2011/1/30 | 投稿者: 木下

 演奏会のご案内です。私の混声合唱作品としては新作で、日本語によるレクイエムともいえる「光はここに」全6章がニ管オーケストラ伴奏版で演奏されます。オリジナルはパイプオルガン伴奏(委嘱:財団法人松本市教育文化振興財団 指揮:中村雅夫氏)で、今回はオーケストラ伴奏版の初演となります。

 今回「らくうた」のメインは「邪宗門秘曲」のニ管オケ伴奏版初演です。詩の北原白秋は柳川の出身なのでこの曲のオケ伴はぜひ福岡でやりたい、と企画の方が言って下さってとても嬉しかったのですが、この曲自体は重厚ではあるものの11〜12分しかない作品なので、それなら「光はここに」もオケ伴奏版を作ろうということになったものです。

 「らくうた」は本当に合唱が好きな皆さんが集まった企画団体で、その方たちが自発的に私のオーケストラ伴奏作品のコンサートを開催して下さるのですから、作曲家冥利に尽きます。これを機に『光はここに』オケ版も広まることを祈りたいと思います。

 今回はオーケストラ伴奏のコンサートなので相当大きいホールで開催されます。福岡周辺で合唱とオーケストラの豊かな響きに浸りたい方、ぜひお誘い合わせてお出かけください。私もゲストとして出演する予定です。
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らくうた第三回演奏会
木下牧子の世界Vol.2 With Orchestra

日時:2011年2月6日(日)15時30分開演
会場:アクロス福岡シンフォニーホール
出演:本山秀毅(指揮)らくうた(合唱)
   古閑恵美(ピアノ)
   九州大学芸術工学部フィルハーモニー管弦楽部&OB
   木下牧子(ゲスト)
曲目:混声合唱組曲「方舟」
   「邪宗門秘曲」2管オーケストラ伴奏版初演
   「光はここに」全6曲 オーケストラ伴奏版初演 ほか


2011/1/29 | 投稿者: 木下

 寒いですね。こういうときはウールのストールがあると便利です。毛皮のコートなどより、首周りの隙間をストールでぐるぐる巻きにしたほうが暖かい気がします。しかし…。寒さは防寒を万全にすればいいのですが、問題は来月から飛ぶ花粉です。今年は去年の5倍の花粉が飛ぶそうで、今から憂鬱です。かといって、対策に鼻を手術するとか注射を打つというのも面倒だし。

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 上は昨日届いたお花です。父のことを知った友人が送ってくれました。実際はもっと素敵なアレンジメントなんですが、例によって白い花束はなかなか上手く写せません。

2011/1/25 | 投稿者: 木下

 たまたまネットで47都道府県図が載っていたので、北から順に眺めて北海道ではこんなことがあった、岩手ではあんなことがあった、秋田では…、と一県ずつ思い出してみたら、途端に記憶がどっと溢れ出してきました。いつもこうした記憶はどこにしまってあるのでしょう。結局、47県中行ったことのない県は青森県、和歌山県、大分県、佐賀県の合計4県だけであることが判明しました。

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 いつでも部屋に籠って作曲していたと思うのに、こんなにいろいろ日本中出掛けていたとは自分でも驚きです。作曲活動だけだったら本当に活動範囲は狭かったでしょうが、若い頃からコンクール審査や講習会の講師、演奏会の初演立ち会いやゲスト出演、もちろんプライベートな旅行も含めていろいろな場所に出掛ける機会があったおかげで、気がついたらほとんどの県を訪れていました。この分だと全県制覇は近い。

 印象として多く行った気がするのは、東京近県をのぞくと、北海道、愛知、京都、大阪、それに福岡あたりでしょうか。京都は仕事と観光と両方で、大阪は審査員や講師のほかいずみホールでの初演も多く別格に何度も訪れています。遠いわりに何度も行っているのが北海道。審査員、講習会講師、初演のほかスキーでも何度か行っています。たぶんこのあたりが私の訪れた回数の多い県ベスト3ではないかと思います。だからどうしたと聞かれても困るんですが。

2011/1/21 | 投稿者: 木下

 公式サイトをご覧頂いている方はご存知でしょうが、'09年1/1日の開設から丸2年経ったにもかかわらず、ずっとデータは掲載途上で、「ひとりごと」「Q&A」は未だに旧ホームページに置いたままです。当初はすぐ全情報をそろえるつもりでしたが、予想した以上に重くなってしまうし作業も面倒くさくて…。

 新サイトに掲載している中で「CDリスト」「出版リスト」「コンサート」「プロフィール」などは最新情報も含めきちんとデータ整理ができているのですが、肝心の「全作品リスト」がずっと中途半端なままでした。先日、ようやく2010〜2001年までの作品を掲載しましたが、それ以前のリストはまだ旧サイトをご覧いただくしかありません。なんとか年内には整えたいのですが、どうなりますか。

 それにしても、自分の作品というのに10年も経つと記憶がごちゃごちゃになるのに閉口します。きちんと出版されたり演奏初演された長編や曲集はまず大丈夫ですが、雑誌の付録楽譜やアンコール・ピースなどの小品、いつの間にかオンデマンドに移行した作品などは危ない。

 今回ようやくここ10年の作品リストを整理したものの、まだ相当落ちている作品があるような気がします。データにミスがないかこちらでも確認作業を行いますが、もし私の作品初演に関わった方で、作品がデータに載っていないとか、情報にミスがあるということがありましたが、ご一報いただけるとありがたいです。

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 上の写真は先日神奈川県立音楽堂に行った帰りに撮ったみなとみらい駅周辺です。遊園地や駅ビルのライトアップが華やかです。県立音楽堂だと一番近いのは桜木町駅ですが、みなとみらい駅までの道は広くて町がきれいなので演奏会の余韻を楽しむ散歩に最適。

2011/1/17 | 投稿者: 木下

 '10年代はピアノ曲重視の10年にするつもりです。といいつつ、一年目の去年はオケと合唱&オケに忙殺されて、あまりピアノ作品に集中できませんでしたから今年こそピアノ・イヤーの幕開けに!

 というわけで、今年はピアノ演奏会にもたくさん出掛けようと思っていて、その第一弾が「エレーヌ・グリモー」。世界的に人気のピアニストですがライブを聞いたことはなくて、幸運にもご招待いただいたので出掛けました。神奈川県立音楽堂。このあたりは緑が多くて良い所ですよね。時間があったら近くの神宮にもお参りしてから行きたかったのですが、例によって時間ギリギリとなり直接ホールへ。

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 ホールが満員で、しかも珍しく若い男性が多いのに驚きました。オーケストラなんかだとシニア世代が中心ですし、現代音楽系はそもそも客が少ないし、歌曲系もピアノ演奏会も普通は女性だらけなんですが。老若かかわらず男性が多いということはグリモーさんてきっと美しい方なんだろうと予想しましたが、ステージに出てきたのは小柄のどちらかというと中性的な雰囲気の方で、しかもピアノを弾き始めるとソバージュ・ヘアーが顔を覆い隠して全く見えないので、ルックスの確認はできませんでした。

 演奏は個性的で情熱的。有るべきスタイルにはこだわらず、好きな作品を独自の解釈でほとばしる情熱で演奏する…という印象を持ちました。特徴は左手が雄弁なこと。左利きなんでしょうか。とにかくダイナミック・レンジが広く、表現力も豊か。充実した中低音を持つのは演奏家として大きなメリットといえるでしょう。
 モーツァルトでは若干左手に音量バランスが傾きすぎて透明感に欠ける気がしたのですが、メインのリストは素晴らしかった。ドイツ・ロマン派が最も好きというだけあってロマン的で情熱的、低音の響きや旋律線がくっきり浮かび上がるため、骨太なリストの世界が見事に表現されていて引き込まれました。この一曲を聴けただけで横浜まで出掛けた甲斐があったというものです。

 帰り、ゆっくりお化粧を直して帰ろうとしたら、グリモーさんのサイン会が始まっていて、当日ホールでCDを買った人が長蛇の列をなしていました。ロビーを横切るときサインをしているグリモーさんのお顔をちらっと見たら、目が宝石のようにキラキラ輝いて驚くほど美しい方でした。男性ファンが多いのも納得。妖精のような繊細な美貌に野性的情熱、というミスマッチが魅力なのかもしれません。

 グリモーさんのように個性的なピアニストが世界で認められているのに、日本では音大でもコンクールでも減点主義なためか、荒削りだけれど魅力的な演奏をするピアニストはほとんど評価されていない気がします。世界で活躍するどころか国内でもチャンスはほとんど与えられない。評論家もコンクールで賞を取った人、知名度の有る人の演奏会にしかいかないし。でも日本にも情熱的で魅力的なピアニストはたくさんいるのにな。外来の有名ピアニストだけでなく、日本にいる、コンクール歴はなくても才能あるピアニストを聴衆が見つけ評価し育てる、といった世界になるといいんですけどね。

2011/1/15 | 投稿者: 木下

 前に住んでいた都営三田線沿線の駅は池袋駅終点のバス路線があって30分もかからずに行けたし、実家は西部池袋線沿線だったので、私の買い物の拠点はずっと池袋でした。でも中央線沿線に引越してからは、地元にもデパートやヨドバシカメラもあり、電車を使うと新宿か渋谷に出るのが便利なので、池袋はすっかりご無沙汰になっていました。

 きのう久々、池袋で買い物してきました。大型書店は東京駅周辺、新宿、渋谷とたくさんありますが、本をじっくり選ぼうと思うときは、品数抱負でゆっくり選べる池袋ジュンク堂がいまだに一番好きです。最近はかなり大きい書店でも、よく売れる本ばかり置いて(当たり前ともいえる…)、詩や外国文学はがっかりするほど品数が少なかったりするのですが、その点ジュンクは楽しい。外国、それもヨーロッパ圏以外の国の作品とか私の好きな幻想小説系も抱負です。
 現代日本の詩歌もなかなかの品揃えですが、シンプルな詩集となると8階の子ども向けのところに分類されてしまうのでやや移動が大変です。足は棒になりますが一日楽しめます。なかなか空かないものの、フロアごとにイスもたくさん置かれていますし。

 最近は器楽曲を書く割合が増えたこともあって、テキストが必要な場合も長年買い集めた蔵書(700冊くらいある)の中から選ぶことが多かったのですが、なんだかマンネリ化…。音楽劇のテキストも探しているので久々にジュンクまで足をのばしました。インドやペルシャの言葉が柔らかい日本語に訳してある新鮮な詩集をたくさん見つけ、即購入。寓話風の小説集もたくさん購入。次行ったらもう絶版になっている危険もあるので、ちょっとでも面白そうと思ったら即購入が基本です。はっと気づくと2時間くらいで分厚い本も含め6冊もかごに入れていました。

 重いので郵送費がかかっても送っちゃおうとジュンク堂の受付に申し出たら、¥5,000以上購入の場合送料無料とのことで、サービスで送ってもらえました。今まで本屋から帰る時はいつも重い荷物をえっちらおっちら抱えて帰っていたのですが、これからは楽になりそうです。

2011/1/13 | 投稿者: 木下

 ここ二日くらいメールの返事を書いたり電話の応対ばかりしています。ひとつ長い返信を送るとまた別のところから大切なメールが来て返事を一生懸命打ち込むと今度は電話がきて、その内容の対処法を考えて…。時間も費やしぐったり疲れるのですが、実はメールや電話への応対をしているだけ。

 そのうちいくつかは珍しく気の滅入る内容で、こちらの責任はないのに事態が悪化するというもの。いくつかは嬉しい内容で、一生懸命やっていればいいこともあるんだなと思えるもの。何だか浮き沈みの激しい一年になりそうです。今年はあまり欲張らず、昨年の疲れをとる年にしたほうがいいかもしれません。

 ところで下は何かわかりますか。
 
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そう、水筒です。冷たいものも暖かいものも保温できる小さくおしゃれな水筒。地元アトレ(もとロンロン)のフランス小物のお店で見つけ衝動買いしました。フランス製てことでしたが、よく見たらデザインのみフランスの中国製でした。最近演奏会の途中で突然咳が止まらなくなったりするので(花粉症の進化形?)、この水筒に生姜湯でも入れて持ち歩こうと思ったんですが…、この奇抜な模様を取り出して飲むのってちょっと勇気がいるかもしれません。

2011/1/11 | 投稿者: 木下

 歯列矯正を初めて一年と一か月経ちました。ふつうは月一回ワイヤーの調整をしに歯医者さんに通うだけでいいのですが、私の場合は歯列矯正と並行して奥歯の歯根治療やらいろいろ面倒くさい治療があって頻繁に通わなければならずなかなか大変です。でも一年経って歯並びは目に見えて良くなってきました。
 
 今日は月一度のワイヤー調整の日だったのですが、調整後一週間くらいが歯への刺激が一番強い時期で相当痛みが出ます。柔らかい物を食べても一口噛むごとに痛んで大変です。あいたたた。痛みが治まるまでは、作曲のペースを上げるのは無理だな。

2011/1/7 | 投稿者: 木下

 父のことは、年末だったこともあり、私の仕事関係の皆さんには全くお知らせせず家族のみで見送ったのですが、このブログをご覧になって心配くださった方が大勢おられて恐縮しています。きのうもきれいなお花をお送りいただきました。お花をいただくのって嬉しいものです。

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それにしても花を写すのは毎度とても難しいです。とくに白い花は…。玄関に置いたら黄色い光のライトで黄色っぽく写ってしまったので、今度は陽のあたる居間で写しましたが、今度は直射が来て…。とにかくきれいな真っ白のアレンジメントです。

2011/1/5 | 投稿者: 木下

 あっという間に5日になってしまいました。お正月で印象に残った出来事といえば、カラスに頭を小突かれたことくらいでしょうか。うちの周辺は武蔵野の雑木林が広がる緑の多いところなんですが、その清々しさを壊すのがカラスの大群。一時期、都がカラス対策を講じた時は減ったのですが、最近また増えてきました。
 午前中のまだ人の少ない町を普通に歩いていたら突然だれかに頭を小突かれてびっくり。訳がわからずきょろきょろ周りを見回していると、前からきた奥さんが「カラスよ、カラス。もう飛んでいったわよ。」と教えてくれました。

 巣作りしているところに近づくと威嚇されるといいますが、今は真冬だし場所は市街地の道の真ん中。全く私の視界に入らずに逃げ去ったということはわざわざ上方から降りてきてそのまま上昇して逃げたとしか思えません。ひまなカラスにからかわれたんでしょうか。

 以前鎌倉でトビに低空飛行で威嚇されたことがありますが、そのときはカメラを向けたからという原因がありましたが、今回は訳がわかりません。皆さんも道を歩くときは気をつけましょう。

2011/1/3 | 投稿者: 木下

 
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お正月にいただいたじょうよ饅頭。かわいくて食べるのが可哀想でしたが、しっとりした口あたりで美味でした。

2011/1/2 | 投稿者: 木下

 本当は喪中なのですが、年賀状を大量に投函したあと父が亡くなったので、元旦に大勢の方のお手元に「Happy New Year 2011」という私の年賀状が届いてしまっているはずです。ということで今年は元日から通常運転でいくことにします。今年もよろしくお願いいたします。

 昨年はよく作曲しました。特にオーケストラ・スコアを書くことが多かったので作曲時間が長かった。三管オーケストラのための「呼吸する大地」スコア、合唱とオーケストラのための「たいようオルガン」スコア、「光はここに」全楽章オーケストラ伴奏版スコア、「鴎」二管オケ伴奏改訂版スコア、「邪宗門秘曲」二管オケ伴奏版スコアその他もろもろ300ページ以上書いたと思います。そして11月以降相当ばてました。

 以前オペラをやった時と同じくらい大変だったと思うのに、オペラ作曲のときは激やせし、なぜか今回は逆に太ってしまいました。おかしいなと思って調べてみたら、オペラの時は一年間にヴォーカルスコアを165ページ、フルスコアを500ページも書いていました。ページ数で決まる訳ではありませんが、やっぱりオーケストラと比べてオペラはハードなんだということがわかります。昨年程度の作曲量でばててしまっては次のオペラを書く時大変ですから、今年は本気で体力をつけることに真剣に取り組まなければ。

 今年の作曲予定はテノールのための歌曲集、20分程度の音楽劇、室内楽曲(編成はまだ秘密)、パーカッション・アンサンブル作品、合唱作品集,ピアノ曲集など…。すでに予定を入れ過ぎとも言えますが、これ以上は増やさないで、散歩や運動、旅行など体を動かす予定を多く組み込んでいこうと思っています。

 世の中どんどん変化して今はツイッターやフェイス・ブックの時代。でも今のところ私にはそれらにあまり意味を見いだせないので、しばらくは公式サイトとブログ、YouTubeの三本立てで行きたいと思っています。今年は文章は短めでも何とか回数多く更新したいと思っていますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。




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