2013/8/9
先日3rdアルバムのコマーシャル用のフライヤーが上がってきた。
cocoloyaのayumさんに制作依頼したもの。おもて面の写真はtanaka souichiさんが撮ってくれた雰囲気のある写真。souさんの写真はうったえかけてくるものを感じるし、裏面にはayumさんが書いたライナーノーツがあるので、また手にとって読んでみてほしいです。
しかし、実はここ半年ライブらしいライブは行っていないので、今年の秋冬は何か面白く活動できたらいいな、なんて考えているところです。
アルバムの録音は二ヶ月に及んだ。
長いようだけれど、こんなにマイペースに出来た録音作業は初めてかもしれない。極端な話、午前中でも昼間でも夜でも、いつでも集中力とアイディアがあれば、楽器と向き合って、身を委ね、楽曲に足りないエッセンスとフレーズを試行錯誤。その楽曲の世界に入って考えを巡らすのはとても面白い道のりだ。マルチトラックとマイクの段取りも大分やりやすくなってきていたし、オーバーダブしてゆく楽しさもあった。詩の世界観と、楽曲の楽器編成を考えるというのは有機的に繋がっている。そして今、自分が聴きたい音楽にも、限りなく近いアレンジになっていることは言うまでもないだろう。
ソングライティングすること、アレンジをすること、歌うこと。この三つをやって初めて楽曲が呼吸し始めるのが僕の歌。

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投稿者: マツシマヒデキ情報通信2012/8/25
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2013/8/3
漠然と何を録音してみようか?ってところから実は制作の根は始まっていた。ガレージの箱は結構ライブ(響く)だし、まぁ録ってみよう。。みたいな始まりではあった。
マルチトラックの小振りな卓を操作しながらコンデンサーマイクの位置を決め、ガットギターの録音をする。ある日本人がアメリカ人と行った興味深いレコーディング本を読んでいたせいもあり、録音への孤独な集中力は迷いもなく進んでいった。
録音は愉快。
制作録音はあきらかにライブとは違う。
本当に純粋に演奏を捧げる。始まると楽曲の世界観で一杯になる。色んな発想が頭の中を支配し、アレンジのニュアンスを感じながら並行して弦楽器、打楽器、鍵盤に触れる。今回は自分で演奏スパンを決めているしオールセルフになるだろうということもあり譜面さえも起こさない。有機的に内容を保持しながら装飾を加えているような時間だ。気が付くと7、8楽器の演奏が済み一曲のオケが出来上がってしまう。すごい労力を費やすがまったく苦じゃない。集中力が命。
マイクスタンドにポップガードを付け、歌入れ。素朴な田舎店の店主とストリートバンドの歌をかいたつもりなのに、悪魔が手拍子して千鳥足で帰路を辿ってゆくようなエンディングの雰囲気が出てしまい、なんだか面白くなってきて、ちょっと脳内麻薬が出始めていた。
悪魔が来たりて愉快に笛を吹く。。。(笑)

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投稿者: マツシマヒデキ情報通信2012/8/25
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