2017/10/9

カデンリカ  
沖浦氏は法門談義をご所望のようであるが、他の宿題がたくさん溜まっているので、しばらくお待ちいただくしかないだろう。物事には優先順位があるということだ。こう書けば、教義上の問題が最優先事項だろうと反論する人がいるかもしれないが、ともかく沖浦氏との法門談義はこれまでにも繰り返しやってきたことなので、今さら急ぐ必要もあるまい。

それよりも大沢氏からのコメントが重要である。直接は浅井先生へのヤンワリとした批判であるが、同時にわたくしの無知・無教養を指摘している意味もあるだろう。

ここでは具体的な文言を掲げないが、どうやら大学の設置基準がイヤラシイことになっているらしく、なぜか許認可を受ける前に校舎を建て始めなければいけないシステムなのだそうだ。その意味からすると、加計学園が認可前に建設工事を始めたことは何の問題もないことになるだろう。それを浅井先生は知らなかったのだと、大沢氏は言っているわけである。

しかし、ここは常識論ないし原理原則論で考えるべきところである。

認可を受ける前に工事をして、もし認可が下りなかったらどうするのか、という素朴な疑問がある。これについて一般的にはどのような回答が模範となるのか知らないが、常識的に考えれば事前に何らかの根回しが行なわれているだろうことは確実である。事前工作も何もしないで、莫大な費用を使って、それでもし認可されなかったら、大損である。そんなバカなことがあるわけがないのだ。
そしてこれまた常識論として、許認可制度そのものが贈収賄を生む温床となっている。もちろん許認可制度を撤廃することは難しいわけで、いわばそこが痛し痒しの構造的な問題ではあるのだろう。ともかく認可を受けるためにはさまざまの根回しが必要となる。ぶっちゃけ言えば、お上へ袖の下を握らせる必要があるわけだ。
こうした背景を踏まえれば、加計問題がどれほど深刻であるかがわかるだろう。何しろ加計孝太郎氏と安倍首相とは古くからの友人なのである。状況的には物凄くアヤシイと言わざるを得ないわけで、真実がどうであれ、まさに疑われても仕方がない、疑われても文句は言えない、という状況なのである。

瓜田李下という言葉がある。調べればすぐにわかるが、これこそが賢人の振る舞いだろう。

思えば政治家の不倫問題が取り沙汰されている。しばしば行為に及んだか否かみたいな下世話な話がワイドショーを賑わしているが、それもまさに瓜田李下という賢人の振る舞いを見習うべきであって、つまらぬ言い訳をするくらいならば、最初からそのような疑われる行動を取らなければいいだけの話なのである。

さて、顕正新聞第1418号である。

唯授一人の御相承の深意を垣間見させて頂いたかのような喜び・・・

第二十四婦人部長は凄いことを言うものである。浅井先生の指導を聞いてご覧のように言っているわけだが、しかし、先生の言っていることはそれほど真新しいことではなく、部長クラスであれば何度も聞いている話である。

 「密附とは密かなる付嘱ということ」

ツッコミを入れるとすれば、そのまんまじゃないか、ということになるだろう。

しかし、浅井先生も偉くなったものである。唯授一人の御相承は文字通り唯授一人なのだから、在家の一信徒に過ぎない浅井先生がその内容を知っているわけがないのである。それを顕正会員たちは、先生は何でもご存知なのだと錯覚しているわけである。

先生にとっての「師」とは日寛上人であり、先生は、日寛上人から時を超えて直々に御書の極理、大聖人様の深き御心を師伝されておるのだ・・・

同じく二十四部長であるが、先ほどの唯授一人とも関連して、ひじょうに興味深い記述である。

アゲアシ取りながらも、時空を超えて直々にと言うならば、いっそのこと大聖人の時代まで遡ってしまえばいいのに、と思う。そうすれば沖浦氏も文句は言わないだろう。

そして今度は逆に浅井先生を擁護することを書く。

浅井先生が日寛上人の御指南に精通しているのは事実である。そこらの不勉強の正宗僧侶よりも遥かに詳しいだろう。もちろん正宗僧侶の中にも勉強家はいる。
ならば、その人に問いたい。現宗門は、日寛上人の御指南を捻じ曲げてはいまいか、ということだ。
不勉強のわたくしが言うのもおこがましいが、宗門は正本堂問題以降、自分たちを正当化するために日寛上人の御指南を捻じ曲げてしまい、それを未だに修正せずにいる。もちろん戒壇論を中心にである。

たぶん正宗僧侶の中でも真面目に教学に取り組んでいる人はわかっているはずである。しかし、立場的な問題もあってか、それを大っぴらに言うことはない。だったら思い切って、御隠尊ないし御当代が言えばいいのだが、それも難しそうである。

実に困ったものである。

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