2011/4/21 | 投稿者: 木下

 一週間ほど東京を留守にしていました。今、家にはデスクトップ型Macしかないので、旅行中はメールもブログ更新も放ったらかしにしてしまいました。ホテルで一晩だけPCをレンタルしましたが、閲覧だけしかできませんし。今回いろいろ観光もしてきましたが、もう少し世の中が安定してきたらアップします。昨日は20キロ圏が警戒区域に入ったようですし、1〜3号機の燃料棒の溶解も進んでいるようなので…。

 ところで、気の滅入るニュースばかりの最近ですが、個人的にとてもいいニュースが飛び込んできました。今年の2月に野崎由美さんが私の歌曲作品によるCD「花のかず」をリリースしてくださったのですが、そのCDがレコード芸術5月号(音楽之友社)で特選盤に選ばれました!もちろんこの評価は野崎さんの演奏へのものですが、作曲者としても鼻が高いです。

 最近の野崎さんの演奏は素晴らしく進化していて、3月のリサイタルを聴かせてもらって非常に感銘を受けたのですが、このCDも彼女の声の魅力と曲への見事なアプローチでぐいぐい聴き手を引き込んでいきます。小原孝さんのピアノの素晴らしさも特筆すべきものがあります。レコード店やネットショップで簡単に手に入りますので、興味のある方はぜひお聴きになってみて下さい。

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CD「野崎由美 花のかず」〜木下牧子歌曲集II〜

■演奏:野崎由美(sop) 小原孝(pf)
■発売:ナミレコード(WWCC-7669)¥2,625
■曲目
1.歌曲集『花のかず』全9曲 
     (花のかず、夢のなかの空、クルミ、足おと、曇り日なら、カゼクサ、竹とんぼに、あさっておいで、ある日のたび)
2.歌曲集『悲しみの枝に咲く夢』全5曲
     (悲しみの枝に咲く夢、心のなかの風、林檎料理、夜の薔薇、ゆふぐれ)
3.歌曲 涅槃
4.歌曲 おんがく(歌曲版初演)

2011/4/10 | 投稿者: 木下

 〆切はいつもどおり迫ってくるのに、全然作曲する気になれません。原発事故がこれ以上悪化しないか、窒素注入はうまくいっているのか、汚水の汲取は大丈夫なのか、すべてが心配で。まあ心配したところではじまらないので、花見でも陽気にやっているほうがいいのかもしれませんが。

 実はさっき、原発事故についてずっと抱いていた考えを文章にしてアップしてみたのですが、読み直してみたら、社会批判を書き慣れていないせいかストレートになりすぎ、他の記事とバランスがとれないので削除しました。でも読まれたかたはそのまま覚えていて下さって結構です。

 判断ミス続きで日本の信用を失墜させた政府と東電幹部には腹が立つし、大スポンサーの東電に気を使って何も批判をしないマスコミにも失望しましたが、原発は危ないと知りつつ反対行動ひとつおこさなかった自分にも責任はあるんですよね。原発の危険を訴えている人が大勢いたのに、本もたくさん出版されていたのに目をつぶって知らないふりをした自分を考えると、誰を責める資格もないのかもしれません。
 
 せめて今回くらいはちゃんと発言していかなくてはいけない気がします。手遅れでないといいんですが。

2011/4/7 | 投稿者: 木下

 このところ気が重いことばかりなので、たまには友人と食事して楽しい時を過ごそうと4日は神楽坂まで出かけてきました。友人お勧めの店「ブラッセリー・グー」というビストロです。テーブルクロスは赤白のチェックという可愛らしいインテリアの気取りのないお店ですが、どの料理もおいしく料金もリーズナブル。人気があるためランチは時間制限があり11:30からと13:00からの入れ替え制ですが,友人はあとの回を取ってくれたので、追い立てられずにゆったり食事できました。こういう時でも満員でみんな幸せそうに食事していて何だかほっとしました。ここはお勧めです!

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▲ブラッセリー・グー

 きのうはネットにドイツとノルウェーの気象協会の発表した日本の放射能物質分布予想が出てました。5〜6日にかけて福島原発から出た汚染大気が一旦太平洋上に広がって南下し、それが風にのって7日は九州から北海道までくまなく縦断して北上していったようです。こういう大気分布図を見ると、近畿に逃げてもあまり意味なさそうです。こんな日はできれば一日外出したくなかったのですが、大事な用事があったので大きなマスクをかけて市ヶ谷に出かけてきました。相当気力を使う仕事でしたが無事終了して大通りに出ると夜桜がとてもきれいでした。桜の後ろに見えているのは靖国神社の塀です。こんな緊迫したときでも桜は変わらず美しい。

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▲靖国通りの夜桜

 ところで、ドイツやノルウェーからは放射能情報が入るというのに、肝心の日本の放送局の天気予報は「今日はぽかぽかした良い天気でお花見日和です」などと能天気なことを言っていました。おいおい、気象庁大丈夫ですか。せめて風向きくらい毎日知らせてくださいよ。

2011/4/2 | 投稿者: 木下

 前回お知らせした大阪音楽大学の学生自主公演「不思議の国のアリス」は無事、成功裡に終了したそうです。100分あるオペラをオケ付き、合唱付きできちんと演出や照明、衣装などもつけて上演するのは本当に大変なことなんですが、学生さんだけの力で見事にやり抜いたとのこと、おめでとうございます!

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 上の写真はカーテンコールの様子です。公演の翌日メールで送ってくださったものですが、終了直後の満足感とか興奮が伝わってきますね。大阪音楽大学の学生公演ということでしたが、1つ前の記事で書いたように本当に多くの大学の学生さんもスタッフ、オケや合唱などで参加なさっています。そうした学生さんたちの力を結集した熱い公演で私の作品を選んでいただいたことがとても嬉しいです。大阪音楽大学の中心メンバーの皆さんはじめ、この公演に参加なさったすべての皆さんに感謝したいと思います。