自然と愛と孤独と

2010/8/3 | 投稿者: 木下牧子

 あっという間に8月…。ちょうど一ヶ月前に岸信介さん指揮による「舫の会」の第十回演奏会がありました。岸氏が指導なさっている合唱団が27団体集まって、数年に一度、個々ではできない大きい活動をするイベントです。今年は。信長貴富、松下耕、鈴木輝昭、新実徳英の各氏と私、合計5作曲家の新作!が委嘱初演されました。皆さんの大作が並ぶなか、私の作品はどちらかというとスペクタクルより内面重視、短編ながら深い味わいのエミリー・ディキンスンの詩にじっくり向かい合って作曲しました。しっとり大人の味わいです。聴きに来て下さった皆さん、特にデザイナーや編集者といった玄人筋の方々に作品、演奏とも評判がよくて喜んでいます。

 私の曲、女声合唱曲集「自然と愛と孤独と」(詩:エミリー・ディキンスン/訳・中島完)を初演してくださった皆さんは次のとおり。

指揮:岸信介
ピアノ:五十嵐稔
合唱:あんさんぶる・どるちぇ
   ヴォーチェ アルジェンティーナ
   コール・青梅
   しらたま
   STELLA MARIANO
   浜松フラウエンコール

 以上の6団体。合同演奏だと往々にして細部まで気がまわらないものですが、今回は大勢なのに言葉もとても丁寧で意味もよく伝わってきましたし、豊かな表現でディキンスンの世界を表現していただきました。皆様、初演ありがとうございました。短編集とはいえ例によって転調だらけですが、大人の作品に取り組みたい皆さん、ぜひ演奏なさってみてください。もちろん精神的に大人なら実年齢はティーンでも大丈夫。出版も決定していますので、詳細が決まりましたら、またご報告します。

 それから、10月20日にオーケストラ・プロジェクトという演奏会で久しぶりに3管編成のオーケストラ作品を発表するのですが、そのブログを作りました。今のところ演奏会情報とプロフィールが載っているくらいですが、せっかく作ったのでぜひ一度ご覧ください。プログは作ったのに、作品はこれから…。長く熱い夏になりそうです。

オーケストラ・プロジェクト2010



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ