Hideki Matsushima's Web Site
2011/8/22
「音楽活動を通して」
音楽活動について。
今年の演奏活動は二月の東京でのcocoloyaのayumさんの画とのコラボレーションライブ、五月のうつのみやぐるり市でのチャリティーライブ。この二つに留まっていて、いずれも依頼があっての演奏でした。今年は、3.11の大地震があったし、それでなくても元もと家庭や身の回りのことを振り返ってみることを考えていました。また、年始めのおみくじの言いつけが能動的な行動を控えるべしだったし、そして本厄。とにかくちょっと自主的な動きは控えていました。
しかしここへ来て、昨年に企画して素敵な歌声を届けてくれたシンガーの「イシイモモコ」さんを迎えたbright bright our music concert企画を今年も行うことになりました。
これには、出会いがあったことが大きかったです。それは2tree cafeのオーナー倉本さんとふみちゃん。この二人がぐるり市で演奏したときに良かったと声をかけてくれて、その後にお店へ僕が二人をカメラで撮った写真を持って遊びにいったことから始まった気がします。ちょくちょくcafeに足を運び、音楽やらの話をしているうちにいつのまにやら、是非彼女をここに呼んで素敵なことをやってみましょうよ、という運びになっていました。さっそく昨年のbbom partyの音響スタッフのKさんにも協力をお願いしてみると、モモコさんが 来るのならもちろんPAやりますよと、即答でOKを頂きました。
要するに、こういう前向きなことを始めようとした時っていうのは、独りじゃできなくて、四の五の言わずに、手をさしのべてくれたり、面白がって協力してくれる人ありきなんですよね。そういう人たちの気持ちが自分を後押しする。細かいことひとつひとつにも楽しみながらやる前向きな気持ちがついてくる。そしてそれを報告したり共有したり、そうしてコミニケーションの中で転がってゆく。決して義務感でも仕事でもなくて、好きなことを共有してそれを自分が住んでる町の人々や友人に見てもらう、感じてもらう、素晴らしい音楽を紹介したい。そういう気持ちに満ちています。
僕の音楽を通して、こういうことがやりたい。
それがここ六、七年前からいろいろな表現者とジョイント・コラボレーションさせて頂いて少しずつカタチになってきています。
cafe饗茶庵の古民家「花蓮」から始まった花蓮の夜のライブ企画は、ソロギタリストの小川倫生くんがあってのことだった。それからもこのジョイント企画は続き、音楽家に留まらず、印度へ毎年踊りの修行に出向いている舞踊家の山田哲也さん。木下夕爾のポエトリー・リーディングをしてくれた大島恵美子さん。僕の兄貴分であるアイリッシュトラッドを愛すPIG ON THE TREEの三人組。と、続いて行った。
それから、その間、何より僕に とって大きな分岐点となったのは2009年に2ndアルバムを発表することが出来たことだ。このレコーディング制作を手助けしていただいたblue chipのスワさん無しでは出来なかったこと。
そして昨年、花蓮で行ったP.O.Tとモモコさんを招いての僕にとって最高のbbom partyの演奏会へと繋がっていった。
こういったいろいろなことが演奏する人間としての人格をつくらせてくれたのだと思って、今でも一つ一つを愛おしく思います。
10.30のbright bright our music concert 2011。
イシイモモコさんのコンサートを迎えます。
僕もオープニングで演奏します。
いい音楽が披露出来るよう待っていますので遊びにいらしてください。
独りでだって大丈夫ですよ。もちろんお二人でも。

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投稿者: hideki matsushima
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