Hideki Matsushima's Web Site
2009/11/16
[PENTAX SPOTMATIC]
籠から逃げた青い鳥は
森で出くわした
気が滅入っていた魔法使いに
いたずらに真っ白にされたんだそうだ。
だから誰も青い鳥には もう気づかない。
亡き王女のパヴァーヌが流れる。
白い鳥が
孤独なヨルの中を
明るくてらしているのを僕は偶然眺めていた。
意外と誰にも知られていない逸話だったり。

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2009/11/15
[PENTAX SPOTMATIC]
何もいらないから。
あの空に溶けてしまいたい。
僕が無くした
輝きの破片といっしょに。

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投稿者: Hideki Matsushima
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2009/11/15
[PENTAX SPOTMATIC]
この時期の朝には
入れ立ての珈琲は かかせないね。
ちょっとの苦みとゆるみのある温度に
ホッコリする☆

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投稿者: Hideki Matsushima
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2009/11/14
投稿者: Hideki Matsushima
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2009/11/11
雨は時にやさしい。
ガラスの中に凝縮された思いの粒子みたいに ささやかな音で話す。
静けさは いくつもの命が響き合うところから生まれる。
言葉も
恥ずかしさの総毛立つものがあれば
透き通って言葉であることを忘れさせる言葉がある。
見栄が言葉を化粧する。
言葉の素顔をみたい。

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2009/11/10
僕は涙もなくて
涙の多い歌をうたう
僕は愛も夢もなくて
愛と夢の歌をうたう
僕は満ちあふれることもなくて
のこされた干潟をうたう
僕は光る種子もやわらかな土壌もなくて
ひらき匂う花をうたう
詩よ 美しいものよ
ペン軸からインク壺にころがり落ちる
ペン先のように残酷なものよ

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投稿者: Hideki Matsushima
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