5月10日は恒例の本木上堰の瀬下げの日。つまり堰に今年初めて水が通る日です。が、今年はちょっといつもと違いました。というのも実はこの日を待たずに、すでに水を通し始めていたのです。本来なら半日以上をかけて、ゆっくりと降りてくる水を追いかけて堰沿いを歩いてくるのですが、今年は土手の低いところの土のう積みや落ち葉の流れきれていないところをざっと確認したのみ。おそらく10日以前に通水したのは初めてではないでしょうか。4日の総人足以外に個人に割り当てていた個所が予定より早く終わったのが理由の一つ。(取り決めで個人分は9日までに終わらせればよいことになっています)でも本当の理由は兼業農家が多い中、土日に上手く作業を充てたい人がいること。歴史ある堰でも時代の流れに臨機応変にあわせていかないと。
今日の上堰。いつもなら水はまだ濁っているのですが、もう澄んでいます。新緑が美しい。
で、午後は田んぼの肥料散布。冬の間に作っておいたボカシを手で撒き散らしていきます。そこへ子供たちが突入。おいおい。まあ、ボカシの材料は米ぬかを始め食べられるものが中心だから汚くはないのですけど。

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