2007/7/31 | 投稿者: KINOSHITA

 私、日本野鳥の会会員です。入会した理由は、何気なく引っ越してきたマンションの前に公園があって、その池に見たこともないいろんな種類の冬鳥がたくさん集まっているのに感動したから。なんたって冬鳥はシベリアから延々何千キロも飛び続けてここまでやって来るんですからね。すごいと思いませんか!そのほかにも初夏になるといろんな野鳥が来て美しい声で囀ります。普通都市部で生活しているとカラスとスズメとヒヨドリくらいしか気が付きませんけど、東京にも実はこんなに多くの野鳥がいたのか、って目からうろこが落ちる気がしました。このブログは5月に始めたので冬鳥の写真をまだアップしてませんが、秋になったらいろんな鳥がくるのが今から楽しみ。

 そんな野鳥好きとしては、最近公園を歩いていて心配なことが2つあります。ひとつは異常にカラスが増えたこと。ふたつ目は留鳥のはずのカルガモがほとんどいないこと。今日はカイツブリも全然見なかったし。まさか・・カラスがヒナをみんな食べちゃったんじゃ・・。私がここに引っ越してきたときは鳩がたくさんいたのにいつの間にか全然いなくなってしまい、そのときもカラスが食べちゃったんではと疑ったのですが。カラスって雑食だからあれだけ数が増えるとお腹をすかして何でも食べかねないですよね。それとも別の理由なのかな。今日も池のほとりをくまなく見て歩いたのに(〆切前のくせに暇なことやっている)、池なんてシーンとしちゃって鳥影ほとんどなし。どの一家もたまたま昼寝タイムでどこかの葉陰で休んでいたのならいいんですが。
 ようやく見つけたカルガモ君です。心なしか寂しげ。

 
クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/30 | 投稿者: KINOSHITA

 このところ朝早く起きて吹奏楽のオーケストレーションをやっています。予定より進み具合が遅いので眠いけれどしかたありません。これでも7月〆切は間に合いそうにありません。まあ一生懸命やっているということで許していただいて・・。
 午前中いっぱいがんばって、昼食後さあて投票に行こうかなと思ったらいきなり豪雨と雷でびっくり!あと5分早く家を出ていたらびしょぬれになるところでした。仕方ないので15分昼寝して眠気を覚ましてから、またオーケストレーションしました。センスはいいけど仕事が遅い!
 午後6時くらいに急に晴れ間が出てきたので行ってまいりました、投票。なんたって国民の権利ですから。投票しない人は政治に文句いう資格なし!ってラジオで言っていたし。
 元住んでいた所では投票所はいつも地元の小学校だったんですが、今の市では地域が細かく区切られているらしく、小さいコミュニティ・センターが指定投票所です。ちょっと物足りないなあ。

 家のすぐそばなので、てれてれ出掛けました。するとコミュニティ・センターの入り口で小さなライオン発見!たてがみが立派です。水玉のワンピースを着た美人の奥さんに許可をいただいて、ライオン激写しました。種類は何ですか?と伺ったらプードルだそうです。カットによって随分雰囲気が変わるものです。最近トイ・プードルの小ささに慣れてしまったので、普通のプードルがライオン・カットしているとなかなか堂々たるものです。

 投票所って冷房効いてないのか、もわっとした空気のなか、ここ一週間真剣に考えて決めた人の名前を書いてしっかり投票箱に押し込んできました。私が一票入れた人、当選するといいな。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/28 | 投稿者: KINOSHITA

 きょうは隅田川花火大会ですね。
昔、気の合う連れ合いがいたとき、よくいろいろなイベントに出掛けたものです。春ならお花見、夏は花火大会や朝顔市や各種お祭り、秋は紅葉狩りやら遠出の旅行、冬はX'masパーティや初詣やスキー。楽しいことがたくさんあったなあ。ま、今は部屋で作曲しているほうが楽ですけど・・と言ってみる。

 隅田川花火大会も当然行きました。懐かしい〜。今でもあの雰囲気は忘れられません。駅に到着したときからすでに人だらけ。人の波の中を相棒とはぐれないように気を付けながら半歩ずつそろそろ歩く感じで、通った道の風景なんて全然覚えてません。お花見会場に近づくにつれて火薬の匂いが強くなり「ド〜ン、ド〜ン」という花火を打ち上げるときの音が大きくなっていきます。遠くから見ると風情ありますが、ハッキリ言って近くだと花火って音も匂いも大砲を撃っているのと同じです。

 所々にやぐらが立っていて、そこから警察官が将棋倒しなど起きないように人の波を見張っていて、ときどき拡声器で「そこ!立ち止まらないでどんどん歩いて!」みたいに檄を飛ばす。言われたほうはおろおろしながら火薬の匂いと「ひゅるるるるどか〜ん」という砲声の中を人混みに揉まれて汗だくで右往左往する。戦火を逃げまどう難民の群って感じですね。

 やっとのことで川岸のすみっこに場所を見つけてしばらく花火を見るのだけれど、花火って現場だと真上に上がるんですよね。上がるたびに真上を見上げているうちだんだん首が痛くなってきて、そのうち3発に一発くらいしか見上げなくなってしまうんです。とにかく火薬の匂いが強く音が大きく、首が痛くて人混みで汗だく。でもそれが却って強い思い出となって残っているのだから面白いものです。
 近くの立派なホテルに部屋をとって、窓から見える花火を肴に冷えたビールを飲む、あたりが一番スマートなんでしょうが、そんな楽をすると案外思い出に残らないのかもしれません。

 花火の写真はひとつもないので、文とは全然関係ない地元池。来年は花火撮影トライしてみようかな。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/28 | 投稿者: KINOSHITA

 きのうは、某企画の打ち合わせを兼ねてF氏とTさんと三人で会食しました。どうせなら今話題のレストランでということで、青山のフレンチ「ブノワ」に行ってきました。ラ・ポルト青山の10階。数年前に青山のカメラ教室に通っていたとき(最初の3回で止めてしまいましたが)から建物はありましたが、レストランは出来てまだ2年くらいだそうです。

 インテリアを有名なデザイナーが手がけているとかで、なかなか居心地のいい空間でした。肝心のお味ですが、前菜は普通でしたがメイン・ディッシュのラムのローストがとってもおいしかったので一気に幸せになりました。お肉は新鮮でジューシー、野菜もたっぷり入っていて食後感もさわやかでした。普通コース料理だと前菜が一番おいしくてメインディッシュになるころは飽食してしまうのですが、ここは分量が少ないせいかメインディッシュが一番おいしかったです。もっともあとですぐお腹が空いてしまいましたが。

 午前11時半に待ち合わせたので窓際のテーブルが取れて気持ちよく優雅にランチとおしゃべりを楽しむことができました。来年2月中旬に歌曲のレコーディングが決定したので、それについていろいろ打ち合わせするつもりでしたが、結局おいしい料理についてとか外国に行くならどこが一番いいとか、浮世離れした話題で盛り上がりました。雰囲気が優雅だと話題も自然と優雅になってしまいます。実際は海外旅行に行く暇は当分ありませんけど。
 食事を終えてふと見回すと広い店内ほとんど満席。夏休みとはいえ平日の昼間にみんなゴージャスですねえ。いえいえ私らはお仕事ですから。

 最近おいしいものを食べる機会が続いたせいか、やたら食べる癖がついてしまいました。開かずの間にしまい込んであるエアロバイクを出してきて運動しないとメタボになってしまう。

写真は無し。だってレストランでデジカメ構えるの勇気いるんですもん。かわりにお店のパンフを。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/26 | 投稿者: KINOSHITA

  きのうは、フルーティストの間部令子さんのお宅におじゃまして、現代フルート奏法をいろいろ教えていただく約束でした。メールで教えていただいた住所、電話番号、道順をしっかりプリント・アウトしておいたのですが、いざ最寄り駅について住所を確認しようとバッグを探したらどこにも入ってない!このところ急に気温が上がったので、頭がぼけて大切なメモを家に置いてきてしまったらしいのです。知らない町で住所も電話番号もわからない目的地をどうやって探せばいいのか・・目の前まっくら。
 ところが不幸中の幸い、ぼんやり者の私には珍しくマンション名をおぼろげに覚えていたんです。私の元住んでいたマンションと名前が少し似ていたので記憶に残っていたらしいです。あたりを見回したら交番はないけれど、数百メートル先に大きな警察署が!仕方ないのでそこまで行って受付で「○○○かそれに近い名前のマンション探してください」ってお願いしました。交番でするべき質問ですが、警察署の受付の方はいやな顔ひとつせずマンションの場所を探してくださって道順も教えてくださいました。困っている時は人の親切がとりわけ身に沁みます。某警察署の親切な職員さん、どうもありがとうございました!

 そんなことで無事間部さんのマンション前に。住所と道順のメモさえ忘れなければ、駅から大通りをまっすぐ行きさえすればいい大きなマンションでした。やれやれ・・と思ったら入り口オートロック。が〜ん!部屋番号わからないから入れない。管理人室には誰もいないし。しかたなく敷地内に潜入していろいろ探し回ったところ草取りしている管理人さん発見。理由を説明して部屋番号を教えていただいてようやくマンション内に入ることができました。結局お宅のドア・チャイムをならした時は約束から45分も遅刻してました。ぐったり。

 大遅刻して顰蹙ものでしたが、やはり間部さんのお宅に伺ってよかったです。フルート奏法いろいろ教えていただいてとっても刺激的でした。
 トリル、ビブラート、タンギングも少しアイデアを変えるだけでとても新鮮な新しい奏法になってほんとに面白いです。書物や楽譜ではよく見て知っているつもりの奏法も実演してもらうと理解度が全然違ってとても興味深い!今まで、自分の音楽を追究する上で特殊奏法が必要とは必ずしも思っていなかったのですが、今回のことで関心がぐっと高まりましたしフルートという楽器が一段と好きになりました。間部さん、お忙しい中ありがとうございました。

写真は小泉浩さんの名著「フルートの現代奏法」の表紙。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/24 | 投稿者: KINOSHITA

 「夢の回路」とは恥ずかしながら私のピアノ組曲のタイトルです。これは初期に書いた唯一の本格長編超絶技巧ピアノ作品で、今まで3度の大幅改訂を繰り返し、去年秋にようやく最終版ができて出版、CD収録となったばかり。
 この難しい組曲を、高校時代の友人でピアニストの小畠伊津子さんが11月のリサイタルで弾いてくださることになりました。リサイタルまでまだ間はありますが、余裕のあるうち一度演奏を聴いて欲しいとのことで出掛けてきました。

 閑静な高級住宅街にある素敵なおうちに伺って、曲の解釈や演奏法を中心に音楽談義を山ほどしてきました。彼女は東京芸大卒業後ドイツ国立リューベック音楽大学のコンツェルト・エクサーメンを最優秀の成績で卒業した優秀なピアニストで、自分の追求する音楽にしっかりした哲学を持っている人です。一回通すと14分くらいかかってしまう組曲をまず通して聞かせてもらって感想をのべたあと、部分ごとに作曲者の意図をお話ししたり演奏者の解釈を聞かせていただいたりして有意義なディスカッションとなりました。

 直ぐ帰宅するつもりだったのに、少し飲んでいかないかとのお誘いに禁酒宣言も忘れ、そのまま夜まで延々とワインを飲み、手作りパンやお料理をご馳走になりながら音楽話に熱中してしまいました。楽しかった!
優秀な主婦でもある彼女の料理はどれもおいしく、ちょっと食べ過ぎ飲み過ぎてしまった意志の弱い私・・。
 11月のリサイタルとても楽しみです。下は楽譜「夢の回路」の表紙。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/20 | 投稿者: KINOSHITA

 以前も書いたことがありますが、ここ2年間「教育音楽」(音楽之友社)誌上にゆるゆると(本人は一生懸命)続けてきた連載が一応来月号で終了することになりました。この2年間で13曲書いたのですが、実は二種類混ざっていて、シンプルだけれど大人向きの曲が9つ、可愛らしい子供向けが4曲で、来月の掲載で一区切りするのは大人向きのものです。しっとりしたメロディの作品集で一見楽譜は簡単そうですが、中・高校生にとってはゆるやかなメロディは却って難しかったりするので、ソロや重唱で、または大人の合唱団に歌っていただくのに丁度良いかと思います。
 可愛らしい曲シリーズ(「ゆりいす」など)はまだ途中ですが、ちょっとお休みをいただいて充電します。また別の機会に続編としてお目見えするかもしれません。

 毎月仕上がるのが遅れてご迷惑のかけ通し、お世話になりっぱなしだった岸田編集長と神楽坂のイタリアン・レストランで打ち上げをしました。なぜ神楽坂かというと音楽之友社がある場所だから。編集長は仕事中なのでアルコール抜きのランチでしたが、女同士で音楽や音楽教育に関するいろんなお話ができてとても楽しい一時でした。神楽坂っておいしいフレンチやイタリアンが案外多いですが、今日行ったアルベラータというお店も素材を生かした繊細な料理が楽しめるので気に入ってます。今日も前菜のひとつ、鮎を揚げてソースをかけた料理がとってもおいしかったです。鮎というと日本料理のイメージですが、外はかりっと揚げてあって中の身はほこほこ柔らかく、ちょっと苦い内臓もソースとうまくマッチしてとてもおいしく新鮮でした。幸せ〜。

 おいしいイタリアンをたくさん(前菜2皿、パスタ2皿、お肉料理、デザート)食べてきたのに、帰宅するや「ああお腹空いた〜」と冷蔵庫を開ける私・・情けない。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/19 | 投稿者: KINOSHITA

 今年の梅雨はヒンヤリした日が多くて、暑さに弱い私としてはありがたいのですが、その分順調に作曲が捗るかというとそうでもありません。創作系の方はお分かりだと思いますが、費やした時間の分だけ努力が報われる・・というのは長いスパン(一生)では正しいですが、短い期間ではそんなに甘くありません。時間をかけてがんばるほどドツボにはまってゆく・・ことはよくあります。そういう時は「い〜っぽ進んで二歩下がる〜」と(「365歩のマーチ」のメロディで)歌いながら我慢して生きてゆくしかありません。次第に胃がきりきり痛くなってきたら、暗い顔で部屋に籠もらず「頭を空っぽにして外を歩きまわる」のが一番体にいいです。

 というわけで、ラオックスで修理を頼んでいたプリンタを受け取るついでに、そろそろ空いてきたはずのヨドバシカメラ・マルチメディア吉祥寺に寄ってみることにしました。プリンタを抱えて帰るのはいやなので宅配便の手配をお願いすると、そこからすぐのヨドバシカメラへ。新しくて広〜い店内。もと三越デパートと大塚家具のあったところですが、こんなに敷地広かったんですねえ。
 パソコン関係も充実はしてましたが、結局パソコンて仕事用で、一般家電としては定着しなかったんですね。日々の通信はケイタイ、遊びはゲーム機で充分なのかもしれません。今までMac関連の売り場ばかり行っていたので、ゲーム・ソフト界があんなもの凄いエネルギー爆発状態になっているとは知りませんでした。世の中が私の思っていたのと全然別のほうへ怒濤のように流れているのに唖然。

 気を取り直して食堂街を探検したら、やけに威勢のいい店が多く、焼き肉、食べ放題シャブシャブ、ちゃんこに中華に寿司、とスタミナ系が勢揃いでこれは楽しそうです。平日の夜なのに会社帰りやファミリーでかなり賑わってました。今度地元の友人とちゃんこを食べに来よう。

写真は例によって地元文化園に置かれている北村西望シリーズ第4弾。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/17 | 投稿者: KINOSHITA

 台風のあとは地震・・。新潟のほうは数年前にも大雨や地震で被害がでたのに、またですから本当に大変ですね。中越地方は昨年吹奏楽の指導でうかがったこともあるのでとても心配です。道路などがずたずたになっているようですが復旧作業がはやく捗るといいですね。
 私はうちにいたのですが、ゆ〜らゆ〜ら横にゆっくり不思議な揺れ方をしました。仕事机の横には天井まで届くスリムCDラックがあるので、直下型地震が来たら全部落ちてきてCDの下敷きでぺちゃんこ・・かも。今のうちに配置を変えたほうがいいかもしれません。

 うちは親が福井出身なので、死者が4,000人近く出た福井大地震の話は母親から随分聞かされました。通りを歩いていたら突然足もとがふらふらして地面に倒れてしまい、ああ恥ずかしいと思っておずおず顔を上げたら、まわりの建物が全部倒れていたそうです。映画館や大きい共同浴場も全部つぶれて、そこから地獄のような阿鼻叫喚が聞こえてきたそうです。ものすごい体験ですよね。よく聞かされていたので自分の見たことのようにまざまざと情景が浮かんでしまいます。
 しかも地震が来たのは太平洋戦争の空襲で町が全焼し、戦後やっと復興したばかりのころだったそうです。試練の連続。空襲で焼けて、地震でつぶれて、それでも負けずに三度家を建てた、というのが祖父と祖母の代だったそうです。母はまだ親に守られていた娘時代だったとはいえ、そういう凄い経験をくぐり抜けて大人になってますから、肝の据わり具合が私などとはもう全然違います。未だに全くかないません。

写真は地元文化園に置かれている北村西望シリーズ、第三弾。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/15 | 投稿者: KINOSHITA

 フリーランスの利点は、先輩や上司がいないから人間関係のごだごに巻き込まれずに作曲に専心できて精神衛生上いいことですけど、逆にいえば人間関係が狭まるから情報源が限られるし、悩んだときに相談する同業の先輩もいなくて孤立しやすいともいえます。
 私がホームページやブログをやっているのも、世代に関係なくいろんな方と音楽について話し合えるオープンな場を作りたいというのが大きい理由でした。こうやって公開していると思いがけない所から思いがけない作曲依頼が来たりすることもありますし。
 今まではそれで順調にいっていたのですが、今年からもう少し積極的にと一歩踏み出した途端、悩みごとも増えてきました。若いうちならともかく、大人になると親身に相談に乗ってくれる人ってなかなか見つからないんですよね。

 ところがラッキーなことに先輩作曲家Kさんとたまたま電話でお話しする機会があって、仕事上の悩みを聞いていただきました。Kさんは某音大教授、いろいろな団体の理事も務め、作曲家としても大きい賞をとったばかり、息子さんも大学をりっぱに卒業というスーパーウーマンですが、とても気さくで夜中の2時くらいまでああだこうだと相談に乗ってくださいました。やはり同業の作曲家の先輩のアドバイスはとても重みがあります。ここのところずっと悩んでいたことが、電話以来ふっきれて前向きになったような・・。

 作曲家の会には2つほど入っていますが、たまに演奏会に出品する程度で活動に深く関わったことありませんでした。作曲家だけ大勢集まっても仕方ないでしょうというクールな考えでしたが、今回ちょっと考え変わりました。同業ゆえに助け合えることって少なくないかもしれません。

写真は地元文化園に展示されている北村西望シリーズ。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/14 | 投稿者: KINOSHITA

 きのうは代々木上原のMUSICASAという小ホールに行って来ました。初めてなので場所がわからずうろうろしましたが、ちょうどホールに向かうという学生さんたちについていって無事到着しました。こじんまりとした、でも立体的な作りなので聴くことに集中できる空間でした。100人くらいの演奏会によさそう。
 昨年、日本現代音楽協会主催の現代音楽演奏コンクールで優勝したフルーティスト・間部令子さんと、作曲家・森山智宏さんのピアノによる夕べだったのですが、とても充実した面白い演奏会でした。プログラムは湯浅譲二、近藤譲、鈴木輝昭、福井とも子、そのほかオール現代音楽作品。
 間部さんは若武者のようなりりしい演奏ぶりで、音だけでなくその表情や動作にも緊迫感があって引き込まれました。今アメリカに博士留学中でこのコンサートのための一時帰国のようですが、今後きっと大活躍なさるのではないでしょうか。森山さんのピアノは手の大きい人らしくがっしりと安定した厚みのある音ですが、音色や音量のコントロールがうまいのでフルートとのバランスもよく、変化に飛んだ知的な演奏でした。
 フルートの特殊奏法を一度にまとめてあんなに聴いたのは初めてです。でもフルートの音色って柔らかいので現代音楽に向いているかも知れません。これを音量の大きい楽器でやられると相当頭が痛くなるかも知れませんが、フルートだと思い切り奇抜なことをやっても美しくまとまります。
 CDで聴いている曲も多かったですが、実演だとまたイメージ変わるものですね。どの曲も聴き応えありましたが、かずかずの特殊奏法の嵐のなかで、ほとんど特殊なことをやらなかったのに音楽が個性的だった近藤譲さんの曲が却って印象に残りました。福井とも子作品の明るい凶暴性もかっこよかったです。
 秋に間部さんに新作を演奏していただくことになっているので楽しみ。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/11 | 投稿者: KINOSHITA

 昨日は友人の声楽家・佐竹由美さんの東京芸大博士課程最後の発表会が芸大奏楽堂(芸大内にある新しいほう)で行われたので聴いてきました。佐竹さんといえばクリスタル・ヴォイスで古典から現代まで幅広く歌いこなす人気ソプラノですが、最近は芸大の博士課程でコープランドを中心に20世紀アメリカ歌曲の研究もなさっていて、昨日の演奏会はその集大成として、コープランドの代表作「エミリー・ディキンソンの12の詩」を中心としたプログラムでした。

 この歌曲集は名作の誉れ高いけれど、技術的に難しいのでなかなか本当にいい演奏に巡りあえません。曲って本当に良い演奏がされたとき初めてその真価が伝わると思うのですが、きのうの佐竹さんの演奏ではこの曲集の奥深さがひしひしと伝わってきました。こんな素晴らしい作品集だったんだということを再確認しましたね、コープランドの音楽も、ディキンソンの詩も。
 英語と音楽が自然に密着し、一曲ごとに表現や色彩が見事に切り替わっていく素晴らしい演奏でした。ピアノの奥千歌子さん(これまた素晴らしい!)との息もぴったりでした。彼女自身が数年前に歌った演奏より更に数段進化していて、芸術家がひとつの作品を熟成させ表現を高めていく過程を目の当たりにして、友人だけど聴きながら衿を糺すような気持になりました。こういう演奏に立ち会えて幸運でした。

 素晴らしい演奏を聴いたらそのまま帰るのが惜しくなり、乗り換えの東京駅で降り大丸デパートの三省堂書店で本を購入、併設のカフェでコーヒーを飲み本を読みつつ演奏会の興奮を静めました。
それでもまだ興奮していたらしく一番上等な傘をどこかに置いてきてしまいました・・。

写真は懐かしい東京芸大音楽学部入り口。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/10 | 投稿者: KINOSHITA

 一昨日、作曲の合間にソファに寝ころんで本を読んでいたら、突然セミが鳴き出しました。それもカナカナが一匹だけ。か細くカナカナカナカナカナ・・・と聞こえて驚いて飛び起きて耳をすましていたら、5分後くらいに再びカナカナカナカナ・・と鳴いてそれっきり。もう二度と聞こえませんでした。たしか去年もセミが一斉に鳴き出す少し前にカナカナが一匹だけ鳴いたように思います。もうすぐ本格的な夏ってことですね。あのセミ一匹だけ早く出てきてしまってそのあとどうしたんでしょう。

 昨日は午前中まじめに作曲。昼食後友人がきて事務仕事を手伝ってくれたのですが、肝心の私はその間お茶しつつおしゃべりばかりで、早く作曲したらとたしなめられる始末。彼女の帰ったあと、夕方に新しい企画が突然動き出して、いろいろな方と電話とメールのやりとりをしていたら一日終わってしまいました。目前に〆切があるから籠もって作曲するのですが、籠もっていると作曲中は集中するからいいものの休憩時間がとても退屈。そういうときむくむく別の企画が湧いてくるんですよね。まあ一種の現実逃避なんですが、案外それが実現することが多くて面白いです。

写真は地元自然文化園のアライグマ。
 
クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/8 | 投稿者: KINOSHITA

 この数年間新聞を取っていなかったのだけれど、最近また取り始めました。別に読みたくなったからではなくて、たまたま出掛けようとしたら玄関に勧誘の女の子が立っていたということです。新聞勧誘員には珍しく15〜6才の遊びたい盛りの女の子が健気に汗して外回りの仕事で働いている、と思ったらつい甘くなって取ってあげることにしました。最近宅急便などでも女の子がTシャツGパンで首にタオルまいで大きい荷物を届けてくれることがあって、そういうのに私はとても弱い。みんながんばって!

 前は2紙とっていたこともあったけれど、今住んでいるマンションは紙資源ゴミの収集がひと月に一度しかないので、ただでさえ郵便物とかコピー紙、雑誌、ちらしなどがたまって大変なので新聞は取らないようにしていました。だって主要なニュースはネットのほうが早いし、経済は苦手だし、テレビがないのでテレビ欄見ても意味ないし、出掛けるたびに雑誌を買ってしまうので文化欄もいらないし。ハッキリ言って新聞はなくてもあまり不便ありません。

 と思っていたのですが、久しぶりにとってみると利点も多いですね。社会問題について専門家がきちんと署名入りで書いている文章はやはり読み応えがあります。ラジオでは(TVは知らない)有名ゲスト・コメンテーターがすべてのニュースにコメントする形が流行ってますが、知らない分野のことを適当に発言する人も多いでしょう。
 その点専門家の署名記事というのは、その意見に賛同するかしないか別として、やはり内容が深く読み応えがあります。今マスコミでもてはやされる人ってマルチな感じの人が多いですけど、何でも浅くできる人って結局何もできないのと同じだと思うんですよね。専門家ってそんなに簡単な道ではなく一生かけてこつこつやるものなのでマスコミ映えする華やかさには欠けるかもしれませんが、世の中を本当に支えているのはそういう専門家だと思うんです。学者にせよ、技術者にせよ、農業、漁業などの生産者にせよ、主婦にせよ。

 あともう一つ意外に便利なのが地域欄。普通ワールド・ニュースはネットですぐチェックしても地域の情報ってあまり調べません。でも6日の鹿の赤ちゃんの写真がとれたのは新聞地域欄に「自然文化園で赤ちゃんラッシュ」という記事を見たからこそ。これからまめにチェックしよう。
 
写真は地元、自然文化園彫刻館入り口にある北村西望の彫刻3体です。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ

2007/7/6 | 投稿者: KINOSHITA

 今日も晴天でしたが、ランチ&お散歩の誘惑をぐっとこらえて一日地道に作曲してました。曲に没頭するようになると、朝起きたときから頭のなかをぐるぐる曲が回るようになります。前日作ったところまでぐるぐるエンドレスで。なので朝ベッドから出るとすぐMacの前にいって作曲に入ります。1〜2時間集中して疲れたら、台所へいって栄養バランス重視の朝ご飯を時間をかけて味わって食べる、というのが調子いいときの一日の始まり方です。
 いまは朝から午後のお茶の時間まで吹奏楽曲を書いているので、頭の中を変拍子が炸裂してかなりハイ・テンションです。一昨年、吹奏楽連盟から突然課題曲委嘱が来て久々吹奏楽に復帰してから、あえて大人向け(自分好み)の凝った作品を2つ続けて書いたのですが、今回はかなり燃える曲です。大きい団体の委嘱だし、初演以外に面白い企画もあるようなので気合い入れて作曲中。

 午後のお茶のあとは気持を沈静させるため頭のねじを2〜3本緩めて。フルートとパーカッションの作品をやっと書き始めました。久しぶりに現音で発表する曲なので100パーセント自分好みの世界です。ごちゃごちゃ不協和音で固めるのはもう古いので、あくまで美しく乾いた風変わりな音楽を書いています。筆が遅いのでこつこつと。

 夕食のあとはオペラ・スコアの浄書をする予定。さぼっていたのでまだ一場(先は長い・・)ですが年末に向けて作業を進めないと。でも夕食の時アルコールを入れたら最後、ものすごい睡魔が襲ってくるんですよね。

 写真はきのう文化園で撮った鹿の赤ちゃん。じっとしててくれました。

クリックすると元のサイズで表示します

人気blogランキングへ




AutoPage最新お知らせ