2007/8/31 | 投稿者: KINOSHITA

 27日に鳥取から戻ったあと、フルートとパーカッション作品の〆切に向けて集中してました。30日に上げて楽譜を郵送するつもりでしたが、出来上がったのが31日午後2時というぎりぎり状態だったので、仕上がったばかりの楽譜をPDFファイルにしてメール添付して送りしました。Macで作成するとこういう点便利です。もっとも先方にプリント・アウトしてもらわなければなりませんが・・。鳥取旅行後、自分ではそれほど疲れているとも思っていなかったのですが、曲・解説文を送ってほっとした途端、ぐったりベッドに倒れ込んで寝てしまいました。起きたら午後11時・・国内時差ボケです。

 本当はひとつ校正もやらなければいけなかったのに、こちらは間に合いませんでした。「校正」というのは出版楽譜の印刷の前に作曲者の目でミスがないか全ページチェックすることですが、私はこれがとても苦手。

 もちろん初めて出版する際は苦手なんて言っていられなくて、臨時記号の落とし一つないよう徹底的に(普通2回)見直しますが、二刷、三刷といくに連れてだんだん面倒になってきます。初版でどんなにがんばって校正しても必ず幾つか見落としがあるので三刷くらいまではチェックし続けなければいけないのですが・・。今回は某曲集の再販の校正を一回省略させていただきましたが、次回の再版でがんばってチェックしたいと思います。どの楽譜にせよ、もし演奏なさっていてミスが見つかったら、お手数ですが出版社のほうにお知らせいただければありがたいです。

 写真は鳥取の浦富海岸のおまけです。

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2007/8/30 | 投稿者: KINOSHITA

 浦富の遊覧船では今ひとついい写真が撮れなかったので、再度観光タクシーに乗って今度は山から海岸を見下ろしてみました。やはり景色は上から眺めた方がいいですね。車でずっと兵庫県境までいきましたが、どこから見ても海岸が美しい!日本海の荒波で岩場が変化に富んでいるし、時々美しい砂浜も点在していつまで見ていても見飽きない雄大な景色でした。

 8月末のせいもあって海水浴客はほとんどいませんでしたが、たぶん7月でも湘南のようなイモ洗い状態には決してならないのでは。きちんと海水浴場の設備が整っていないところは基本的に遊泳禁止で、それでも泳ぎたい人はすべて自己責任で、と遊覧船で何度も言ってましたが、こんな美しい海で誰にも邪魔されず泳げるなら・・。まあ自然は恐ろしいので一つ間違うと命を落とすことになりますから、旅行者は船や車から景色を眺めるだけがいいのかもしれません。

 作曲家というとずっと家で作曲しているだけのようですが、実はコンクール審査や講習会の講師、初演の立ち会いなどで、かなりいろいろな場所に出掛けています。行ったことがないのは本州ではたぶん青森と和歌山だけではないかな。そんな中でも鳥取の海は際立って美しいと思いますね。次は冬の鳥取で、雪の海を見つつカニを食べて温泉につかってみたいものです。
仕事で行ったのに、海に癒されて夏の疲れがとれた旅でした。

波打ち際に一列に並んで休んでいたカモメたち。

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車で少し登って眺めた海。水が澄んでいます。

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さらに高いところから。海と空が解け合ってます。

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2007/8/29 | 投稿者: KINOSHITA

 ブログの更新は携帯電話でもできますが、ホームページのチェックができないし、文章を書くとき親指だけ酷使するので腱鞘炎によくないんですよね。Macなら指を均等に使って打ち込むから指に優しくスピードが全然速いし、ワープロ・ソフトやフォト・ショップも入れてあるのでいざというとき便利。ということで暑い中、重いMacを抱えて旅に出たのですが。
 
 旅に持っていくと一度はかならずMacを落っことすんですよね。たまたま旅行携帯用のMacは当たりがよく頑丈なので全然壊れないのですが、もう一度やると危ないので何か対策を考えないと行けません。
 今回宿泊したのは主催者が用意してくれた一流ホテルだったんですが、普通ちゃんとしたホテルではラン・ケーブルが用意されていてネットは繋ぎ放題なのに、今回は珍しく電話回線でネットに繋ぐしかありませんでした。いつものくせで景気よく繋いでいたら、最後の精算でネット代を1万円近く請求されて呆然。電話回線だとたった二晩でこんなにお金がかかるんでしたか・・。

 呆然としつつチェックアウトして大きい荷物を宅急便で送ってしまってから、Macだけ大事に抱えて観光タクシーに乗り込み鳥取を回りました。砂丘のことは前回アップしたので、今回は浦富海岸の写真を。ここは以前来たとき美しくて感動した記憶があったので、タクシーに待ってもらって再び「島巡り遊覧船」に乗りました。前回は甲板で見たのですが、今回はそれを忘れて半地下のイス席に座ってしまい景観はいまひとつでしたが、一通りゆっくり島を巡ったあとの帰路はかなり高速で日本海を疾走するので本当に気持ちがよかったですね。

写真は遊覧船からの眺め。日本海の荒波で岩が浸食されてたくさん洞穴がありました。

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逆光なうえ船が動いているので撮りにくい。

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帰路は高速で海を突っ走る。

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2007/8/27 | 投稿者: KINOSHITA

 今日は朝9時の飛行機で帰ってくる予定でしたが、せっかく鳥取まで来たのに何も見ないで帰るのではあまりに勿体ないので、飛行機を午後1時40分発の便に遅らせて、午前中は観光タクシーで鳥取砂丘と浦富海岸を回ってたくさんデジカメを撮ってきました。たしか十年くらい前にも一度鳥取に行ったことがあるのですが、その時の記憶は「美しい海岸と小さい砂丘」というものでした。砂丘は予想よりずっと小さくて靴に砂は入るし歩きにくいし景色も大したことないし、正直言ってあまりいい印象ではありませんでした。

 だから今回砂丘はもう結構と思っていたのですが、観光タクシーのルートに入っていて渋々再訪したところびっくり。確かに規模は大きくないけれど、一面の砂丘のむこうに真っ青な日本海が広がっていて素晴らしい景色でした。10年前と全然印象が違うってどういうことでしょう。もっとも今日は暑かったので、砂丘をずっと歩いて丘を登ってから海岸まで降りたりはしませんでしたが、デジカメはちゃんと撮ってきました。写真を一二枚、と思ったのですがあまり美しいのでいいアングルを求めてあちこち歩きまわったら、結局靴の中は砂だらけ、ずいぶん日焼けもしてしまいました。でも「砂丘」の評価は今回大幅アップ!
写真がその鳥取砂丘です。ごま塩のようなのが人間で、あとは白い砂に青い海。

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2007/8/27 | 投稿者: KINOSHITA

 鳥取でお母さんコーラス全国大会の選考委員2日目でした。03年と05年の秋にオペラの初演と再演を行ったせいで、ここ3年ほど夏はいつも缶詰めで作曲していましたから、久しぶりの夏のコンクール審査です。久々のせいかものすごく疲れましたが、2日とも、アイデアに満ちた上質でとても楽しい演奏を聞くことができました。今年はとりわけ小物を使ったり早変わりしたりアイデア満載で、視覚的にも楽しい大会でした。出演団体の皆さんお疲れさまでした!

 審査の番外編として昨日は連盟の理事の皆さんとお食事していろんなお話しができましたし、今日は選考委員を務めた5人の中からピアニストの熊本マリさんとソプラノ歌手の斉田正子さん、そして私の三人で座談会をおこないました。これがとっても面白かったです。それぞれの分野で一流プロとして活躍なさるお二人は、スタンスが明確で意見もはっきりとお持ちなので、はっとするユニークな視点もあって、とても刺激的で面白かったです。連盟のFさん(女性)の司会進行も的確で、軌道修正をきちんとしてくださるので、女四人でじっくりお話しました。だんだんディープになってオフレコになった話もありましたが、それぞれの出演団体への感想を、良かった点を中心にレベルアップするためのポイントも含めざっくばらんにお話したので、練習の参考にしていただけたら嬉しいです。(「ハーモニー」秋号に掲載されると思います。)

 写真はおかあさんコーラスの一大スポンサー「キューピー」から配られたうちわ。可愛いでしょ(フラッシュをたいたら光ってしまいました)。例年キューピー製品のおみやげがあるようですが、今年はおかあさんコーラス大会30周年ということで特別製「瓶入り」マヨネーズのおみやげでした。

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2007/8/26 | 投稿者: KINOSHITA

 今、鳥取に来ています。オフ・・ではなく全日本おかあさんコーラス全国大会の選考委員(指揮者の荒谷俊治さん、ピアニストの熊本マリさん、ソプラノ斉田正子さん、合唱連盟名誉会長の吉村信良さん、それに私の5名)のお仕事です。8月〆切フルート作品はまだ完成してませんが、仕方ないので一旦中断してきました。

 24日にホテルに着いたあと鳥取砂丘にでも出掛けようと思ったのですが、あまり暑く、行き倒れても困るので砂丘行きは断念。結局ホテル隣の大丸に行き、アクセサリー売り場の店員さんにいろいろアドバイスしてもらいつつリーズナブルで利用価値のありそうなネックレスを3点購入しました。何やってんだか。ホテルはなかなか広くて快適ですが、残念なことにパソコンがダイヤル・アップ式なので、スピードが遅いっ!きのうは接続を待っている間に睡魔に襲われてブログをアップできませんでした。

 25日は梨花ホールという立派なガラス張りのホールで全国大会第1日目でした。いずれ劣らぬ熱演で、二重合唱あり、精緻なアカペラあり、情念の合唱あり、弦楽、ハープ、マンドリン、打楽器など多彩な楽器の伴奏あり、早変わりあり、振り付けあり、それぞれの団体が一年かけて仕上げたステージなのでとても聴き応え、見応えがありました。9団体がひまわり賞(他コンクールでいうと金賞)を受賞なさいました。おめでとうございます。でもひまわり賞を逃した団体にもとてもレベルの高い演奏がいくつかありました。あす季刊誌「ハーモニー」のための座談会で一団体ずつ感想を述べますので、個別講評に興味のおありの方は次号の「ハーモニー」をお読みになってみてください。

 写真は1日目無事終了後のパーティの模様です。選考委員でご一緒した熊本マリさん(左)と斉田正子さん。お二人が選考委員に加わって審査室がとっても華やかです。
 
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下は大盛況のパーティ会場。
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2007/8/23 | 投稿者: KINOSHITA

 10日に吹奏楽作品をあげたあと、8月末〆切のフルート作品もこつこつ作曲し何とか見通しが立ってきた18日深夜、ベッドに入って気持ちよく寝入る直前、もうひとつ〆切があったのを思い出してガバと飛び起きました。お盆明け〆切があったんでした。大変だ!それから丸4日その仕事に熱中していたので、ブログを書く暇が全然ありませんでした。

 今年4月末、「Joint Concert in Brass 2007 新潟」の委嘱で吹奏楽伴奏による合唱作品「いま!」を作曲、新潟県の中・高校吹奏楽部員400名と選抜吹奏楽メンバー(30人くらい)により華々しく初演されました。その時はそれで終わったのですが、7月になって「いま!」を別の演奏会で合同演奏したいという話が続けて2件来たため、急きょ出版が決定しました。

 初演は女声三部合唱と吹奏楽でしたが(吹奏楽は女子が多いので)、出版するとなると一般用に当然混声4部版も作成する必要があります。ピアノ伴奏は練習用の簡単なものしか書いてなかったのですが、出版ならピアノ伴奏版も演奏会用にきっちり作り直さなければなりません。本来、女声三部と混声4部では吹奏楽の伴奏の付け方も変わってくるのですが、同じ曲で伴奏が何種類もあるのも紛らわしいので、女声三部のための吹奏楽伴奏はそのままに、無理なく混声4部が乗るようにしました。男声が金管の低音の動きと連動し、しかし埋没しないよう気を使っての混声版作成で、予定より時間がかかってしまいましたが、出来上がってみるとやはり混声4部版。ハーモニーがしっかり安定します。
 結局、女声三部pf伴奏譜、混声4部pf伴奏譜、混声4部吹奏楽伴奏スコア、と3ヴァージョン新たに作成しました。改訂、別バージョン編曲、浄書、校正という猛暑の時期に一番やりたくない細かい仕事の連続で・・ああ疲れた。でもきっちり仕上げたので気持いいです。

 女声でも混声でも吹奏楽伴奏に乗せて気持ちよく歌うことができますし、詩はまど・みちおさんらしい「今このときを生きる!」といった生命賛歌ですから、合唱と吹奏楽の合同演奏会にもぴったりです。吹奏楽スコアとパート譜はレンタル、合唱譜は女声三部、混声4部ともピースでの出版となります。出版時期は10〜11月。お問い合せはカワイ出版まで!

 写真は公園から見るマンション。

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2007/8/19 | 投稿者: KINOSHITA

 きのうは、幡ヶ谷の「アスピア」内のホールで、日本歌曲界の第一人者・瀬山詠子先生の歌曲ゼミナールがあったので出掛けてきました。もともと瀬山先生が東京芸大で大学院生対象に行っておられた日本歌曲の講座ですが、退官後名誉教授になられても教えを請う人々が多かったたため、ゼミナールという形式で一般にも門戸を開いてレッスンなさってます。

 山田耕筰から時代順にいろいろな邦人作曲家の作品を対象にレッスンを行っておられるのですが、今期は「三善晃・木下牧子作品」が対象で、大勢の方が私の曲を取り上げて歌って下さるとのことで見学してきました。まあゲストのようなものですが、ほとんど発言することもなく、ずっと興味津々で聴講してました。作曲家にとって「発声」は管轄外ですが、自作の歌曲指導を頼まれたときは避けて通れない「鬼門」です。日本語のスペシャリスト・瀬山先生のレッスンは作曲家自身にとっても発声、音程、日本語の発音、音楽のフレーズとの密接な関係を再認識する上で大変勉強になりました。

 とにかく密度が濃く素晴らしいレッスンなんですが、非常にきびし〜!私が受けたら泣いてしまいそうです。さすがにレッスン受講の皆さんは先生の厳しいチェックを即座に理解して、どんどん演奏が充実していくのはさすがでした。それにしても午後一時から5時まで、6人の受講者にあれだけ全力で親身の指導をなさる先生の音楽に対する情熱は本当に凄い。

 レッスンのあと先生と世話係の方と三人で神保町に移動し、おいしい中華をご馳走になりました。私は何もしなかったんですけどね。歌曲に関する興味深いお話や、今は亡き私の師・石桁真礼生先生の思い出話など、紹興酒をいただきながら楽しい時間を過ごしました。瀬山先生ってレッスン以外はとても気さくで優しい方なんです。

日本歌曲に本気で取り組みたい方には「瀬山詠子ゼミナール」(最初は受講でなく聴講のほうが・・)お勧めです。とっても厳しいけれど上達間違いなし。
 
写真は隠し撮りしたレッスン風景。

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2007/8/17 | 投稿者: KINOSHITA

 作曲家で本当によかったです。こんな暑さで外回りしたら死んでしまふ。外回りのお仕事の方、どうぞお身体お気をつけて。仕事は適当にして、時々涼しい喫茶店や図書館などに入って水分補給してくださいね。
 相変わらずMacの前で、ここはウィンドチャイムかいいかサスペンデッド・シンバルか、う〜んと悩んでいたのですが、急ぎの郵便を思い出し、午後一時ごろの一番暑い時間帯に帽子を目深にかぶりポストに投函しに行ったついでに商店街へ。ひまな時期なら冷たいそうめんでもすすっているところですが、〆切を抱えて今寝込むわけにはいかないので、なにか栄養のあるものはないかと広い商店街を行ったり来たり。今日はさすがに台所で火を使うのは暑いので、そのまま食べておいしく栄養があって冷たいものはないか・・と探してやっと見つけました。
 
 「ゐざさ」の柿の葉ずし「夏の詰め合わせ」。
ちょっと値がはりますが最近久々のヒットです。柿の葉のほか笹の葉、しそ、高菜にくるんであるものあり(もちろんしそと高菜はそのまま食べ、柿の葉と笹の葉は食べません)、ネタも、夏らしい鰻(うなぎ)や鱧(はも)の蒲焼き、さけ、さば、あじ、真鯛、カツオのフレークに白ごまをまぶしたもの、などとても繊細で変化に富んでいておいしい!一個が小ぶりで上品な大きさなのでご飯を食べ過ぎることもありませんし。夏の食欲のないときはこれと冷たいビールで元気回復。

 写真は地元の池のカメ。もう30センチくらいに成長してます。耳の横が赤いので外来種ですねえ。小さいカメを飼ったはいいけど買い切れなくなって池に放すのはやめましょう!大きな池がカメだらけで、ちょっとこわい。
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2007/8/15 | 投稿者: KINOSHITA

 部屋はドライと冷房を交互にかけて快適なはずなのに、朝から心臓がきゅううっと締め付けられる感じで、体が弱ってるのかと思ったら気温のせいでした。東京でも最高気温が35度をこえ、前橋に至っては38.8度だったそうです。生きてるだけでぐったりだ。
 それでもいつも通りMacの前で作曲、ここにあるべき音色はマラカスかカウベルか、う〜ん・・なんて考え込んでいたら、突然町内放送で「一分間の黙祷をしてください」というアナウンスが流れてきました。町内にアナウンスが流れるのってなんだか居心地悪いですが、今日はアナウンスが流れたおかげで終戦記念日の正午であることを思い出しました。私の身内には親の代も祖父母の代も戦争で犠牲になった人がほとんどいないのですが、生まれてずっと戦争に会わず現在も「作曲の〆切が一番の悩み事」という幸せな?境遇に感謝しつつ黙祷しました。

 戦争の悲惨さを扱った作品は鑑賞する身にも重いので避けてしまいがちですが、時々はきちんと向かい会わなくては行けないと思います。でもどうしてもDVDレンタルショップへいくと娯楽作を選んでしまうんですよね。いかんいかん。今まで読んだ中で一番戦争の恐ろしさを強く感じたのは子供のころ何気なく読んだ某漫画でした。題も作者も忘れてしまいましたが、沖縄の集団自決のことを描いた漫画で「アメリカ軍の捕虜になったら恥だから捕まる前に子供を殺して自害しろ」と命じられた多くの母が次々子供を殺して自害するシーンに呆然。あの漫画読んだときのショックはもうトラウマです。人間を狂わせてしまう戦争・・絶対起きてほしくありません。

写真はいつもの公園。木が多くて涼しいです。

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2007/8/14 | 投稿者: KINOSHITA

 きのうは新宿の茶懐石のお店で夕食会でした。日本歌曲界を代表する素晴らしい才能の皆さんと来年のCDレコーディングの相談やらいろいろ雑談を。
 今年の夏は今までになくいろいろな方と食事をする機会が多くありました。もともと人見知りなので今まではほとんどこういうことはやらなかったんですが、お酒を飲みながらゆっくり話すのって、人と知り合うときとても効果的なんですよね。世の中で一番大切なのは「人間関係」だということに最近ようやく気づきました。いくら上質の作品を書いても孤立していては誰にも知ってもらえませんから。ということで尊敬する人とか一緒に仕事をしたいと思う人とはなるべく積極的に会って話したり食事したりしたいと思うようになりました。これって進歩なのかな。

 食事するときはイタリアン・レストランの場合が多い(ほとんどランチ)ですが、今回はめずらしく和食。しかも夕食なので緊張しました。和食って洋食よりずっと高価なので、今まで殆ど足を踏み入れたことがないのですが、昨日は人生3度目くらいに高級懐石のお店で緊張しつつ食事しました。おいしいんだかおいしくないんだかよくわかりませんでした。しかも個室。ものすごく広い部屋の真ん中に置かれた大きいテーブルで4人きり。美しい仲居さんが2人いつも待機していて最初どうしようかと思いましたが、だんだんリラックスしてきて3時間くらいゆっくり食事できたので良かったと思います。

 才能溢れる皆さんの興味深いお話をたくさん伺って大いに刺激を受けたのに、帰った途端ソファに寝ころんで京極夏彦を読む私。だめだこりゃ。

 
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2007/8/13 | 投稿者: KINOSHITA

  まだ作曲の仕事があまり来なくて家でソルフェージュやピアノを教えていた頃は、生徒さんからお中元お歳暮をたくさんいただきました。あれは嬉しかったなあ。作曲活動に専念している今は減りましたが、それでも毎年送って頂く中に、フルーツの生ジュースとコンポートの詰め合わせがあって、これはおいしいので毎年楽しみにしています。しかし・・ひとつだけ困ったことがあって。

 瓶ジュースの栓は栓抜きでシュポッと簡単に抜けますが、コンポートの瓶詰めの蓋がものすごく固いんです。最初に頂いたときは何度トライしても開かず困り果てました。私は元ピアノ科で決して握力は弱いほうではありません。そりゃ今は腱鞘炎ですから学生時代ほどの握力はありませんが、私で開かないということは普通の主婦はほとんど開けられないんじゃないかな。なまじ瓶詰めでおいしそうな中身が見えるだけに悔しい。そういえば昔連れ合いがいた時はこういう時便利でしたねえ・・しみじみ。

 しばらく冷蔵庫に放置しておいたんですがある日どうしても食べたくなって、大工道具の中からとがったキリを取り出し、ビン詰めの金属のふたに2カ所空気穴を開けたうえで力任せに開けたらやっとあきました。

 ここ数年はそれでうまくいっていたのですが、どういうわけか今年に限って空気穴をしっかり開けても蓋はビクともしません。腱鞘炎が一気に悪化するほど渾身の力をこめて顔を真っ赤にしてがんばっても蓋は開きません。開かない瓶詰めってなによ・・。

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2007/8/12 | 投稿者: KINOSHITA

 作曲家って朝寝坊の宵っ張りのように思われますが、ばりばり作曲する人はまず朝型です。朝の5〜9時というのは昼以降とは頭の回転が全然違います。もう自分の頭とは思えないほどサクサク動きますね。なので私も〆切が立て込んでくると無理矢理でも朝方にします。放っておくと9時とか10時起きになってしまうので、今も朝5時半くらいにモーニング・コール、5時45分と6時ちょうどに目覚まし時計をかけて無理矢理起きています。特に大編成の作曲のときは仕事量が増えるので早朝が勝負です。

 しかし、早朝起きても休憩のたびに小説を読みふけっては何にもなりません。今日はそれを断ち切るべく、起きて1時間くらい作曲し朝食をとってから公園散歩に出掛けました。いつもは夕方に出掛けるのですが、朝日をしっかり浴びて精神を健全にしようという計画です。
 今日は日曜なのでジョギングや朝の散歩ラッシュはもう一段落していて公園はのんびりした雰囲気。部屋から見ると外は既に暑そうでしたが、湿度がそれほど高くないうえ公園は大木が多くて日陰だらけなので涼しくて気持ちよかったです。1時間くらい歩いて帰ってからシャワーでなくしっかりお風呂に入って最後に冷水シャワーで仕上げました。午前中は仕事も捗りさわやかでいい気持でした。
 が、昼食後ちょっとだけのつもりがまたしてもどっぷり小説にはまってしまった私。意志が弱い!今日は京極夏彦です。評判通り面白くてページをめくるのを止められず困りましたが、題材が怪談系にしては根本的に健全というか、あまり病的な熱気というか夜の闇がないかも。だからこれだけ広く人気があるのかもしれませんが。

 写真は公園の噴水の下で涼むカルガモ。

 
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2007/8/11 | 投稿者: KINOSHITA

 お盆の時期はやはり幻想小説がぴったりきます。ようやく吹奏楽を書き上げた疲れもとれ、次のフルート作品に取りかかってはいるのですが、小説びたりが癖になって困っています。大編成の場合は曲のスケッチが出来てからオーケストレーションとかコンピュータ浄書とかをしなくてはならないので物理的に時間がかかりますが、一旦スケッチができればあとはひたすら仕事をすればいいわけで、ある意味単純作業です。
 でもスケッチはゼロから生み出す作業なのでとても疲れます。オーケストレーションのように何時間も連続してはとても無理で、2時間も集中したら心底ぐったりするので、散歩に出たり、別の雑務をしたり、お茶を飲んだり仮眠を取ったりという気持ちの切り替えが一日に何度も必要になります。そのとき小説を読む癖がついていると、わずかの気分転換のつもりがいつのまにか小説のほうに長時間没頭することになって大変危険。特にこう暑いと楽なほうに流れやすく・・。

 ここ数日は赤江瀑と渋澤龍彦のあと坂口安吾や夢野久作も読みふけり、その気分転換にときどき作曲しているといった体たらく。頭もすっかり現実社会から遠ざかって中毒症状です。さらに長くて幻想的で麻薬的に面白い本を探しに本屋に出掛けたのですが、まあ全然知らない作家だらけでびっくりしました。いつもは主に詩ばかり探しているので、私の知らない作家がこんなにいっぱい増えていたのに全然気づきませんでした。こんな大量の本の中からどうやって本当に自分の好きな本を探せというのでしょう。

 最近のもの(といっても出版は十年くらい前らしい)では小野不由美の「東亰異聞」が幻想小説の名に恥じない闇の深さがあって面白かったです。あまり後味の悪い暗さはいやですが、どこかに夜の闇が感じられないと物足りないですから。

 写真は地元の弁天様の狛犬。ちょっとお間抜けな顔が可愛いでしょう。

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2007/8/9 | 投稿者: KINOSHITA

 ひとつ〆切が終わっても今月はまだたくさんやることがあるので決して気を抜いてはいけない、と思ったにもかかわらず、どっと疲れが出てここ2日頭が使い物になりません。7日に映画見にいって気分転換したまではいいのですが、帰りに幻想小説集をたくさん買って帰ったのがいけなかったようです。赤江瀑とか川上弘美とか久々に渋澤龍彦とかを読みあさってしまい、頭が現実に戻ってきません。
 ちょうど福岡の友人がおいしい「かりんとう」を送ってくれたので、ぽりぽり食べながらあちらの世界にいきっぱなし。そろそろこちらに戻ってきて自分の曲の世界に浸らなければいけません。

 送られてきた「かりんとう」は「菓寮 花小路」という会社の「油で揚げない」「革命的かりんとう」って書いてあります。なんだか凄そうだ。沖縄の黒糖味で食感はあっさりしていて幾らでも食べられます。昔人気のあった(今も売っているのかな)「カール」のさくさくした感じに近いかな。しかし油を使ってないからといって、こんなに食べ続けていいのだろうか。
 
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