14回目を迎えた本木上堰・堰浚いには44名の浚いボランティアと、4名の賄いボランティアの方が参加してくれました。この場を借りて御礼申し上げます。
今年は大雪に加え、4月の低温もあり、残雪はボクが関わってから最も多い量。しかし幸いなことに堰の崩落は少なく、スムースに作業は完了しました。山の萌芽は遅れており、いつもなら盛りを楽しめる新緑はまだ始まったばかり。でも前日までぐずついていた天気は、この日から2日間は好天へ転じ、上々。これも日頃皆さんの行いがいいからですね。
さらに近年増加して対応に手が回らなかった賄い方面で、4名ものお手伝いがあり、大変助かりました。
今後の課題は足の確保。つまりJR山都から宿泊場所、温泉等への送迎手段の確保ですね。さらに2泊の内、1泊は近隣の宿にも泊まってみたいという声も聞かれます。この辺りも協力できるところを検討したいと思います。
翌日は早稲谷集落の上に広がる中田地区の棚田を見学してもらいました。標高300mから450mまで、実に標高差150mも延々と続く巨大な棚田。しかし残念なことに昨年を最後にすべての田は放棄されてしまいました。夏になるとヤブにおおわれてしまうために、その姿を見ることができるのはこの時期のみ。見学された方は一応にその迫力と周辺の山野草の豊かさに感動されていました。
ところで会場でも大々的に(?)宣伝させて頂きました、
「上堰米のお酒プロジェクト」ですが、お申込みがまだ最小敢行数100口に達しておりません。まだ申し込みされていない方、お早めに「堰と里山を守る会」事務局にお伝えください。
なお「上堰米のお酒」が目指す味は毎晩の晩酌のお酒、つまり冷でも燗でも美味しい、香り穏やかな定番酒です。
連休後半の好天で、木々の若芽は一気に芽吹きました。
豊かな自然に育まれたお米・野菜たちってホントに美味しい!
〜山間の小さな農業を応援して下さい〜
安心な農産物の生産・提携「ひぐらし農園」

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