http://ameblo.jp/haniel3/entry-11644036550.html
ハニエルさんと行く長野の旅
http://www.ningenclub.jp/blog01/archives/2013/09/post_1448.html
戸隠・九頭竜社参拝に秘められた大きな意味
八代目の天神、天照大神は実は男神で、十二人のお后がいました。その中の中宮が瀬織津姫です。
ところが源氏物語「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。」の世界と同様の妬み嫉み(そねみ)が生まれます。
十二后の中で、最も位の高いとされた伊弉諾命の一族の血統であるモチコさん、ハヤコさんの妬みの思いがしだいに強まります。
モチコさん、ハヤコさんが素戔嗚命と不倫関係を結び、素戔嗚命とともに政権を奪い取ろうと謀議をしました。それを事前に察知した瀬織津姫は、二人を呼び出して、事を荒だてないようにと、しばらく九州の宇佐に謹慎するように言い渡します。
ハヤコさんにはタケコ、タキコ、タナコの宗像三女神が生まれていましたが、三女神はモチコさん、ハヤコさんともに宇佐へ送られます。そして長男として誕生した天穂日命は、天照大神と瀬織津姫が引き取って育てられることとなったのです。
モチコさんと天照大神の間に誕生した天穂日命(タナヒト)は9代目を継ぐ候補であったものの、この件でその話は棚上げされ、やがて、天照大神と瀬織津姫の御子神である天忍穂耳命が9代目の天神となることが決まります。
記紀にも記されている通り、素戔嗚命の乱行も手に負えないものがありました。素戔嗚命によって、瀬織津姫の実の妹である若桜姫は機織りの際、馬を投げ入れられて殺され、このこともあって、天照大神は岩戸に隠れます。
多くの罪状を突き付けられた素戔嗚命に対して、瀬織津姫は信じられないことに、素戔嗚命の将来のご改心、ご活躍を信じて、死刑が決まっていた素戔嗚命の減刑を嘆願し、それが実現します。(後に素戔嗚命は日本武尊に生まれ変わって日本を統一し、後の世の教えとするべくホツマなどの歴史文献の編纂を命じたのです。)
一方、モチコさん、ハヤコさんの憤懣やるかたない気持ちはとうとう爆発して、ハヤコさんは八岐大蛇へと変身してしまいます。八岐大蛇はその後、数奇な運命をたどって素戔嗚命に切り殺されます。モチコさんは瀬織津姫への恨みを抱きながら、北海道(蝦夷)の白竜の岳で、その機をうかがっている間に九頭龍になってしまいます。
青森 でシマツウシに斬られたものの、北陸地方に逃げてその後、長野(信濃)に姿を現します。そこでトカクシに魂絶ちされ、最期を遂げて戸隠神社の奥社の九頭龍社に祀られるようになりました。
ホツマにはこのような神代の時代の出来事が、後の世の人々への教訓となることを意図して記されています。
モチコさんの実の子である天穂日命は瀬織津姫に大切に育てられますが、出雲の国譲りの際に派遣され、大国主命の国譲りの後は初代の出雲の国造となり、現在の出雲大社宮司家の北島家と千家家、そして稲葉国造の始祖となりました。その系統は野見宿禰の土師氏、そして土師氏から菅原氏、大江氏、秋篠氏、さらに多くの戦国武将の血統へと引き継がれ、皇室と日本の国民を守るための大切な役職を果たしてきました。実の子である穂日命が9代目天神とならなかったとはいえ、その末流の方たちの活躍ぶりは、モチコさんのお気持ちを和らげることになったものと思われます。ハヤコさんの娘の一人タケコ=タキリ姫は大国主命と結婚し、後に天照大神によって「大国魂大神」と絶賛されることとなる事代主命をお産みになります。恵比寿さんとも称される事代主のご活躍は祖母であるハヤコさんのお気持ちを満足させることとなったと思われます。
神代の時代からすでに長い年月を経ていますが、これらの真相が古事記、日本書紀によって1300年間にわたって隠されてきました。しかし、古代の神々のさまざまな封印が解けてきつつあり、それを全国各地の縁ある人々、敏感な人々が感じとって、それと歩調を合わせるかのようにホツマが注目されるようになって多くの研究者が生まれ、様々な動きが活発化しています。
戸隠といえば、天の岩戸の扉が祀られているところ、と世間一般には思われ、その奥社にあたる九頭龍社の意味が長らく不明となっていました。
今回の戸隠神社・九頭龍社の参拝とは、その本当の意味を知る人々による史上初のモチコさんへのご供養であり、それによって、モチコさんの御神霊に無事に神上がっていただくための大切な儀式となるものです。
この大切なご供養をなされようとご提案されたのは、ハニエルさんのお口を借りてお言葉を発せられた瀬織津姫と思われます。
ハニエルさんは、この神事に先立って、あらためて六甲山の瀬織津姫の御陵、そして、それに沿うようにすぐ近くに鎮座するモチコさんの実の子、天穂日命の御陵へ参拝し、二神のご意志をお伝えする準備をされています。
このたびの戸隠参拝は、瀬織津姫の御心を汲んで、すべての人々が和すことができるような社会づくりに大きく一歩を踏み出していくきっかけともなるものではないでしょうか。多くの方々のご参加を呼び掛け致します。
さらに詳しくお知りになりたい方は駒形さんと高畠さんのサイトをご覧ください。
http://gejirin.com/src/Mo/motiko.html
http://www.hotsuma.gr.jp/aya/aya06.html