2010/5/27 | 投稿者: 木下牧子

 お知らせが直前になってしまいましたが、30日(日)の午後5時から、以前にもお話した神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ・カルテットのコンサートがあります。場所はカトリック本郷教会(JR駒込駅下車)というとてもきれいな教会で、残響が豊かな素敵な空間なので、ヴィオラ・ダ・ガンバ4重奏や古楽器系の作品演奏にぴったりです。お近くの方、興味のおありの方はぜひお出かけ下さい。私も伺う予定です。
 
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神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団
現代ヴィオル・コンソート展XXIV 《こかげで》

【日時】5月30日(日)17:00開演
【会場】カトリック本郷教会(駒込)
【出演】神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団
(神戸愉樹美 小澤絵里子 折原麻美 橋爪香織)
【曲目】★聖歌:めでたし 女王よ 
    ★ミコ:パヴァーヌ ファンシー
    ★木下牧子:「空中庭園」 全2章(委嘱初演) 
    ★44わのべにすずめ(YKVCヴァージョン)
    ★J.S.バッハ:プレリュードとフーガホ短調 我神から離れじ 
    ★シューマン:BACHの名による6つのフーガ
    ★松下耕:今日(きょう)ふるえておくれ ほか
【料金】前売¥3,500(当日¥4,000) 
    大学生¥2,000 高校生以下¥1,000
【お問合せ】神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団
      Tel 045-532-2696 Fax 045-532-2697

  ヴィオラ・ダ・ガンバ・カルテットというのはあまり馴染みのない編成かもしれませんが、純正律系の響きがとても美しく融和してアカペラ合唱と近い雰囲気を持っています。もっとも今回私が書いた曲「空中庭園」(全2章)は不協和音だらけなんですが…。例によってピッチがぴしっと決まると不思議と良い響きがする、というタイプの曲です。幻想的な響きの第一章と変拍子系のアクティブな第二章との対比をお楽しみ頂けると思います。

 ここはそうした純正律の古典曲と現代曲(委嘱)を両方並行して演奏し続けている意欲的で好奇心旺盛なグループなので、興味のおありの方はぜひお出かけください。今回は私のアカペラ合唱作品「44わのべにすずめ」のガンバ・ヴァージョンも演奏してくださるそうです。アレンジはグループの皆さんが行って私はタッチしていないのですが、オリジナルのアカペラとはまた違った面白さを味わっていただけるのではないかと思います。

 毎年2作品ずつ意欲的に委嘱作を発表なさっているのですが、今回のもう一つの委嘱は松下耕さんの作品です。松下さんとコンサートで新作発表をご一緒するのは初めて。こちらも楽しみです。

2010/5/20 | 投稿者: 木下牧子

 これ曲名です。「C.ロセッティの4つの歌」の第一曲。声楽と合唱と両方のバージョンがありますが、これは声楽版です。演奏しているのはソプラノ・神野靖子さんとピアノ・小原孝さんで、お二人は奏楽堂日本歌曲コンクールの本選でこの作品(組曲全曲)を演奏し、圧倒的な評価を得て優勝しました。この演奏はそれから数年後にホール録音し直したものです。

「私が死んでも」
歌曲集「C.ロセッティの4つの歌」より

■演奏:神野靖子(sop) 小原孝(pf)
■CD「木下牧子歌曲集~C.ロセッティの4つの歌」より
   (日本伝統文化振興財団 VZCC-1013)
■楽譜:カワイ出版「木下牧子歌曲集2」収録

 画像はこの曲が収録されているCD「木下牧子歌曲集〜C.ロセッティの4つの歌」のジャケット写真です。このCDは2年前に市販されて現在もCDショップで(もちろんネットでも)お求めいただけますが、一曲だけご紹介をかねてYouTubeにアップしてみました。

2010/5/18 | 投稿者: 木下牧子

 14日に三軒茶屋のサロン・テッセラで「迷宮のピアノ」の演奏初演がありました。ピアニストの廻由美子さんがプロデュースする「テッセラの春」音楽祭の第1夜・小原孝ソロ・コンサートの中で、五十嵐稔さんとの共演で初演が行われました。お二人の息もぴったりで大変エネルギッシュな魅力的な初演となりました。間近で見ると中間部で手が相当クロスするので演奏は難しそうです。激しい曲とゆったりした曲が交互に配置してある曲集で、激しい曲が終わるたびに思わず興奮して拍手したくなるのを抑えるのに苦労しました。

 私は今まで、クラシックの一ジャンルである日本歌曲の分野でのみ小原氏の演奏を聴いていて、声楽家を支える繊細でありながら大胆で表情豊かな演奏に感銘を受けていたのですが、ソロやデュオでのライブ・ステージでは、同じ方とは思えないくらいパワフルで華やかではじけていて、場を独自の魅力的な世界に変えてしまう正にエンタテイナーでした。

 演奏会後は主催の廻さんにお誘いいただいて、打ち上げに参加しました。素敵なイタリアン・レストランの個室で小原さんはじめ皆さんの楽しいお話に引き込まれてワインをおいしくいただいて、ふと時計を見たら、が〜ん、午前1時…。久しぶりにタクシーで帰りました。

2010/5/10 | 投稿者: 木下牧子

 ゴールデン・ウィーク9日間本当にカンヅメになって作曲ばかりやっていましたが、その結果、このペースではどの曲も〆切りに間に合わないことが判明しました。う〜ん、困った。カンヅメ明けの土日は練習立ち会いに福岡へ。「らくうた」メンバーの合唱とオケによる「鴎」を聴きました。まだ演奏会は先の話ですが、すでに合唱はもちろんオケの演奏もなかなか良い雰囲気で、今後「光はここに」はじめいろいろな曲のオケ伴奏版を演奏してもらうのが楽しみになってきました。

 さて、直前のお知らせになってしまいましたが、CDで好評いただいている新連弾曲集「迷宮のピアノ」の演奏初演が金曜日17日の午後7時から三軒茶屋の「サロン テッセラ」で行われます。「テッセラの春」音楽祭初日の小原孝さんのコンサートで、共演の五十嵐稔さんとお二人で演奏初演してくださいます。ライブも非常にエキサイティングですので、興味の或る方はぜひお越しください。小さいホールですのでチケットは事前にお買い求めいただいたほうが安心かもしれません。もちろん私も伺うつもりです。

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「新しい耳」テッセラの春・第6回音楽祭
〜第一夜 飛翔・小原 孝の世界〜

【日時】5月14日(金)19:00開演
【会場】サロン・テッセラ
【出演】小原 孝(ピアノ) 五十嵐稔(連弾共演) 
【曲目】★小原 孝;オリジナル&アレンジ作品
    ★木下牧子:連弾曲集「迷宮のピアノ」(演奏初演)ほか 
【料金】¥5,000(ドリンク付)
【お問合せ】サロンテッセラ 03-5216-7131

2010/5/3 | 投稿者: 木下牧子

何しろカンヅメ中で頭を酷使するので、甘い物が無性に食べたくなります。最近は国産の板チョコをたくさんキープして、ブレイクのたびに小さく割ってコーヒーのお供に2〜3コちびちび食べています。以前のようにバリバリいくとカロリーが大変なことになるので…。
 小さいかけらをキャンディーのように口の中でゆっくり溶かすと、体に糖分が染み渡って頭の霧が晴れていくのがわかります。頭を動かすガソリンのようなものです。

 でも三時のおやつにはもう少し食べごたえのあるものがほしい。ということで写真はアンデルセンの地元限定あんパンです。オーブンで暖めて表面にちょっと焦げ目をつけてからバターを落として食べると更においしいです。

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2010/5/1 | 投稿者: 木下牧子

 いよいよ5月になってしまいました。4月中はいろいろあって後半は作曲に集中できずじまいだったので、長い黄金週間4/29日から5/7日までカンヅメでがんばることにしました。すでに3日過ぎましたが、スケジュールのこなし具合はまあまあといったところでしょうか。

 朝は「光はここに」の2管オーケストレーション。午前中は新作スケッチ。これは久々にパワフルでカラフルでシュールな作品になりそうで楽しみです。午後は女声合唱新作。今回のテキスト、エミリー・ディキンソンは独特の感性が面白いです。夜は6月出版予定の楽譜校正と毎日書き上げた分の楽譜のコンピュータ浄書。とびっしりですが、予定どおり進むほど世の中甘くありません。ボチボチがんばります。

 カンヅメがおわったら福岡に行って一休み(…って一応お仕事ですが)。そして混雑が収まった中旬ごろ、6月から取り組む作品の構想を練りに温泉に行こうと考えています。今度はどこにしようかなあ。

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地元公園の立派なサツキ