「秩父札所を往く N」 〜 15番札所 少林寺 〜
@ 秩父市番場町、繁華街の真っ只中にある15番札所「母巣山」少林寺。
ご覧の通り、門前のすぐ前が踏切という珍しい光景の霊場だ。
A 漆喰作りの本堂というのは、秩父霊場の中でもここだけ。
お城の天守閣のようでもある。
B 本尊は十一面観音である。
C 所狭しと貼られた本堂前の千社札。
こんな高い所にどうやって貼り付けるのか?と思うのだが、実は専用の道具がある。
D 「秩父事件」の記念碑。
少林寺には我が国の自由民権運動の草分けとなった「秩父事件」で殉職した官側の窪田、青木両警部補の墓がある。
「秩父事件」の民衆史的・歴史的意義は非常に高い。
E 白の漆喰と屋根瓦が立派である。
F 少林寺入り口。
この通りは「番場町通り」といい、秩父線のお花畑駅から秩父神社への参道にもなっている。
平日の昼間はさすがに人通りは少ない。
★ 次回(時期未定)は16番札所「西光寺」をご紹介します。

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