10月10日に、「ひげの隊長」こと自民党の佐藤正久参議院議員が喜多方に来ます。目的は、菅家一郎衆議院議員によると「法成立後も丁寧に説明責任を果たしていく」ためだそうです。
ボクは今回の安全保障関連法の成立過程に、大きな問題があると考えています。
これほどの重要法案ですから、もっと十分な審議時間をとるべきでした。国民の声も、法案そのものに反対する声はもちろんですが、反対者の多くは、その手続きの拙速さ、憲法との整合性など立憲主義に反すると声を挙げたのです。
にもかかわらず、そもそも特別委員会で強行採決らしきもの(議事録に委員長の発言はなく、採決の記載なし)を先導・実行した張本人が、法の説明責任を果たすというのは如何なものでしょうか?
立法府での十分な審議を経ずに無理やり成立させた法を、国民の皆さんの理解が不十分だから今になって説明に上がりましたというのは、完全に憲法軽視・国民蔑視でしかありません。立憲主義、国民主権、民主主義に立つまともな人(党)ならば、法案審議中に説明に上がるのが筋です。
講演会は党派に関係なくだれでも聴講可能とのことですが、さてどうしましょう。
追伸。
一つ、地元で頑張っている保守の方のために一言。
今回のひげの隊長の喜多方来訪には、それを望み招致に奔走した喜多方・自民党支持者がいます。
彼らは、当然法案成立前に、説明責任を求めてこの講演会を要請していたはずです。
期せずして法案成立後に講演会というタイミングになってしまいましたが、彼らが求めていたのは決してこのような国民軽視の形ではなかったと信じています。
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