2007/5/15 | 投稿者: KINOSHITA

 きのう四日間に渡る第一次予選が終わって、230人の参加者が50人に絞り込まれました。かなりの狭き門ですね。私にとっては4日連続の審査は珍しくて緊張しましたが、なんとか遅刻もせずきっちり全員の演奏を聴けてほっとしました。四日間そればかり気にしていたんですが・・。特にきのうは中央線のトラブルがあって電車はこないし、来ても中野で止まってしまうしで青くなりましたが、上野駅から奏楽堂まで(いい歳をして)ダッシュしてやっと間に合いました。

 それにしても日本語って難しいですね。皆さん平均的にとてもいい声をしていらっしゃるのですが、声を鳴らすことに力を注ぎすぎるとテンポが限界を越えて遅くなり、曲のフォームはこわれるし、言葉も聞こえなくなりがちです。もちろんコンクールだから「声の良さ」は不可欠ではあるんですけどね。残念ながら二次に進めなかった皆さんは、そのあたりを改良なさると来年いい結果がでるかもしれません。あくまで作曲家からのアドバイスですけどね。

 大学の学部のうちに日本語の歌い方の基礎をちゃんと教えるべきというのが私の持論なんですが、どうでしょう。今、日本語歌曲を学部のカリキュラムに入れているのは武蔵野音大くらいではないでしょうか。(違ったらごめんなさい。情報教えていただけると嬉しいです。)日本歌曲コンクールができたことで、これだけレベルがアップしたのだから、教育の場できちんと日本語を教えれば画期的に進歩するのではないかと思うのですが。そちら方面の先生方ぜひがんばってください。

 そんなことを考えつつ、同じ審査員で意気投合した声楽家の小泉惠子さんと上野公園の素敵な和食のお店で打ち上げ(一次審査のですけど)をやりました。先生お勧めのお店に連れて行っていただいたのですが、上野公園内にあんな素敵なお店があったとは全然知りませんでした。混むといやなのでお店は秘密にしたいところですが・・「韻松亭」というお店です。上野で演奏会をやったあとの打ち上げなどにも最適、料理は繊細でとてもおいしく、雰囲気も大人向けのしっとりした和風のすてきなお店です。

 めずらしくデジカメを持っていなくてお店を撮れず残念ですが、かわりに奏楽堂のそばに置かれている不思議なオブジェの写真を。

  
クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ