2010/4/27 | 投稿者: 木下牧子

 今日はひとつお知らせを。
4月25日に新CD「木下牧子連弾曲集 迷宮のピアノ」がリリースとなりました。去年をピアノ年にすると言っていましたが、予定がどんどん遅れて来年ピアノ・ソロ作品を集中的に書くことになりました。今年はその前夜祭として、4手連弾曲集「迷宮のピアノ」のCDリリース・楽譜出版を同時に行いました。

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「木下牧子連弾曲集 迷宮のピアノ」

【発売】ライブノーツ WWCC-7640 ¥2,625(税込)
【演奏】小原 孝(pf/全曲) 
    五十嵐 稔(pf/迷宮のピアノ)
    石井里乃(pf/やわらかな雨)
【収録曲】★「迷宮のピアノ」全6曲
      (愉快なシネカメラ/ローラ ビーチ/夢の結果
      夢/ティオの夜の旅/夜は決してじっとは)
     ★「やわらかな雨」全10曲
      (あこがれ/1羽のかもめ/日曜市場/追憶
       ギャロップ/夏の夕暮れ/やわらかな雨
       西風のゆくえ/祈りの鐘/ダッシュ)

 「やわらかな雨」はオリジナル連弾曲集です。「こどもたちへ」というコンサートで委嘱を受けて書いたのが最初ですが、実は「大人」が味わって弾ける曲集をめざしています。比較的弾きやすいですが、最後の3曲は相当ドラマチックです。「迷宮のピアノ」は曲別タイトルを見て気づく方もおいででしょうが、初期の技巧的合唱作品を4種連弾にアレンジしたもので、レベルは上級です。弾くと音が多くて技術的にかなり難しいですが、聴く分には「愉快なシネカメラ」「夢の結果」「ティオの夜の旅」あたりの骨太な疾走感をお楽しみいただけるはずです。ぜひお聴きになってみてください。

 楽譜のほうはカワイ出版から5/1発売ですが、もう手に入ると思いますので、実際弾いて見たい方はぜひこちらもご覧ください。

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「ピアノ連弾曲集 迷宮のピアノ」

【楽譜】カワイ出版 菊倍判/72頁 演奏時間=約23分 
【定価】¥2,940(税込)
 愉快なシネカメラ/ローラ・ビーチ/夢の結果/夢/
 ティオの夜の旅/夜は決してじっとは

 ちなみに来年はピアノ・ソロ曲集を2作(技巧的に凝った現代ものと、シンプルで美しい大人向きのもの)を書くつもりです。あくまで予定ですが。

2010/4/19 | 投稿者: 木下牧子

 17日(土)上野の旧東京音楽学校奏楽堂で、リラの会「木下牧子を、歌う」というコンサートが開かれ、私もゲネプロから立ち会って、本番ではゲストとしてトークもしてきました。どの演奏も素晴らしくて、打ち上げにも参加して皆さんとお話でき、作曲家として本当に幸せな一日でした。

出演:窪田晶子、坂野由美子、佐藤恵利、佐藤恵津子、土屋朱帆、照井咲枝、東田陽子、中島恵美、西田ちづ子、松下のぞみ、山口久美子、山田美保子、横山政美(vo)池沢由香子、徳富香恵、藤波結花、松浦朋子(pf)の皆さん(敬称略)。

 前回も書きましたが、リラの会というのは声楽家で日本歌曲のスペシャリストとして特に名高い関定子先生の門下生の皆さんによる会で、今回はそのうち東京リラの会という、東京を中心としたお弟子さんによる演奏会でした。お弟子さんといってもソロやオペラで活躍する実力派の声楽家の皆さん揃いな上、何と言っても日本語の達人揃いなので、歌詞がリアリティを持ってクリアに聞き取れるため、聴き手を引き込む力が強く、とても聴き応えがありました。

 プログラムは歌曲集「六つの浪漫」「秋の瞳」「愛する歌」、歌曲「涅槃」、歌曲集「晩夏」「抒情小曲集」「C.ロセッティの4つの歌」「三好達治の詩による2つの歌」「古風な月」というラインナップ。「ロセッティ」と「古風な月」以外は全曲演奏という相当なボリュームで、自分でも、いつの間にかこんなにいろいろなタイプの作品をたくさん書いてきたことに感無量。 

 私の歌曲集の中で突出して多く演奏されるのは「愛する歌」「抒情小曲集」、次に多いのが「六つの浪漫」「ロセッティの4つの歌」あたりですが、今回も上記4曲集とも表現力豊かな皆さんがすてきに演奏してくださいました。でも作曲者としては「秋の瞳」「晩夏」あたりも偏愛していて、今回それを全曲聴かせていただけたのも嬉しかったですね。久々に大作「涅槃」を聴け、バリトン向けに書いた「三好達治の2つの歌」を艶やかな女声で聴け、新作「古風な月」からもメルヘン長編を聴けて、作曲者として大満足でした。
 
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 上はリラの会最年少の可愛いお嬢さんが書いて下さった私の似顔絵。美しすぎる…。

 ただ、全体に私の曲は難易度が高すぎると関先生からご指摘が…。リラの会のメンバーにとってすら音取りが面倒ということは、一般人にはなかなか歌えない、そうです。う〜ん、やはり難しいですか。

 といっても、これからも書きたいように書いていくしかないんですが、今年出る歌曲集3冊にはそれぞれ難易度の高い作品と共に、シンプルでありながらメロディがパワフルな作品が必ず含まれています。6月くらいにカワイ、音友から続けて1冊ずつ出る予定ですのでお楽しみに。

2010/4/16 | 投稿者: 木下牧子

 寒いですね。昨日今日は冬用コートでちょうどいいです。
さて直前のお知らせになってしまいましたが、私の歌曲のみのコンサートのお知らせです。声楽家で、日本歌曲のスペシャリストとして特に名高い関定子先生の門下生の皆さんによる「東京リラの会」が、「木下歌曲」特集を組んでくださることになりました。場所は上野の旧東京音楽学校奏楽堂、日時は明日4月17日(土)午後5時半開演です。

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 私も伺って途中でちょっとだけトークもします。最近、私の歌曲はよく演奏会で取り上げられるのですが、演奏されるのはどうしても「愛する歌」「抒情小曲集」といったポピュラリティの高い小曲集が多くなります。でも明日は「六つの浪漫」「秋の瞳」「晩夏」といった歌曲集や長編の「涅槃」も取り上げられるなどヴァラエティに富んだプログラミングです。ライブで聴くと曲のイメージも膨らみますので、歌曲に関心をお持ちの皆さんはぜひお出かけください。

2010/4/4 | 投稿者: 木下牧子

 地元の花見は面倒だから今年はパス、とも思いましたがやはり年に一回のことなので、観賞しておくことにしました。今日は恐ろしく混雑しそうなので朝5時くらいに起きる予定でしたが、目がさめたら午前7時半過ぎ。といっても徒歩1〜2分で公園着なので午前8時前には公園に到着したのですが、すでに公園は人でいっぱいでした。みんな考えることは一緒のようです。

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 花見用のシートがすでに公園中に敷き詰められ、その上で場所取り係が仮眠をとっていたり、すでに飲み食い始めていたり。宴会をするのは学生や若者グループがほとんどのようです。一時期、最近の若者は団体行動が嫌いだから会社の花見を嫌うという話を聞きましたが、上司と行くのがいやなだけで、若者同士なら団体行動も相変わらず好きなようです。

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浮島でひっそりうずくまっていたゴイサギの幼鳥

 カメラを手にした人もいっぱい。高級一眼レフや望遠レンズに三脚の上級者(に見える人)からコンパクトデジカメを手にしたブログ用カメラマンまで本当に大勢。日本人て(私も含め)本当にカメラが好きですねえ。

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 犬散歩の人も多くて、フレンチ・ブルやトイ・プードルといったはやりの子犬から定番の柴犬(犬といったら柴犬ですよ)、大型犬までいろいろ。やはり年一度の地元のお花見はいいものです。
 しかし今日寒いですね。公園を一周するころには体が冷えてしまいました。さてとホットケーキでも朝食に焼いて、はやく作曲に取りかからないと。

2010/4/3 | 投稿者: 木下牧子

 寒かったり嵐だったりで、桜はどうなるかと思いましたが、今日は天気もまあまあ、気温もまあまあで、めでたく花見日和となりました。地元公園は人だらけですごいことになっています。お花見をしたいのは山々ですが、こういう時は外に出ないに限ります。

 下の写真は、夕方ベランダから廉価デジカメ5倍ズームをいっぱいにして池周辺を写したので相当ピンぼけてます。うちにいるのだから一眼レフの望遠レンズを使えばいいんだけれど面倒。でもこの写真でも橋の端から端まで人でびっしりなことがおわかり頂けるでしょう。池も白鳥型足こぎボートでいっぱい。明日はもっと混雑するかもしれません。朝5時くらいに起きることができたら散歩がてら桜を激写してこようかな。
 
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 窓をしめて仕事をしていても、公園から人々のざわめきや犬の鳴き声、ギターの引き語りや民族音楽グループのトムトムを叩く音などが渾然となって、6階の私の部屋あたりまで立ちのぼってきています。こういういかにものどかな休日っていうざわざわした雰囲気いいですねえ。作曲は全然捗らないけれど。

2010/4/1 | 投稿者: 木下牧子

 京都から戻った翌日、グルメの友人(ピアニスト)のお誘いを受けて、恵比寿のシャトーレストラン「ジョエル・ロブション」にランチに行ってきました。何でもグルメの友人の知り合いの知り合いがシェフのお友達だとかで…。

 さすがに素晴らしいお料理でした。ランチとはいえ全部で9皿。まず素材が素晴らしく、料理は堂々の王道をいきながらも、どこかに必ず新しい工夫がなされていて、見た目も大変美しく、芸術と呼ぶにふさわしいお料理揃いでした。

 「天使の海老、ズッキーニ、アボカド、シチリア産アンチョビと共にラヴィオリにタイムのフレグランスとベルノーのスュックを香らせて」とか「長崎直送赤イサキ、空豆とタケノコの香りをまとわせ フキノトウ入りタップナードソース、レモン風味のピュレと共に」とかタイトルも芸術的。

 料理に関する語彙が不足していて、味わいながら感じたいろいろな思いを上手く表現できないのが我ながら歯がゆい。同じ創作という点で作曲するときの参考にもなったりして。う〜む、美味でした。次は大切なお客様をお連れして訪れたい極上のレストランです。

 昼間から芸術でお腹をいっぱいにしたあと、恵比寿から目黒まで散歩しました。話題は料理のことから音楽、音楽大学の現状に移り、だんだん厳しい現実に立ち戻っていくのでした。来年はピアノ作品を集中的に作曲する予定なので、ピアニストの友人の話はとても参考になり、話し込むうちに目黒川に到着。川沿いの桜並木がとても美しく、京都に続いて素敵なお花見ができました。
 
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 ちょっと寒かったけれど滅多にない優雅な午後を過ごすことができました。これで4月からのハードなスケジュールにも耐えられそうです。




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