筆者はちょうど一週間前に、出雲斐川町の直江に鎮座する御井神社に参拝してきました。
そして10月30日、大阪市の町のど真ん中に位置する摂津国一ノ宮である坐摩(イカスリ)神社へ
関西ホツマの集いの研修旅行で参拝しました。ツアーラストを飾ったこの神社の参拝は雨の中でしたが、筆者にとっては格別のものでした。
http://www.ikasuri.or.jp/yuisho.html
というのはこの神社の祭神のうち3神がちょうど先週23日に参拝した御井神社の祭神と同じ祭神だからです。
生井神(いくいのかみ)、福井神(さくいのかみ)綱長井神(つながいのかみ)波比岐神(はひきのかみ)、阿須波神(あすはのかみ)で、最初の3神は島根の御井神社を本社とする神です。
ホツマにも登場するイカスリとは、本来土地の浄化を意味しています。モグラが登場するのはユーモラスです。♪それにつけてもおやつはカール♪という感じです。
http://gejirin.com/src/I/ikasuri.html
>座摩 (弥擦り・穢擦り・活か鋭り)。
オコロ(モグラ)が宮の敷地の土を激しく掻き擦ること。
これによって土地の穢が祓われ、清められる。
転じて、宮の敷地をイカスリと言う。
『イクシマと タルシマ 四方の 御垣 守り イカスリ内の 鬼 遣らひ カカンノンテン 揃ふ時』14文
『腹・背・頭 足に従ふ 礎に 敷き座す床を いかすれと オコロの守と 名を賜ふ 弥々 いかすりて 主屋 守るかな』21文
『新宮の 敷き座す地を いかすりて 一奮 なせよ』22文
『この真黄磨は 地掃なす 鉛磨・黒磨 映地なす 赤磨 打杭 白磨は 四方の連垣 黄赤磨は 惰る地を奮きて 活か鋭れば』ミ8文
『ヲコヌの守の ホツマ法 敷きます君を 活か鋭れば たとい東北魔に 障なすも 穢方より ' 傾ふ 方' 違い 粗金の埴を 篤く錬れば 守の恵みに 適ふなる』ミ8文
『敷きます君の 長らえを 守るバサラの 神 鎮め これ 住寄の 活か鋭りを ヲコヌの守の 説く法と 祭の文に 申して申す』ミ8文<
ホツマがなければ、永遠の謎、ということがあまりにも多いようです。