2008/2/28 | 投稿者: KINOSHITA

 なんとかブログにだけは写真をアップできるようになりました。相変わらずオールドPowerbookはネットがつなげずホームページのアップができないままです。どうしたもんでしょう。
 さて3月2日に松本市音楽文化ホールで合唱とパイプオルガンのための「光はここに」初演があるので、その練習に立ち会いに松本に出かけてきました。午後2時半に「あずさ」に乗り込み午後5時には松本着のはずが、強風で全然電車がこず、1時間半待ってようやく電車に乗り込みました。甲府でも30分待たされ、結局松本についたのは午後7時。2時間以上の遅れだったため特急料金は払い戻してもらいましたが・・。即ホールに駆けつけ練習を聴きました。
 指揮の中村雅夫先生のご指導のおかげで、公募合唱団の皆さんは短い時間にとても丁寧に曲を仕上げてくださっていました。私は合唱とオルガンの音量バランスと音色調整を中心に聴きつつ合唱へのアドバイスもおこないました。2時間以上かなり熱中してやったので演奏の皆さんはさぞお疲れだったでしょう。でもこの調子だと一週間後きっと更に素晴らしい演奏になると思います。

 パイプオルガンと合唱というのは音のバランスを取るのがとても難しい組み合わせです。なんといってもパイプオルガンだけ高い所に設置してあるので、合唱はよほど慣れないとオルガンが聴こえず、オルガン奏者にもほとんど合唱が聴こえないそうです。でも私の作品は相変わらず微妙に複雑な響きの美しさを楽しむ作品なので、ピッチがちょっと合わないと全然面白くなくなってしまう。今回の松本市音楽文化ホールのオルガンは立派なのですが、フットペダルの音色が少し細いのが特徴のようで、一方私は低音は厚ければ厚いほど好きな人間なので、ホール専属オルガニストの保田紀子さんにご協力いただいて、いろんな音色を試しつつ、かなり低音の音色補強に成功したと思います。

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松本市音楽文化ホール専属オルガニスト・保田紀子さん

 本番ではきっとオルガンと合唱の素晴らしい音響の世界をお楽しみいただけると思います。もう一度お知らせしておくと

日時 2008年3月2日午後2時開演
場所 松本市音楽文化ホール「ザ・ハーモニーホール」
指揮 中村雅夫 他
演奏 フェスティバル合唱団 他
曲目 木下牧子:混声合唱とパイプオルガンの為の『光はここに』
 (松本市制施行100周年・オルガン設置20周年記念委嘱作)他
料金 全席自由 ¥1,000

 お近くの方はぜひお出かけください。それにしても、松本って晴れた日には本当に山々が素晴らしいです。帰りに立ち寄ったおそば家さんからの風景です。

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2008/2/24 | 投稿者: KINOSHITA

 いつも公式サイトとブログの画像アップは古いMacで行っていたのですが、そちらの調子が悪くてネット接続できない状態が続いているので、当分画像なしブログの更新しかできなくなりました。アップしたい画像は一杯あるのですが・・。久しぶりにヨドバシカメラに行っていろいろ調達してこなくてはなりません。

 私自身も浜松から帰って以来体調がよくなくて、作曲も事務仕事も全然はかどりません。たぶん浜松に行く前に曲集がひとつ仕上がり、浄書と監修作業も第一段階を終えて校正を待つ状態となり、確定申告の資料も税理士さんにお送りしたしで、妙な空白ができてしまったのがいけなかったようです。いつでも何かを抱えて緊張していないと、必ず体調を崩してしまうんですよね。

 本当はすぐに新しい歌曲集とアカペラ曲集に取りかからなくてはいけないのですが、声楽系だとテキスト選びに時間がかかるのも作曲の空白ができる原因です。準備していた詩集では今ひとつピンとこなくてどちらの曲集も詩探しに苦戦しています。5月中旬からは室内楽の作曲が続くのでその研究もしなくてはなりませんし。自作アレンジもたくさん抱えているしで、気ばかりあせっています。

 今回は体調不良のためぼやきだけ。そうそう、浜松で初演した吹奏楽作品『サイバートリップ」がHustle Copyから出版になりました。2月中にはCD(バンド維新2008)もキングレコードから出るようですので、興味のおありの方はぜひ。

2008/2/18 | 投稿者: KINOSHITA

 14日までがんばって仕事をしてから、15日は愛知県の安城に伺って演奏に立ち会い、16〜17日は浜松の吹奏楽初演に立ち会ってきました。どちらの演奏会も17日本番だったのに、今回はMacを持っていく元気がなかったので、更新が演奏会のあとになってしまいました。

 15日は安城学園高校の合唱部(指揮 平林清志先生)の練習立ち会い。17日の定期演奏会で私の作品「BLUE」を演奏してくれるのですが、17日は浜松の初演と重なってしまうため、浜松に行く前日に立ち寄って聴かせてもらいました。この作品は透明な響きと張りつめた緊張感が特徴の現代音楽で技術的にも難しく、今までプロ級の合唱団しか演奏していない作品なのですが、今回高校合唱団が名古屋初演してくださるとのことで、本番二日前でしたが聴かせてもらいました。とてもセンスのいい合唱団で、曲の特徴をよく掴んだシャープな演奏をしてくださって感心しました。この曲では打楽器がとても重要なのですが、指揮者の平林先生の奥様の平林明美さんが打楽器奏者でいらして、指揮者と打楽器、合唱団の息がぴったりの緊張感のある演奏を聴かせてくれました。練習室ではバランスもばっちりでしたから、ホールでの音量バランス調整がうまくいきさえしたら、きっと本番も素晴らしい演奏だったのではないかと思います。
 
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どういうわけか全然写真をとる暇がなく、仕方なく宿泊ホテルからその前庭と三河安城駅(可愛い時計台のある建物)を写しました。おとぎの国に出てきそうなメルヘン的な可愛い駅前風景です。
 
 翌日は「こだま」で浜松に移動して「バンド維新」というイベントに参加しました。16日に公開指導があって17日が本番でした。私の作品は『サイバートリップ」というタイトルで、疾走していくリズム主体の作品にしたのですが、担当の浜松江之島高校(指揮、中山靖治先生)の皆さんがとても生き生きした演奏をしてくださって、特に16日の公開レッスンの最後に通した演奏はスピード感があって素晴らしかったです。普通の中・高校バンドが二日続けて本番(1日目は公開レッスンとはいえ)するのはかなり体力的にも気力的にもきついと思うのですが、緊張をきらずに2日ともパワフルな演奏をしていただけて感謝あるのみ。

 今回のバンド維新という吹奏楽の新作発表会(日本作曲家協議会・浜松市文化振興財団主催)では8曲それぞれ傾向が違って、現代系のとんがった作品、美しいメロディの作品、リズム主体の作品、凝ったコードの作品などいろいろバリエーションに富んでいたことが新鮮だったのではないでしょうか。高名な作曲家(五十音順敬称略で、一柳彗、北爪道夫、小六禮次郎、三枝成彰、西村朗、服部克久、丸山和範)の皆さんと2日間ご一緒できて、とてもいい刺激を受けました。一流のプロは人格的にも素晴らしいんですよね。いろいろ学ぶことの多い実り多い二日間でした。

 それにしても講習会(1作品あたり30分で8作品=4時間!)と演奏会が二日続くのって大変。2日間でトータル20分くらいしゃべるだけの作曲家でさえものすごく疲れたので、指揮者の先生がたや演奏の生徒さん、浜松市文化振興財団の皆さんやいろいろな係を担当してくださった皆さんはさぞ疲れたのではないでしょうか。それから何と言っても4時間座って聴いてくださった皆さんに一番感謝しなくてはいけないですね。みなさまありがとうございました。お疲れ様でした!

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どういう訳かここでも写真をとるタイミングを持てず、宿泊したホテルの窓からの風景を。このホテルが浜松で突出した高い建物であることがわかります。

2008/2/9 | 投稿者: KINOSHITA

 このところこつこつと仕事に取り組んでいました。作曲と出版浄書(もちろん自分の曲の)と某書監修と出版校正。やってもやっても終わらずじっと手を見る。そして8日はダウン。楽しみにしていた演奏会に行けませんでした。関係者の皆さんごめんなさい。今日も調子は今ひとつでしたが、埼玉県合唱教育研究会の合唱祭の講評を務めるため南越谷まで行って来ました。

 めずらしく小学生の皆さんの合唱をたくさん聴きましたが、とても新鮮だったのは、クラス全員で参加した演奏で涙がでそうに素晴らしいものがあったことです。私が涙もろくなったのかもしれませんが、発声はそれほど訓練していなくても、クラスだと男女半々いて男の子が実に楽しそうに歌うんですよね。ああいう表情を引き出すのは先生にかなり魅力と実力がないとだめだと思うんですが。しかも大声はりあげたりせず、ちゃんと聴き合っていい響きで歌っているのに感心しました。クラスでこういうふうに楽しく歌えるなら、無理にコンクールに出てこなくてもいいかあ、などと考えながら聴きました。
 
 課外活動として出てくる団体は発声もとても粒が揃っていてみんな上手かったですね。曲もドラマチックなメリハリの利いた曲を選んでくるので、5〜6年生ともなると女の子の声はとても大人っぽい。私は小学生っていうと3〜4年生くらいを連想してしまうので、今日はいろいろ新たな発見がありました。先生方もみなさん熱心でとても気持のいいコンサートでした。

 帰ってくつろいでから外をみたら真っ白。また雪か!これから3日間缶詰めなので別にいいですが。小窓を開けてフラッシュをたいて写真を撮ったら、雪の粒がきれいに写ってました。

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2008/2/3 | 投稿者: KINOSHITA

 先月の30日は3月に行われるレコーディングの練習でまたまた小原孝邸へ。さすがに道順はまちがえませんでしたが、夕方のラッシュにかかった時間で田園都市線の急行は満員、おしくらまんじゅう状態の車内に乗り込む勇気がなく、一本あとの普通で行って遅刻しました。なかなか定刻に伺うのは難しいです。それにしても行きも帰りもあんな状態ならお勤めの方は大変ですねえ。ボーナスや地位より、満員電車に乗らずにすむ人生を選んで正解でした。

 今回小原邸では神野靖子さんによる「ロセッティの4つの歌」を聴きました。神野さんはこの曲集を奏楽堂日本歌曲コンクールの本選で歌って見事に優勝。その後も演奏会で2度演奏してくださっているので、演奏は相変わらず素晴らしく、細かいチェックをいくつかしただけですんなり終わりました。レコーディングではこのほか新作を収録する予定ですが、それはまだ作曲中・・。間に合うのか。
 
 今日は午前中真っ白な雪景色でした。十日くらい前の雪の写真と比べると今回よく積もっているのがわかります。

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2008/2/2 | 投稿者: KINOSHITA

 先月の話ですが29日に友人3人で気分転換を兼ねて食事を。その前夜も東京文化会館でオペラを見たのに、翌日も上野にでかけて食事しました。
 とても寒い日でしたが、この日を逃すと今抱えている仕事が全部〆切にひっかかってくるので、事態が深刻になるまえに遊んでおこうということで。
 いちどブログでもご紹介しましたが、公園内の「韻松亭」という会席料理のお店です。創業明治8年という伝統のあるお店で、どの部屋も窓が大きく上野の山の豊かな自然が見えるようになっています。料理もおいしくて量もたっぷり、夜はよいお値段ですがランチはリーズナブルで、離れの座敷に通されて2時間以上のんびり食事できました。文化会館での演奏会のあと、ここでゆったり食事できたらさぞ優雅でしょう。

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韻松亭 玄関

そのあと、不忍池を散策して根津神社に向かいました。とても寒いうえ雨がパラパラ降ってきて、あまり散歩向きのお天気ではありませんでしたが、最近忙しくて地元の公園すら散歩していなかったので、不忍池の野鳥たちを見ることができて良い気分転換ができました。

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池のかもめたち

 上野から根津神社まで散歩しました。もともと千駄木にあった歴史のある神社を江戸時代に五代将軍徳川綱吉が今の場所に移して現在の社殿を建てたそうです。それが今も完全な形で残っているんですね。ツツジがたくさん植えてあったので、4〜5月にはさぞ美しいことでしょう。

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