政権批判をしているだけでは差別化が図れない。それどころか存在感がまったくないのである。ゆえに差別化を図った。まさしく上掲がそれである。

しかし、難しいところだ。

この先、安倍政権が倒れたとして、その時にどのような評価を下すかが難しいのだ。市民運動家たちは自分たちの努力が報われたと思うだろう。野党も自分たちの手柄であることを強調するに違いない。いわば顕正会はそれを横取りするわけである。つまりはヒンシュクモノということだ。これは相手の立場になって考えれば容易にわかることだろう。

話は変わるが、第十八男子部長の記事から少し引用したい。

 そこに、もうひと月たりとも猶予などなく、第十八男子部は一進一退のもたついた前進を、この五月こそ断固打ち破り・・・

一進一退だとか、もたついているとか、人によっては謙遜と受け取るかもしれないが、わたくしは正直な告白だと思う。なぜならば当該組織は本年の初陣戦で二百三十一名の成果を出している。これを多いと思うか少ないと思うかは人それぞれだろうが、これはかつての隊レベルの数字なのである。ゆえに部のレベルでは少ないと考えるのが妥当だろう。ゆえに本人も切迫感丸出しで、もうひと月たりとも猶予はない、と言っているわけである。

五面には「活動報告」が載っている。

農業関係の社長たちが続々と入信

男子部第五十三隊総支隊長補の記事に付いた見出しである。前回、現世利益のことを書いたけれども、これも大いに関連する話だろう。社長が入信するということは、何かしら現世利益的なものを期待してのことだと考えられる。

それにしても次のくだりはいかがなものだろうか?

入信後は野菜たちにお題目を聞かせたいと、早朝から畠のど真ん中でお題目を唱えているそうで・・・

男子部第二隊総支隊長補の記事は次が注目だ。

小学校の着工当初は、「安倍晋三記念小学校」「名誉校長・安倍昭恵」との看板が大きく掲げられていた・・・

森友学園の話題だ。地元の壮年の目撃証言だそうである。わたくしの思うに、これこそ画像を入手して顕正新聞に掲載すべきだろう。顕正新聞社の実力が問われているのだ。現状ではただ単に登壇記事をそっくりそのまま載せるという、手抜き作業のような編集に終始しているだけと言われても仕方があるまい。

男子部第八十隊班長の記事も紹介しておこう。

 迎えた大会当日は、地元別動隊という、かつてない重要な任務に当らせて頂きましたが・・・

見出しには、中部大会で衛護隊の任務に携わる、と書かれているけれども、本文中にはご覧のように別動隊と書かれている。衛護隊に別動隊なるものが存在するとは知らなかった。いや、より正確に言うと、組織上の役職は不明ながらも浅井先生に専属で警護の任に付いている人がいるのは誰もが見知っていることである。それが今回、少しだけ明るみに出たということになるだろうか?

今日はこんなところで終わりにしたい。

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