ブラームスと仔牛

2009/7/14 | 投稿者: 木下牧子

 昨夜はピアニスト・柴田美穂さんの室内楽シリーズ第10回があったので千駄ヶ谷の津田ホールまで出掛けました。メインはブラームスのピアノ五重奏曲(ピアノ+弦楽四重奏)ヘ短調、いつ聞いても本当に魅力的、どの楽器も実によく鳴る曲で、その骨太の展開には圧倒されます。4楽章で40分以上ある曲ですが全く飽きることがありません。

 しかしこのピアノ五重奏曲中の名曲!ですが、最初は弦楽5重奏だったというので驚きます。だってこの曲ピアノが主役みたいな曲なのに、最初はピアノのかわりにチェロが入った5重奏だったんですね。それが不評で今度は2台ピアノ版にして、それでも満足できずピアノ5重奏に行き着いた・・と。弦楽5重奏から突然2台ピアノっていうのが、やや節操ない気もしますが、結果的に歴史的名曲が誕生したのだから面白いですね。柴田さんはいつも以上の存在感で、パワフルにアンサンブルをリードして名演、聴き応えありました。

 その演奏会の前に友人と新宿タカシマヤで早めの夕食。友人お勧めの上品な和食のお店に入って、私が頼んだのは繊細な前菜付きの和牛の鉄板焼き。ジュージューいっているのが届きました。分量的にも上品で少なめだったのですが、霜降りで焼き方は程よいレア、塩こしょうも丁度良く久々においしいステーキを食べました。幸せ〜。でも仔牛の命と引き替えのおいしさ・・。いただいた命を私もしっかり燃やして生きないといけないな、などと仏教的な思いにとらわれたのでした。



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