ひぐらし農園のその日暮らし通信

今年も本木上堰の春の清掃ボランティアを募集しております。例年どおり５月４日（水）早朝より行います。
田植え頃の棚田を上堰から望む

本木上堰は早稲谷集落上流部より本木集落までの山中を流れる素掘りの水路で、江戸時代中期（１７５０年ごろ）開削され、以来２５０年以上にわたり両地区の田んぼを潤してきました。しかし農業者の高齢化や後継者不足のため、その維持管理作業が困難になってきました。そこでもっとも重労働な春の清掃をお手伝いしてくれるボランティアを募集しております。
水路に溜まった土砂や落ち葉を丸一日かけて浚うなど、作業は体力的にはきついものですが、先人が守りつづけてきた田んぼへの想いを垣間見られたり、新緑賑わう大自然を満喫できます。宿泊場所（３日、４日）は無料でご用意します。また秋に上堰米をお礼としてお送りします。興味のある方、ぜひご一報ください。
連絡先　higurasifarm＠アットマークyahoo.co.jp（迷惑メール防止のため@は全角にしております）

ファーマーズマーケットの帰りに、二本松市で自然農を営む方のお宅へ訪問。市内からさほど離れていないのに、そこはタイムルリップしたかのごとく美しい古民家でした。
茅葺が残っているのはもちろん、玄関は土間、建具や内装も昔のまま。お風呂も薪だそうです。屋敷周りのきれいに手入れされています。WWOOFに加盟されているので、泊まることも可能とか。美しい風景は心が安らぎます。
　　
豊かな自然に育まれたお米・野菜たちってホントに美味しい！
〜山間の小さな農業を応援して下さい〜
安心な農産物の生産・提携「ひぐらし農園」

本木上堰自然探勝会にご参加を！

清らかな水の流れる夏の本木上堰を歩きながら、豊かに繁る木々や野草を観察してみませんか

・日時：7月25日（日）午前10：00〜（約2時間）
・コース：どじょう→水上沢→豊八新田（予定）
・集合場所：早稲谷会館前（初めての方は９時半に喜多方市相川郵便局・喜多方市山都町相川字高野甲４６６−１へお越し下さい。）
・ご用意いただくもの：長靴、雨具、（ご希望の方に樹木図鑑をお貸しします）
・参加費　３００円（保全活動協力金として。保険料ではありません。）
・ご参加くださる方は下記までご連絡ください。

E-MAIL : higurasifarm（あっとまーく）yahoo.co.jp　浅見彰宏


　　
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ヘビーリピーターの１人である方が、４日の堰さらいの様子を紹介してくれました。⇒大地を守る会のエビちゃん日記
　　
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また雪が降りました。一面白に覆われ、まるで墨絵の世界に。でも、そんな中鮮やかな赤があちらこちらで目立ちます。その原因が柿。いまや不人気なのか、ほとんどの柿が収穫されることもなくそのまま放置されています。よいアクセントとなって風景としては美しいのですが、何だかこのまま朽ち果てていくかと思うとちょっと可哀相。そんな訳で一昨年から柿酢作りをしています。が、昨年仕込んだものは見事失敗。発酵しませんでした。今年も懲りずに挑戦します。

そろそろ周辺の山も色づきはじめました。この美しさをぜひ皆さんにも味わっていただきたい。ということで本木上堰紅葉ツアーを開催することとなりました。皆さん、ぜひご参加ください。


本木上堰は江戸時代の中ごろに造られ、早稲谷川上流部から本木地区まで６キロあまりの山中を流れる貴重な水路です。２５０年もの間、本木・早稲谷両地区の田んぼを潤し続けてきました。今回はこの水路とその周りに広がる豊かな広葉樹林の紅葉を楽しむツアーを企画しました。当時の面影を今も残す堰の歴史探訪はもちろん、「森の案内人」をお招き（予定）して周辺の自然も探勝して頂けます。さらに秋の恵みを味わって頂けるよう地元農産物を使った芋煮会（上堰米おにぎりつき）を眺めのよい石上峠で開きます。皆さん、ぜひご参加ください。
◆日時　　　　　　２００８年１１月２日（日）１０時〜　　（雨天中止、小雨のときはコースを変更して決行）
◆集合場所　　　　喜多方市山都町本木地区・本木活性化施設
◆募集人員　　　　２０名
◆参加費　　　　　１０００円（当日お支払ください）
◆日程　　　　　　１０：００　本木活性化施設　集合・出発
　　　　　　　　　１０：３０　本木上堰・小谷地着（ここから水路沿いを歩きます。）
　　　　　　　　　１２：００　本木上堰・石上峠着　峠付近広場にて昼食
　　　　　　　　　１３：００　石上峠発
　　　　　　　　　１３：３０　本木活性化施設着　本木地区の歴史探訪
　　　　　　　　　１４：３０　解散
◆その他　　　　　途中足場の悪いところがあります。長靴などをご用意ください。
◆申込方法　　　　１０月３０日（木）までに電話またはFAXにて、氏名､住所、��番号､参加人数を下記事務所までご連絡ください。

今年も本木上堰の春の清掃ボランティアを募集しております。例年どおり５月４日（日）早朝より行います。なお今年は例年並の積雪だったため崩壊したところが数箇所確認されており、昨年よりも作業量が多いと予想されております。
本木上堰は早稲谷集落上流部より本木集落までの山中を流れる素掘りの水路で、江戸時代中期（１７５０年ごろ）開削され、以来２５０年以上にわたり両地区の田んぼを潤してきました。しかし農業者の高齢化や後継者不足のため、その維持管理作業が困難になってきました。そこでもっとも重労働な春の清掃をお手伝いしてくれるボランティアを募集しております。
水路に溜まった土砂や落ち葉を丸一日かけて浚うなど、作業は体力的にはきついものですが、先人が守りつづけてきた田んぼへの想いを垣間見られたり、新緑賑わう大自然を満喫できます。宿泊場所（３日、４日）は無料でご用意します。また秋に上堰米をお礼としてお送りします。興味のある方、ぜひご一報ください。

喜多方・雄国山麓のプチ石垣です。会津では石垣は珍しい。ここは基盤整備事業が入っており、法面は高いものの長方形の田が整然と並んでいます。本来はこんな石垣はありません。おそらく耕作者が農作業中に田んぼで見つけた石を地道に積み上げていったのでしょう。

稲刈りにかかりっきりで久しぶりの更新です。早いところではハザかけした稲も片付き、こんな感じです。すてきな棚田ですね。

稲穂に実が入り、ずいぶんと重くなってきました。で、そんなころにこの辺りでよく見られる風景です。稲穂の重さに耐え切れず傾き始めた稲を、いくつかの株（たいていは4つ）ごとに束ねて、これ以上倒れないようにするのです。倒れてしまえば鳥の餌食となりますし、さらに水に浸かってしまえば穂発芽の可能性もあります。「倒れないで！」と手を貸したくなるのは当然でしょう。でもこれだけの稲をくくっていくのは大変。さらに刈取り時には、それをまた解いてコンバインで刈れるようにしなければなりません。「穫って何ぼ」ではない小さい農業ならではの行動力。さすがです。
当園の田ではありません。むしろ一度でいいから倒れるほどたわわに実らせてみたいと思っております…。

坂下の生協から喜多方のリンゴ畑へ向かう途中で見た田んぼです。たまにこんな虎刈りのような田を見ます。田植えの時に間違えて別の品種が混ざってしまったのでしょうね｡（別に他人のミスを楽しんでいる訳ではありません。ただそこら辺の田んぼも、よく観察すると耕す人それぞれの事情が見えてくるということです。それが楽しくてボクはついわき見運転が多くなってしまいます…。）

田んぼの草取りが始まり、一日で田んぼにいる時間も格段に増えてきます。ヘタすると６月は寝床よりも田んぼにいる時間の方が多いでしょう。その田んぼにはたくさんの生き物が見られますが、一番身近なのはやっぱりカエル。今まではあまり関心を持たず、細長くてかわいくない奴はトノサマガエル、親指位の可愛らしいのは皆アマガエルと思っていたのがどうやらそれだけではないらしい。確かに同じような輩を数匹捕まえているとちょっと違う奴もいる。で検索してみたらシュレーゲルアオガエルというのもいるらしいです。さらに田んぼ脇の草木に泡状の卵らしきものも発見。これはもしかするとモリアオガエルの卵なのかなあ。その卵の近くにいたカエル君のショット。愛嬌があってかわいいですね。何でもシュレーゲルアオガエルとモリアオガエルは似ていて見分けが難しいらしいです。かなり接近して撮ったのだけど、あんたリラックスしすぎじゃない？　さてどっちの種類かな。（多分シュレーゲル君）

今年も５月４日に行われる水路の清掃作業のお手伝い（ボランティア）を募集します！（画像は６月末の水が流れている様子）

　早稲谷地区は、飯豊山前衛の山々に囲まれ、濃緑の森の中に民家や田畑が点在する静かなところです。そんな山村に広がる美しい田園風景には一つの秘密があります。それは田んぼに水を供給する水路の存在です。本木上堰と呼ばれるこの水路があるからこそ、川沿いだけでなく山の上部にまで田んぼが拓かれ、田園風景が形造られているのです。
　しかし農業後継者不足や高齢化の波がここにも押し寄せ、人海戦術に頼らざるを得ないこの山間の水路の維持が困難な状況となっています。水路が放棄された時、多くの田んぼは耕作不可能となり、美しい風景も失われてしまいます。
　そこでもっとも重労働である春の総人足（清掃作業）のお手伝いをしてくれる方を募集しております。皆さん、この風景を守り続けるために是非ご協力ください。宿泊場所などは無料でご用意します。秋には上堰米をお礼としてお届けします。詳しくお知りになりたい方、ご一報ください。

本木地区の棚田跡です。放棄されてずいぶん経ちます。夏場は雑木や茅に覆われはっきりと判りませんが、雪解けのこの時期に姿をあらわします。画面左上方に本木上堰からの水路が伸びており、水が供給されています。この田んぼが使われていた頃を是非見たかったなあ。

これは福島市中野不動尊付近のハザ掛けです。こちらは会津の山間地と違って１本立てです。こちらもいい仕事してますね。