今回は“除去”について。
D-0に限らず、TCGにおいて重要な位置を占める“除去”。
D-0では、赤・黒・青・緑に「ユニットを除去する」能力があります。(白は除去カードが1枚、疑似除去カードが1枚しかないので割愛します)
赤の除去。ダメージを与えて除去します。一般的に『焼き』とも表現されます。
ダメージによる除去の利点は、『ユニットの使用コストに影響されにくい』ということです。絨毯爆撃(T-3)は使用コストに縛られますが、それ以外は特にありません。
また、軽いコストで大ダメージを与えられるため、手軽に大きなユニットを除去できるのが魅力です。
たまに、破壊したユニットを墓地へ送らず、ゲームから除外してしまうカードもあります。
弱点は、ダメージを与えるというところ。ストラテジーでダメージを与えても、相手のパワーが下がるわけではありません。
これについては黒にて。
黒の除去は、やっぱり除去。ユニットを墓地に送ります。
どんなにパワーが高かろうと、黒の前には歯がたちません。
利点は『確実に』除去できる点。これは強いですよ。
また、ユニットのパワーを下げる事もできます。ユニットのパワー自体を下げてしまえば、バトル時に自分のユニットだけ生き残る事も可能です。
弱点は、コストパフォーマンスが悪いというところです。低コストストラテジーは低コストユニットしか対象にできず、コスト関係無く除去できるカードは使用コストが大きい。
この「コストに縛られる」のが意外にネックになったりならなかったり。微妙ですがね。(ヒント:犬闘士フェンリル)
青の除去はバウンス。ユニットを手札や、山札の上に戻したりします。
これにより、相手のエネルギー消費を催促でき、展開を遅くさせる事ができます。山札の上に戻す場合には、スマッシュすれば確定除去。スマッシュに落ちる分、黒より強いと言えます。
利点は、黒と比べてコストパフォーマンスが良いこと。同じ4コストを除去するにも、黒の「夢見る人形エリザベス(T-1)」と「ハイタイドセイコー(T-1)」では、ハイタイドセイコーの方が1コスト軽いです。「濃霧の魔氷フォッグ(T-1,D)」なら更に安い。
弱点は、ユニット除去を根本的には解決していない点。結局、出す気になれば出されます。
緑は…わかりません。緑は除去担当なのか微妙です。そんな色。
それぞれの除去の特徴を理解して、デッキを組んでいきましょうね〜。

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