大地を守る会が毎年行っている農業後継者の集い「全国農業後継者会議」が今年は高知市で行われ、出席してきました。あいづ耕人会たべらんしょでは現在「山都の若者たちの野菜セット」を夏の間出荷していますが、冬には高知の新規就農者にバトンタッチされます。そんなご縁で行ってきました。
高知は就農する前に何度か訪れています。最後に行ったのはたぶん1993年か1994年の5月のGW。四万十川をカヌーで下るために。まだ5月初めだったのに連日30℃超えで暑かった記憶があります。
久々の高知はやっぱり暑かった・・・。しかも5月とは違い凄い湿気。とはいえ、今回は観光ではないので外の空気を堪能することなく、空港到着後会場のホテルにバスで直行。まあ仕方ありません。途中見える景色は稲刈りが終わった田んぼでした。さすがに南国は早い。こちらの夏は干ばつ気味だったそうで、心なしか大気も大地も、木々も草も何となく荒涼とした感じがしました。何か東南アジアっぽい。会津ではまず見られない空気感。
到着直後から午後一杯は会議となりました。
高知には新規就農者が多いようで、会場にはたくさんの若者が来ていました。
講演では、就農のきっかけや中山間地農業の意義、農業の社会的な役割について、さらに福島の現状などを話させていただきました。実務面よりも観念的な話が中心となり、時間が短かったので上手く伝わったかどうか。
高知には高生連という生産者組織がありますが、その成り立ちなどを聞いているととても興味深かったですね。その最初のきっかけとなった浦戸湾を守る会の活動の軌跡は面白かった。
その会長・故山崎圭次さんの言葉。
会議終了後は恒例の交流会。多くの人にとってはこちらがメインでしょう。これも会場がホテル内だったなので、今回はほとんど高知を満喫する機会が少なかった。もちろん2次会には外に繰り出しましたが。
翌朝は、せめて高知城位は見ておこうと早起きしてお城まで散歩。天守閣を始め当時の建物が数多く残り、実に素晴らしいところでした。
本来なら、午前中は高知の生産者の圃場見学会なのですが、午後に東京で予定があったのでパスして朝一番の飛行機で帰京。あ〜、もったいない。
豊かな自然に育まれたお米・野菜たちってホントに美味しい!
〜山間の小さな農業を応援して下さい〜
安心な農産物の生産・提携「ひぐらし農園」

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