地域づくりにはコーディネーターやファシリテーターが不可欠と今までいろんな場で唱えてきました。しかし早稲谷ほど過疎化・高齢化が進んでしまうと、もはやコーディネーターのような繋ぐものではなく、風土を知り、それを受け継ぐ者を求めるフェーズに入ってしまったと最近感じています。
魅力ある地域には必ず魅力的な人がいます。例えば森にたたずみ、周辺の視界に入るあらゆるものがどんな役割・特徴を持つのかを語れる人。そういう人(たいていお年寄り)がどんどん減り、さらにそんな知恵を受け継ぐ人がいなくなった地域に、仮に地域の魅力を発信する繋ぐ人が増えたとしても、その地域の本当の魅力は残念ながら大方消え失せてしまっていると思うのです。そしてこの流れは全国にどんどん広がっていきます。
地方で起業を目指すワカモノの多くは、創る者、繋ぐ者を目指す人が多く見受けられると感じていますが、継ぐ者ももっと増えるといいなと思うこの頃です。
ただこの継ぐものが、今の仕組みの中ではもっともお金になりにくいのですけどね。
豊かな自然に育まれたお米・野菜たちってホントに美味しい!
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安心な農産物の生産・提携「ひぐらし農園」

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