2018/7/29

サクソウギミ  
わたくしに対する批判は大いに結構である。事実、拙ブログではそうしたコメントの数々を今まで削除したことがないし、出入り禁止にしたこともないのだから、それで卑怯だの何だのと言われる筋合いはないのだ。むしろ確たる主義主張をお持ちならば、自分でブログでも何でもお作りになって、そこで奮闘されればいいのである。なぜそれをしないのか? わたくしの思うに今やインターネットという媒体は情報の洪水状態であり、一個人のブログなどは泡沫に等しい。ゆえに、そこでどれほど頑張っても徒労感しか残らない、たいていがそんな感じなのだと思う。

さて、沖浦氏であるが、相変わらず進歩のない人である。

以前、どこかの神社の石碑に創価学会の名前が刻まれていたことがある。神社の多くは謝意を表すためだろうか、奉納者の名前を掲示することがよく行なわれている。一時的に掲示する場合もあるが、大きな寄付を募った時などには、恒久的に残すつもりで石に刻んだりもする。
ある時、それが法華講員のサイトに画像で紹介されており、創価学会の謗法与同はかくのごとしである、というような痛烈な批判がなされていた。
ところがである。なぜかその神社ではその石碑を撤去してしまったのだった。その理由は不明だが、法華講員たちの推測では創価学会側の圧力だろうとのことだった。ようは謗法与同だと責められるのがイヤなので、神社に働き掛けて謗法与同の事実そのものをなかったことにしようとしたのだ。

この事実をどうするかである。創価学会でも過去の折伏教典などには神社を謗法だと認識している記述がたくさん残っている。だとするならば、これらを百八十度転換するためには創価学会の本部レベルにおいて何らかの公式な見解を示さねばならず、はたして現時点でそれが行なわれているのかどうかをわたくしはまったく知らないけれども、おそらくはこの点の教義改変は未だに行なわれていないのではないかと思う。

この理由はわりと簡単である。教義的に日興上人の御指南が相当であると創価学会の首脳部も認識しているわけで、だからこそ沖浦氏の言っているような方向にはなかなか踏み出せずにいるわけである。

そもそも日寛上人の御指南については、いわばイイトコドリをしたわけである。それがつい先年のことだった。そして今度は日興上人の御指南についても、イイトコドリをしようと企んでいることになる。何たるご都合主義かと言いたい。

当然、そうした批判を想定すれば、急には変えられない。変えたくても変えられないし、そもそもなぜに変える必要があるのかが問題である。

国立戒壇問題が好例だ。

国立戒壇こそ日蓮正宗の宿願であり創価学会の唯一の大目的であると、かつて池田大作氏は叫んでいた。年数を数えれば、わずか十年足らずでトーンダウンしてしまい、さらに数年後には国立戒壇そのものを否定することになるのだ。

ここで法華講員が乱入してくるとややこしくなるので言っておくが、国立戒壇の名称云々などと話を矮小化してはいけない。創価学会の会長たち、あるいは日蓮正宗の高僧たちの国立戒壇への熱い思いは文証顕然であって、これを単なる名称問題に矮小化することは詭弁以外の何物でもないのだ。そもそもなぜに国立戒壇の名称を放棄しなければいけないのか、それすら不明瞭である。

だからこそ妙信講などという弱小の講中にツッコミを入れられてタジタジにならざるを得なかったのだ。

これをもってこれを思うに、神社参詣の問題にしてもウカツに教義改変を行なうならば過去との不整合を突っ込まれるわけで、こればかりは相手が誰であろうと関係ないのである。つまり、拙ブログのようなちっぽけな存在であっても、天下の創価学会を批判できる。そしてその批判を振りほどくことは容易なことではないのだ。

話が錯綜気味で恐縮だが、大石寺周辺の神社の実情について、今思い出したので書いておこう。

これは創価学会側の主張である。大石寺周辺の神社には御本尊が安置されている。ようは御本尊が御神体なのである。御本尊が御神体? 御神体が御本尊? わけがわからないような話であるが、これを創価学会では謗法与同だと責めていたのである。

沖浦氏だって、こうした話があったことを知らないわけではないだろう。

つまり、今の段階では過去のさまざまの経緯を勘案すれば、神社参詣の是非について云々することはひじょうに危険もしくは憚られることなのである。ゆえに創価学会としてはこの点についての教義改変には消極的にならざるを得ないのだと思う。

以上、わたくしの観察が正しければ、沖浦氏の主張は完全なる逸脱であり、創価学会とは別の教義信条を主張していることになるだろう。いわゆる沖浦流法門である。

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