恒例の大地を守る会と福島・宮城の生産者との新年会@東山温泉に参加しました
業界を驚かせた大地を守る会とオイシックスの合併発表後初めて藤田社長にお会いしました。しかもオイシックスの高島社長も来る豪華版。
合併には参加者それぞれ賛否両論あると思うのですが、宴会自体は穏やかに進みました。(まあ、当たり前か。みんな大人だものね)
いろいろ話してみると、大地の社員たち(とくに若手)は日頃の売り上げ頭打ちの状況下でデイリーワークに忙殺されているためか、あるいは40年の歴史がある組織の中で風通しが悪いと感じていたのか、これで新たな動きが生まれるという期待感が大きかった印象です。(それ自体は他力本願的でちょっとがっかりしましたが)
ボクが一番高島さんに聞きたかったのは、オイシックスのキャッチコピー「美味しくて身体によいものを苦労せずに食べたい」について。
では苦労するのは誰なの? 少なくとも消費者以外?
このあたりは高島さんも大地の怖い(失礼!)おばさま消費者に激しく責め立てられていたようで、「またこの質問かよ!」的うんざり感が表情に漂っていました。
彼の目標は安全でおいしい農産物がもっとマーケットに増えること。つまり需要のすそ野を広げること。そのためには消費者目線が必要ということでしょう。
宴の席の中での会話だったので、そんな詳細なことは書きませんが(だってよく覚えていない(笑)美味しい日本酒がたくさんあったんだもの。)、大地を守る会が40年で創り上げてきたビジネスモデルには限界が来ていたのかなという印象です。(特に若い消費者には伝わらなかったということ。残念なことです)
ただオイシックスのビジネスモデル自体はボクにとっては極めてオーソドックスなもので、革新性はあまり感じられない。(特に農家視線では)
大地の企業風土とオイシックスの機動力がうまく融合してくれることを期待します。
幸い両ブランドとも残るようですよ。
豊かな自然に育まれたお米・野菜たちってホントに美味しい!
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安心な農産物の生産・提携「ひぐらし農園」

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