鳥取市桜谷の桜谷神社です。
筆者も子供の頃から国道29号線を通るたび、きれいな名前だと思っておりましたが、瀬織津姫由来の地名であったとは。
この付近、稲葉山は万葉集の歌枕にもなったところです。
桜谷神社の隣に皇室の方の陵墓がある、というのもうなづけます。高貴な方、有名な方のお墓は複数存在することがあります。京都に長慶天皇の御陵があるにしても、因幡にもう一つあっても、実は不自然ではないのです。(長慶天皇陵墓参考地は全国に20箇所くらいあるそうです。しかし、それも不思議なことです。)
http://www.geocities.jp/sachiko_gaman/ryobo.html
後醍醐天皇の孫に当たる天皇ですから、南朝系で、少なくともその時代までは瀬織津姫が皇室の尊い祖先神であったと認識されていたとしか思えません。