今年の冬は寒く感じます。
寒い冬ですが、バイクに乗りたくなる時だってあります。
さて冬の車両トラブルNo.1は何でしょうか。
ベテランのバイカー、ドライバーでしたらピンとくると思いますが、JAFの資料によると、バッテリーの過放電、いわゆるバッテリー上がりとのこと。
バッテリー上がりは、エンジン始動困難になりますよね。
スポーツターに乗ろうと、前日から念のための充電を行い、当日にエンジンをかけようとしたところ「カチ、カチ」とピニオンが飛び出すのみで、クランキングパワーが足りず、始動ができない状態。
バッテリーは3年前に、ものは試しにと純正品からアフターマーケット品へ交換していたもの。
純正バッテリーは、5年程度で始動困難になる前に予防交換していたので、社外品のバッテリーは僕の使い方では、おおよそ半分の寿命。
交換後1年経過した頃から、セルでの始動時に引っ掛かりのような、息付きのような症状が出始めましたが、純正品はこのようなことがなかったので、値段なりの性能ですね。
今回は同じ社外品ですが、デイトナ製のものに交換することにしました。
同じスーパーナット製は、端子の形状が変更になり、アダプターを使用するそうですね。
そうとは言え、1万円もしないので、お財布には優しい!!
デイト製は、純正と同じ端子でアダプター不要なため、手間が減るのと、デイトナブランドということで、今回購入してみました。
型番もユアサっぽいですよね。
届いたものを見比べてみると.....
ステッカー類は違えど、ケースはまんまスーパーナットブランドのものですね。
OEMなのでしょうか。
ちなみにハーレー純正バッテリーの製造メーカーらしいWESTCO製になると、価格はだいたい倍になります。
純正はさらに「その上」ですので、計画的な予防交換ではなく、突発故障の時には「急な出費」扱いになりますね(-_-;)
そんなこんな調べている間に、購入したデイトナブランドバッテリーの、初期充電を行っています。
充電も終わり、メインヒューズを抜いて交換作業に入ります。
バッテリーストラップを、7/16インチのソケットで外し、バッテリーのターミナルは、10ミリのレンチで。
インチ、ミリが混在しているので要注意です。

奥側のターミナルは緩みやすいので、しっかり締めておきました。
指定トルクは、[ 4.6 - 5.7Nm ]ですが、奥側はある程度走った後、増し締めをしておいた方が無難だと思います。
サービスマニュアルの指示だと、+側端子には保護のためワセリンを塗るそうですね。
デリケートなお肌にはワセリン...
バイクにも有効とは驚きです。
作業完了後、セルモーターは元気に回りました。
デイトナブランドだと、さて、どの程度耐久性があるのか楽しみですね。