2009/11/30 | 投稿者: 木下牧子

 一ヶ月前に音楽稽古に伺って以来、二度目の稽古場見学してきました。スタッフ・キャストがフル回転、大きい稽古場で本番通りに動き回り歌いまくる皆さん。ああオペラってこの雰囲気がなんともいえず高揚感があっていいですねえ。初演も改訂初演も直前までスコアを書いていて練習場にほとんど伺えなかったので、三度目の今回はたくさん見学しようと思ってましたが、よく考えたら作曲家って曲ができさえしたら現場では全然必要ないんですよね…。ちょっと寂しい。
 とはいえ楽譜さえ書いておけば、あとは全部有能なスタッフ・キャストの皆さんが立派な舞台に仕上げてくださるわけで、こんな作曲家冥利に尽きることはないとも言えます。
 
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 前回も書きましたが、チケットは5、6日とも残少状態なので、もしお出かけくださる方は事前にご購入いただいたほうが確実です。特に6日のほうは残少です。わざわざホールまでおでかけいただいてチケットが無かった、というのでは申し訳ないので、ぜひ事前に事務局かネットのチケットショップをチェックください。本番まで一週間を切ってきました。ああ楽しみだなあ。わくわく。

2009/11/22 | 投稿者: 木下牧子

 3日前くらいから本格的な風邪をひいてしまいました。先週新幹線の最終で帰ってきたときゲホゲホやっている人がいたので、あれが移ったんでしょうか。締め切り直前で緊張している時はけっしてかからないんですけど、今、頭がふやけているから…。ノドが腫れて鼻水もひどく、もしやインフルエンザ?と思ったのですが熱はそれほど上がらず、ただ鼻のかみすぎで花粉症の時のように鼻まわり真っ赤になってしまいました。時期的に外出時はマスクしていれば目立たないし防寒になっていいんですけど、大事をとってここ数日予定をキャンセルして寝ています。

 それもあって頭のエンジンがなかなかかかりません。11月をこんなだらだらやっていると、来年1月末あたり相当きびしいことになるのは明白。来年はとりわけスケジュールびっしりなので、今年の予定は何としても年内に仕上げておきたかったのですが、ああ既に絶望的です。特に出版時期が既に決定している(過ぎている)曲集の書き下ろし収録用編曲(自作の)とか校正が山のようにたまっています。出版予定が何冊か果てしなく延びているのは出版社のせいではなく、すべて作曲者の怠慢のせいです。ごめんなさい。

2009/11/21 | 投稿者: 木下牧子

 自分では「アリス」チケットをあまり持っていないので、友人には「まだまだたくさんあるから事務局に問い合わせて」と言っていたのですが、昨日出たチケット情報をみると意外とよく売れているようです。
 それぞれの席、残席少になってきています(特に6日は残少)。事務局では売り切れでもネットぴあなどに残っている場合もあるので、興味おありの方は今のうちぜひお早めにお買い求めください。

 今回、指揮の大勝秀也さんが素晴らしいですし、鵜山仁さんは新演出をしてくださるそうです。メインキャストはもちろん、脇を固める皆さんや合唱も驚くほど美声の実力者揃いです。合唱、特に低音が豊かだと音楽の格が上がるんですよね。本番が楽しみです。
 ということで、チケットご希望の場合はお早めに事務局、休日中はチケットぴあ(Pコード331-586),イープラスなどでお買い求めいただければと思います。

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2009/11/18 | 投稿者: 木下牧子

 15日は神戸市役所センター合唱団「いのちの木を植える」委嘱初演があり出かけてきました。外部からも市民合唱団として大勢参加してくださり、須磨ニュータウン少年少女合唱団、とんだばやし混声合唱団有志も加わってくださって、80人くらいの豊かな混声合唱と清々しい児童合唱のブレンドした充実の初演となりました(指揮:山本 収氏/ピアノ:大西のり子さん)。

 今回はテキストに谷川俊太郎さんの「木」にまつわる詩を集めました。一曲目「樹下」はかなり幻想的な難易度の高い曲ですが、あとの三曲は比較的明快でストレートに聴き手に訴えかける曲となっています。とりわけ最終曲のテキストには、谷川氏が現代人すべてに向けたメッセージともいえる「木を植える」を選び、そこにシンプルで力強い曲をつけてみました。満員の会場も一体となって聴いてくださり、初演は大成功だったといえるのではないでしょうか。初演に関わって下さった皆様、ありがとうございました。

 盛り上がった打ち上げのあと、新神戸駅前の素敵なホテルに宿泊した翌16日は大阪に移動して、夜から関西歌曲研究会の講師としていろいろお話してきました。正午にゆっくり神戸を出たのですが、講習会まで時間がたっぷりあったので、大阪の大丸で新しいバッグを時間をかけて選びました。東京にいると買い物のために一日費やすのはもったいないのでほとんどショッピングに出かけないのですが、その変わり仕事で出かけた時の移動の空き時間によく買い物をします。今までにも大阪でバッグを何度か買っています。今回はゴールドの素敵なショルダーバッグを見つけました。ふふふ、これから外出が楽しみになりそうです。

 夜大阪の三木楽器開成館というところで講習会をやりました。この開成館がとても歴史の長いクラシカルな建物で、それを丹念にメインテナンスしてあって上品な素敵な雰囲気を醸し出しています。関西歌曲研究会(会長:池内光宏先生)の皆さんが入念に準備してくださったので、100人くらい収容のホールいっぱいに聴講の方が入って下さいました。聴講する方が少なくても別に手を抜くわけではありませんが、満員だとよりがんばろうというエネルギーがわきます。

 モデル演奏してくださったのは、下岡万祐子さん、山本企佐子さん、内藤里美さんという妙齢の美女トリオ。よく日本歌曲は難しいから40代になってようやく一人前といいますが、事実そうともいえるのですが、私はやはり若いうちからどんどん歌ってほしいですね。若いときの瑞々しい演奏が年を重ねるごとに深く熟成していくのが理想でしょう。今回お三方ともよく作品を研究して演奏してくださっている上に若々しい輝きが加わって拝聴していてとても幸せでした。素敵な演奏をありがとうございました。
 歌曲って普及にとても時間がかかるので、今回のように関西歌曲研究会として講習会を企画していただけると、渋めの曲もじっくり皆さんに聴いていただけるので作曲者としてありがたいですね。少し前に名古屋オペラ協会でもバラエティに富んだ選曲でコンサートを開いていただいたし、本当に幸せな11月です。

 翌日朝から用事があるので、講習会のあとそのまま新幹線の最終で東京にもどってきました。あわただしくて関西歌曲研究会の皆さんにじっくりお礼を申し上げることもできませんでしたので、ここでお礼を。池内先生、関西歌曲研究会の皆さま、大変お世話になりました!

2009/11/14 | 投稿者: 木下牧子

 15日には神戸で久々ピアノ伴奏混声合唱組曲の初演が、16日には大阪で歌曲講習会があります。直前ですが、もしお近くで興味おありの方はおでかけください。講習会のほうは定員がありますので主催団体にご確認の上お出かけください。

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神戸市役所センター合唱団創立45周年記念演奏会Part3
「いのちの木を植える」

【日時】11月15日(日)開場13:30/開演14:00
【会場】神戸新聞松方ホール(JR神戸駅南に徒歩5分)
【出演】山本 収(cond)大西のり子(pf)木下牧子(ゲスト)
  神戸市役所センター合唱団、
    いのちの木を植えるを歌う合唱団、
    須磨ニュータウン少年少女合唱団、
    とんだばやし混声合唱団有志(合唱)
    太鼓集団輪田鼓(和太鼓) 舞神楽・飛輪(民舞)
【曲目】★風、手紙、祇園祭 ほか ★和太鼓と民舞 
  ★木下牧子コーラス・セレクション
  ★木下牧子:混声合唱組曲「いのちの木を植える」(委嘱初演)
【料金】一般¥3,500 大学・高校生¥3,000 
    小中学生、障害者¥2,000(当日各500円増) 
【お問合せ】神戸市役所センター合唱団 078-672-1015

関西歌曲研究会主催
木下牧子による日本歌曲ゼミナール

【日時】11月16日(月)午後6時〜
【会場】三木楽器開成館(大阪市)
【聴講料】¥2,000(自由席)
【演奏者と曲目】
 下岡万祐子…歌曲集「晩夏」より 手 ほか
 山本企佐子…歌曲集「秋の瞳」より 竜舌蘭 ほか
 内藤里美…「C.ロセッティの4つの歌」より 夏 他
【お問合せ】関西歌曲研究会 06-6135-0503
【詳細】こちらをクリック

2009/11/12 | 投稿者: 木下牧子

 きのうの名古屋オペラ協会のコンサートが素晴らしかったことはすでに書きました。そのコンサートで私も4〜5分だけステージに上がってお話させていただいたいたのですが、ひとつ大失敗をしてしまいました。
 
 会長の小原恒久さんに「名古屋はよく来られるんですか」「近くここで男声合唱のコンサートがありませんか」とかいう質問をいただいたのですが、私は「ここ」というのを[名古屋」でなく「名古屋電気文化会館」と思い込んでしまい、「名古屋は何度も来ているけれどほとんど記憶にありません」とか「10年前にピアノの講習会で来て以来で、合唱団の記憶はありません」とかものすごく変な受け答えをしたと思います。
 名古屋はしょっちゅう来ているけれど「電気文化会館での記憶はありません」というつもりだったんです。

 あとで、14日のSINGERSなものコンサートの宣伝をしてくださるつもりだったと伺い、初めて自分の勘違いに気づきました。「SINGERSなも」なら知っているどころか、毎年のようにコンサートに伺って委嘱初演や演奏してもらったり、CD2枚(Giovanni)もリリースしていただいたりしている団体なのですが、あそこはいつも「しらかわホール」派なので、「電気文化会館」と全く結びつかなかったんですよね。

 ということで大ぼけをやってしまったので、罪滅ぼしにここでSINGERSなもの14日のコンサートのことを告知させていただきます。今年は委嘱初演ではないのですが、今年出版になったばかりの「朝の頌歌(ほめうた」)を取り上げて下さる予定です。ソールドアウトになることが多いので、事前にお問い合わせになってからお出かけください。

男声合唱団SINGERSなも 第19回定期演奏会

■日時:2009年11月14日 開場PM4:30/開演PM5:00
■場所:三井住友海上 しらかわホール
■曲目:Missa O Magnum Mysterium(Victoria/皆川達夫 編)
    男声合唱曲集「朝の頌歌(ほめうた)」(木下牧子)
    男声合唱とピアノのための「ふじの山」委嘱初演
      〜明治・大正の唱歌編曲集〜(寺嶋陸也 編)
    オリジナル編曲シリーズ名曲集
      〜別れのブルース 勝手にしやがれ ほか
            (青木肇、倉知竜也ほか 編)
■入場料:全自由席 ¥2,000
お問合せ:SINGERSなも

2009/11/12 | 投稿者: 木下牧子

今日、というか昨晩は名古屋オペラ協会主催の日本歌曲シリーズ「木下牧子歌曲作品の夕べ」というコンサートを聴きに伏見まで出かけてきました。
 一月前に練習に立ち会ってきっと面白いコンサートになるだろうと楽しみにしていたのですが、期待以上に充実したコンサートでした。作曲家として大満足です。皆さん、素敵なコンサートをありがとうございました。

 いつもオペラで鍛えておられるだけあって、皆さん言葉がとてもクリアで、声も美しく、表情も豊か。10人の声楽家の皆さんが演奏してくださったのですが、それぞれの声質に合った曲を選んでくださって、それぞれの歌い方の個性も立ち上がってくるので、同じ感じのする演奏が全くなかったのが嬉しいです。ピアノのお二人がとても表情豊かでバランスのコントロールが上手かったのも充実の演奏に大きく貢献していたと思います。
 名古屋オペラ協会の皆様、出演者の皆さん、ホールまでお出かけ下さった皆様、どうもありがとうございました。

 打ち上げにも少しお邪魔して、最終の「のぞみ」で帰ってきました。
10時まで名古屋にいても、ちゃんと新幹線で帰ってこられるんですね。いつもならこの時間だとぐったりなのですが、きのうは幸せの余韻に浸りながら戻ってきました。

2009/11/8 | 投稿者: 木下牧子

10月下旬からはいろいろ用事が立て続けでした。
このまま作曲だけ没頭していると、せっかくの人生がMacの画面を見てるだけで終わりそうなので、10月末から「お茶」を習い始めました。茶道には「書道」「お花」「料理」「焼き物」など日本文化が全部関連してくるので奥が深そうです。「着物」も着たくなりますし。これからの人生に大きい刺激を与えてくれそうです。もっとも初めてのお稽古のあとは足が痺れて立てないという体たらく。いつまで続くか心配でもあります。

 10/30日は小原孝さんと五十嵐稔さんによる連弾のレコーディングでした。とてもエキサイティングな演奏が録れたと思います。このCDは来年4月ころリリース予定で同時期に楽譜も出る予定ですので、詳細情報はそのあたりにまた。これは絶対面白いCDになると思います!

 10/31日はオペラ「不思議の国のアリス」の音楽稽古の通しを聴きに新宿までいってきました。時間ぎりぎり行ったら、マエストロ大勝秀也氏の放つオーラのためか、場内にものすごく良い緊張感が張り詰めていました。大勝氏の指揮は初めてでしたが素晴らしいですね。歌い手さん達の長所をどんどん引き出していく技はさすがです。久しぶりに赤星啓子さんのアリスも聴きましたが、相変わらず素晴らしい!これはいい公演になりそうで楽しみです〜。皆様もぜひお出かけください。

 その2日後は昔の弟子が遊びに来てくれておしゃべり。社会人を長く続けている人はやはり考え方がしっかりしてます。作曲しか頭にない私はいろいろ教えられる点が多かったです。

 4日からは新しく歯の長期治療を開始しました。一日目は歯と歯の間に隙間を作るため無理矢理奥歯の間にゴムを入れるという処置でしたが、圧迫感が気になって何も手につきません。早くも治療を開始したことを後悔する私。これはほんの序の口でこれから2年間に渡って治療を続けることになります。大丈夫でしょうか。

 6日はこれから着手する(本当はもう着手していなくてはいけない…)ヴィオラ・ダ・ガンバを知るために、神戸愉樹美カルテットの練習見学に出かけてきました。それなりに予備知識を持っていったのですが、百聞は一見にしかず。実際古典から現代物まで聴かせていただいて大変有益でした。
 ヴァイオリン属カルテットとの違いがよくわかって作曲の方向性が少し見えてきました。神戸さん宅の居心地のいい練習場にもう何度か伺って体に音色を馴染ませるつもりです。この響き、私に向いているかもしれません。

 ということで11月から1月まで三ヶ月間はまたびっしり作曲予定がつまっています。本当はとっくに開始していなくてはならないのですが、この調子で中旬まで用事続きで名古屋や神戸や大阪に立て続けに出かけるので、本格的に作曲に集中できるのは後半からになりそうです。

2009/11/1 | 投稿者: 木下牧子

 まだまだ先と思っていたのですが、よく考えたら今日はもう11月でした!
10日後の11月11日、名古屋オペラ協会日本歌曲シリーズ「木下牧子歌曲作品の夕べ」というコンサートが開催されます。名古屋オペラ協会は日本語のオペラを毎年上演してきた団体なので言葉の扱いは皆さん素晴らしい方ばかり。一月前に練習に伺いましたが、本番はきっとバラエティに富んだ聴き応えのあるコンサートになることと思います。私も聴きに伺うのを楽しみにしています。場所は名古屋・伏見の電気文化会館「ザ・コンサートホール」です。お近くの皆様、ぜひお出かけください。
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名古屋オペラ協会日本歌曲シリーズ
「木下牧子歌曲作品の夕べ」

日時:2009年11月11日(水)開場18:00/開演18:30
場所:名古屋・伏見・電気文化会館「ザ コンサートホール」
入場料:¥3,000(全自由席)
出演:内田 由美子 「晩夏」
   藤本 圭子 「C.ロセッティの4つの歌」より
   伊藤 美佳子 「花のかず」より
   小原 恒久 「へびとりのうた」全曲
   水谷 朋子 「悲しみの枝に咲く夢」より
   近藤 由香 「花のかず」より
   鏑木 勇樹 「秋の瞳」、「愛する歌」より
   水野 妃佐子 「叙情小曲集」より
   近藤 亜由美 「愛する歌」より
   竹内 久恵 「六つの浪漫」より
   五十君 綾子 「古風な月」より

主催:名古屋オペラ協会
後援:愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会
取扱:芸文プレイガイド TEL/052-972-0430
   電気文化会館チケットセンター TEL/052-204-1133
お問合せ:OFFICEリラン 052-733-8809