2008/7/24 | 投稿者: KINOSHITA

 私の初オペラ「不思議の国のアリス」のヴォーカルスコアがついに出版になりました!最初は6月出版予定だったので、音楽之友社の新譜広告欄に2ヶ月に渡って載っていましたが、7月末ついにとうとう出ました。2003年にモーツアルト劇場20周年記念オペラとして世に出たので、誕生して5年経っての出版です。

 初演で三菱信託芸術文化財団音楽賞奨励賞を受賞したのですが、その後本格的に全面改訂した2005年の改訂初演版では主宰・モーツアルト劇場がエクソンモービル音楽賞の大賞を受賞しました。私としても改訂版でやっと自分の書きたい形に仕上げることができたと思っています。
 不況の昨今、オペラのヴォーカルスコアが出版されることは大変珍しいのですが、音楽之友社が英断してくださって、とても立派なスコアになりました。う〜む、嬉しいです。感無量です。

クリックすると元のサイズで表示します

全180ページというなかなかの厚みですが、音楽之友社が値段を極力抑えてくださって、本体価格¥5,800(+税)です。今回ヴォーカル・スコアが市販となりましたが、フル・スコアとパート譜は同社からレンタルとなります。また来年春あたりからはフル・スコアだけでもオンデマンドでご購入いただけることになりそうです。興味のおありの方はぜひ。
 すでに某オペラ団体から上演の話も上がってきています。今回の出版はゴールじゃなくてスタートなので、これから『アリス」が多くの方に愛されるオペラになってほしいと心から願っています。

 今日は音楽之友社の会議室でいつもお世話になっている編集 I さん、著作権担当のHさん、そしてモーツアルト劇場主宰の高橋英郎先生と私でいろいろ権利関係の相談をしました。なるべく敷居を低くして、多くのオペラ団体に演奏してもらえるように、ということで話合ってきました。

クリックすると元のサイズで表示します

 音楽之友社玄関。神楽坂祭りの最中で町中提灯だらけ、人も大勢繰り出してにぎわっていました。話合いを終えて外に出たらあまりの熱気にくらくらめまいがしました。

クリックすると元のサイズで表示します

音楽之友社近くの赤城神社にお参りしたらすぐ帰ろうと思っていたのですが、神楽坂のお祭りムードに乗せられて、駅とは反対方面にふらふらと・・。いろんなお店を冷やかしながら神楽坂を下っていったら、おいしそうな鰻のにおいが。そういえば今日は「土用の丑の日」だということを思い出し、「志満金」というお店に入っておいしい蒲焼きと肝吸いをいただいて、元気回復してから帰ってきました。

2008/7/17 | 投稿者: KINOSHITA

 10日は松濤(井の頭線「神泉」駅の近く)のNARのスタジオで3月に録った歌曲CDの編集でした。レコーディングの立ち会いは長時間かかっても基本的に楽しい作業なんですが、編集作業の立ち会いというのは・・作曲でいう校正とか浄書作業に近い感じで、根をつめなければならないので心底疲れます。自分の曲でも最後のほうになると、もうテイク1でも2でもいいから早く終らせたい!と思うほど面倒な作業なのに、エンジニアの今泉徳人さん、黙々とお仕事してくださいました。ディレクターは日本伝統文化振興財団の理事長・藤本草さん。

 お昼はスタジオ近くの中華料理の店でランチを御馳走になりました。なかなかおしゃれなインテリアですが、出てくる料理は本格的でした。つかの間の楽しいお昼タイムのあとはまた黙々と編集作業。レコーディングディレクターとかエンジニアって音楽に対する厳しい耳と根気と体力のいる本当に大変な仕事だと思います。私はあとのほう頭と耳が疲れてぼうっとしてしまい、作業はお二方にお任せしっぱなしでした。

 藤本さんは以前ビクターエンタテインメントから出た名盤(と自分で言う)「祝福」のディレクターをして下さった方なので、きっと今回もいいCDに仕上げてくださると思います。CDリリースは9月末予定。私の室内楽個展と時期が完全にかぶってしまったので、ブックレット執筆作業やジャケット写真の選定などは作曲の合間にがんばってやらないと間に合いません。でも久々の歌曲CD、充実した内容になって嬉しいです。どうぞお楽しみに!

クリックすると元のサイズで表示します

 このところデジカメのバッテリー充電が面倒で放置してあるため新しい画像がありません。上は未発表写真の中から、地元公園の鳥居。

2008/7/14 | 投稿者: KINOSHITA

 このところ頭が本気モードに入ってきて、作曲に熱中するあまりMacをネットに繋ぐ時間がほとんど持てず、ブログの更新もなかなかできません。と、言い訳をしつつこの十日間を振り返ってみると。

 5日は青山のビクタースタジオで教育芸術社の委嘱作品のレコーディング。暑かったあ。スタジオに着く前に蒸発してしまうかと思いました。演奏はNHK東京児童合唱団、指揮は金田典子先生。ディレクターは坂本勇仁さん。まだ公表前なのでここで書いてはいけないのかもしれませんが、今回はちょっと変わった曲を書いてみました。歌詞のないヴォカリーズ4曲による組曲で、4曲ともそれぞれ異なる打楽器がひとつ加わります。打楽器といってもスレイ・ベルとかタンバリンとか親しみやすい小物楽器なのですが、今回はその演奏を東京芸大打楽器科4年の大家一将さん(TV「のだめ」にも出演なさっていたそうです!)が担当してくださったおかげで、リズムがぴしっと決まっていい音楽になりました。

 録音の場合、アカペラというだけでハーモニーのバランスをとるのが難しいのに、打楽器が加わることでバランス調整がさらに大変になります。しかも4曲とも異なる打楽器だから、一曲ごとにバランス調整し直さなくてはならない上、楽器を数種類用意していただいたのでいちいち試しては「う〜ん倍音の出はどちらがいいか」などと悩んだものだから時間がかかってしまいました。最初は2時間もあれば余裕で終了するだろうと思っていたのに結果はその倍くらいかかってしまう羽目に・・。演奏者の皆さん、ディレクター、エンジニア、編集者の皆々様、本当に長時間拘束してしまってごめんなさい。次の出演のためにスタンバっておられた皆さん、めまいするほどお待たせしてごめんなさい。
 でもおかげさまで、天使のハーモニーと澄んだ打楽器の響きが混じり合ったとても素敵な音楽に仕上がったと思います。リリースの折にまたご報告しますね。

2008/7/3 | 投稿者: KINOSHITA

 先週の土・日はおかあさんコーラス九州支部大会の推薦委員として熊本にいっていました。せっかく熊本までいったので足をのばして黒川温泉にでも浸かってゆっくり・・とかも考えましたが、深刻に遅れている作曲スケジュールを考えるとそうもいかず、そそくさ帰ってきてしまいました。連盟の皆さん、出演者の皆さん、そしてボランティアで大会を支えて下さった皆さん、お世話になりました。お疲れさまでした!

 九州地区の知り合いの方が会いにきて下さって、いろいろおみやげを頂戴したのですが、講習会と違ってこういう審査を行う大会では、採点表を持ってあまりプライベートなお話するわけにもいかず、せっかく会いにきて下さった方々とあまりお話も出来ず帰ってきてしまいました。主催団体からいただいた物も含め、おみやげは今おいしくいただいています。

クリックすると元のサイズで表示します
  おみやげの梅酒と米焼酎。この他かりんとうと味噌豆腐も。

 話は変わりますが、今日用事の帰りに地元ロンロンの本屋を通りがかったら「百鬼夜行抄」の最新刊が積み上げられていたので即購入しました。私はマンガにはそれほど興味がなくて週刊誌などは全くみませんし、単行本もほとんど持っていません。うちにあるのは文庫版の「日出処の天子」全巻と手塚治虫氏の幻想的な短編集、友人からのプレゼントの「オトノハコ」。それに「百鬼夜行抄」シリーズだけです。幻想的、怪奇的なストーリーがツボ。怪奇的だけれどグロテスクや残酷には走らずどこか暖かくユーモアもあって安心して読めますし、しっかりしたデッサン力によるきれいな画も好きです。作曲もせずにソファに寝そべって一気に読んでしまいました。次はいつ出るのかな。

クリックすると元のサイズで表示します

 上の写真は5月下旬にいただいた巨大胡蝶蘭。いただいた直後もここに載せましたが、写真は6月中旬くらいの最盛期のものです。ソファの大きさと比較していかに大きいかわかっていただけると思います。
胡蝶蘭て手入れが簡単なわりに長く持つんですよね。お客さまにも大勢に見ていただきました。こんな立派な鉢、見るのが私だけではもったいないですから。
タグ: 熊本




AutoPage最新お知らせ