2018/11/22

エンセキ  
前回からの続きの意味で、今回は内藤正信組長の登壇を取り上げたい。

「細井日達の悪臨終を母(細井日達の縁戚)から聞く
 「ドス黒く、阿鼻獄を恐れ叫んでいるような相」


ご覧のような衝撃的な見出しのもと、記事が載せられている。

前回も言ったように、こうした不確かな伝聞を公の場で発表するのはどうかしていると思う。どうせならば母親本人が登壇すべきだろう。それならば多少は説得力があるはずだ。

しかし、彼は昭和二十五年生まれという。すると現在は六十八歳の計算になる。当然、母親の年齢は推して知るべしであり、本文中にはどこにも見当たらないが、おそらくは鬼籍に入っているものと思われる。ならば本人からの直接証言はもはや永遠に得られないことになる。

 その後、ほどなくして細井日達が富士宮市のフジヤマ病院に入院した際には、母は三回ほど見舞いに行っておりました。

わたくしの感触だと、こういう話はほぼ真実なのだと思う。大沢氏から紹介を受けた妙通寺のページを読むと、登壇者の母親をナゾの人物として捉え、日達上人の縁戚であること自体を疑っているフシがあるけれども、もし縁戚が真っ赤なウソだとすればトンデモナイことである。そんな人物が純粋な信仰を保っているとは言えないわけであり、そのような登壇を許す顕正会自体がすでにして邪教であることを自ら認めているような結論にならざるを得ないと思う。さすがにそれはないと思うのだが、いかがだろうか?

両親ともに宿坊の務めも引退し、私も富士宮市内の大工として働くようになりました。

唐突の引用で恐縮だが、これは前後の文脈からして昭和の末期から平成十年の間の出来事と考えられる。失礼ながら彼はいわばニートであり、親のスネをかじって生活していた。そんな感じかもしれない。しかし、両親が仕事を引退してしまい、仕方がなく大工の仕事に就いた。もちろんわたくしの勝手な想像であるが、もしそうならば母親が日達上人のお見舞いに出掛ける様子を目の当りにする機会があっても不思議ではなく、「三回ほど」云々が実にリアリティを持った表現に思えてくるのである。

そういうわけで、わたくし的には彼女が上人の縁戚だったことを疑う理由は見当たらない。とは言え、記事として不審な点がないわけではない。おそらくは次のくだりが当該記事における最大の問題点だろう。

 母は突然のことに大へん動揺し、なかでも細井日達が大事な「御相承」を行なおうとしていた前日に臨終を迎えたことと、医師が二時間に及ぶ心臓マッサージを施したにもかかわらず蘇生しなかったことに、臨終が思うようにならなかった恐ろしさを肌身に感じていました。

後付けの説明であることがバレバレである。

突然のことに動揺はその通りだろう。しかし、突然にもかかわらず彼女はどうして上人が翌日に御相承を行なうつもりだったと知っていたのか、である。また、二時間の心臓マッサージをどうして知っていたのか、である。縁戚ゆえにそうした細かいことまで聞く機会があったのだろうか?

 さらに正本堂崩壊後、飲み屋で知り合った元後藤組の者から正本堂建設で集められた三五〇億円のうち、約五〇億円が後藤組に渡っていたことを耳にしては、驚愕しました。

疑っては悪いが、こういう話もアヤシイものだと思う。週刊誌から拾ってきましたとは言えないので、飲み屋で聞いた話という体裁を取っているような気がしないでもない。

男子部第八十隊組長・内藤正信氏の登壇についてはおおむね上述のごとくである。

彼の場合は平成二十四年に婦人部の人から折伏されて、今は男子部に移籍して組長職を拝命している。ゆえに当てはまらないけれども、ご存知のごとく、昨日今日入会ないし入信したという平会員が登壇している記事を読むと、オイオイと言いたくなることがある。ようするに顕正会用語が満載なのだ。

オマエ、なんでそんな言葉を知っているんだよ、普通の人は使わないだろう、顕正会に長く居て、完全に染まり切っている人しか使わない、そんな言葉をどうしてオマエが知っているのか、誰かに原稿書いてもらったんじゃないのか、というような登壇記事がたくさんあるのだ。

 私自身も身震いし、今にして思えば・・・

再び内藤組長の記事からの引用であるが、ご覧のような書き方ならば問題はないだろう。今にして云々は、今の顕正会員目線で書けばという意味になるからだ。

記事を添削する幹部はこの辺に気をつけないといけないだろう。もっとも顕正会の幹部たちは、こうした世間の常識そのものがわからなくなっているのかもしれない。もちろんわかっている人もいるとは思うのだが…

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