「●Joao /joao gilberto [1991]」
このアルバムはジョアンのいろんなことがわかるアルバムだと思う。
選曲からプロデューサーと作り上げたストリングスアレンジとか、写真から感じ取れる情報とか。
これはジョアンの中でも僕が一番好きなアルバムだ。
ジョアン・ジルベルトにいい出会いをしていなかったら、多分今の僕の音楽性はなかっただろうなと思う。
何処が?と思われるかもしれないが、僕にとっては、何だろ、何も考えたくない時、中立になりたい時の拠り所の1つ。耳を傾けなくても曲をかけるだけで、「おかえり」と言ってくれる音楽だ。
ジョビンのドキュメントを見た時感じたのだけど、音楽に対して健やかな気持ちで向き合っているのが何よりも美しくて愛おしくて。。音楽って素晴らしいと思わせてくれる。それはリズムの解釈、メロディやコード進行、詩の深さ、何1つとっても納得がいく。そして自分と向き合いまた音楽を誰かと共有しようという思いさえ感じる。
聴いている自分の気負いが無くなっていくのがわかる。
今日はここ一週間ぐらい選曲した30日のSEがだいたい出来た。4枚あわせてざっと3時間ぐらいの音楽。どこのタイミングにどうかけるか、DJみたいにリアルタイムで曲をかけられるわけではないので、いろんなことを想定しながら、吟味しました。車にのって何度も聴いてみては修正のくりかえし。それも仕上がってきました。これもライブに向けての1つの準備のたのしさです。三ヶ月積み重ねてきた準備もあと少し、楽しんでいきます。
貴重なジョアンとジョビンの演奏↓
http://www.youtube.com/user/HMbluebird?feature=mhum#p/f/3/DmV0TcTNJ3o

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投稿者: hideki matsushima
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