2019/5/11

トクニン  
許す許さずの議論はけっこう感情論の要素が大きい。とりわけ顕正会の場合はそうだろう。ゆえに教義上の精密な議論はさておいて、ここで一つの真実を言っておきたいと思う。

宗門の立場から見れば、もはや顕正会は許されざる存在なのである。

これでわたくしの言わんとしていることが、おおよそはわかったのではないかと思う。浅井先生が宗門のことを許さないのであれば、宗門側も顕正会を許さないだろう。つまり、和解はあり得ないということだ。しかし、この状態のままで広宣流布はあり得ない。

 正系門家が、いつまでも無智・無道心の禿人ばかりであるわけがない。(中略)

 広宣流布の時には日目上人が御出現になる。その広宣流布はもう近い。ならばどうして、日目上人御出現の露払いとして、正直にして少欲知足、道念ある僧侶が次々と出現しないわけがありましょうか。

昨日はウッカリと省略してしまったが、ここがけっこう重要なところである。そして上掲の中略部分には、これから顕正会を支持する僧侶が次々と出てくる旨が書かれている。

さて、どうなることやら、である。

ちなみにわたくしは今の顕正会の動きを見て、例の二十年代の決戦場云々を韜晦するために宗門批判に転じたのだろう、と思っていた。もちろん今もそれは変わらないのだが、少しだけ見方が変わったので、そこを説明しておきたい。

既述のごとく、今のままでは広宣流布はあり得ないのだ。ようするに宗門との関係をどうにかしないといけない。その意味で浅井先生のやっていることは正しいかもしれないのだ。ともかく白黒をはっきりとつけないといけない。ところが現状では宗門中枢に直接的に働きかける術がない。となれば末寺に対してアプローチしていくしかないのだろう。そこで末寺の住職が次々と顕正会に賛同するようになれば、狙いとしては成功である。

ただし、冒頭の話に戻れば、許す許さないの感情論を続ける限り、進捗はないだろう。イヤラシイようだが、どこかで妥協点を見つけないといけない。それがオトナの対応というものである。

さて、新聞の続きを見ていこう。

 去る三月二十一日、・・・宗門末寺「日成寺」へ赴き、彼岸会に合わせて顕正新聞特集号の一斉配布を敢行しました。

第十八男子部長の記事である。この人はすでに教学部長を拝命している。それにもかかわらず肩書きが以前のままなのは何か意味があるのだろうか?

それはともかく、顕正会の男子部有志がくだんの寺院の前で配布活動をしていると、住職と法華講幹部が出てきて帰れコールを連呼したという。
わたくしは克衛を思い出した。かつて妙観講員が顕正会本部の前で顕正会批判の文書を配布したことがあって、その時には克衛が鬼の形相で帰れを連呼していた。実はこの話、わたくしは長いこと知らなかった。インターネットが普及するようになって、そこで動画サイトに出ていたものを視聴したわけである。
そして今もどこかの動画サイトにそれは残っているはずで、見る気があれば顕正会員たちも見ることができるだろう。そこで気になるのが最近の顕正会員の反応である。何しろここ十年くらいの間に入信してきた人たちは、克衛の存在そのものを知らないのである。
しかもである。その動画には克衛の横に城衛も映っているのである。若き日の城衛である。ゆえに今の顕正会員たちに説明するとすれば、これが若き日の城衛でその隣にいる鬼の形相の人物は城衛の兄貴であると、このように説明することになるだろう。

さて、どのような感想を持つか、そこが気になるところである。上述の話はいろいろな意味で疑心暗鬼を生む。ごく単純に、お兄さんは今どうしているのだろうと思うはずなのだ。当時の城衛はヒヨッコと言っていいだろう。一方の兄貴は当時すでに男子部長として八面六臂の活躍をしていたし、映像からも主役であることが感じ取れるはずなのだ。ゆえにその人物が今現在、消息不明であることが不思議に思われるのである。

そして帰れコールである。今と逆ではないかと。

これはたぶん多くの元顕正会員から証言が得られるはずなのだが、以前は本部から通達があって、宗門末寺や創価学会会館をターゲットに配布活動することは禁止だったのである。

ここもひじょうに興味深いところである。どの段階で方針転換が図られたのか、徐々になのか、それとも明確なターニングポイントがあるのか、ご存知の人がいればぜひとも教えていただきたいものである。

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