マイナー(短調)の曲が続いたので、メジャーの、明るい雰囲気の曲を弾いてみましょう。
マイナーのチューニングになっている方は、第3弦を半音上げて、D・E・F#・G・Aとしてください。
フィンランドの有名なウエディング・ワルツ「ヘルマンニとミーナ」を5弦用にアレンジしてみました。ヘルマンニは男性の名前、ミーナは女性の名前。
一般的なプラッキング奏法(普通にはじく弾き方)でよいので特別なテクニックはいりません。指使いは基本に準じますが、特にこだわらなくても大丈夫です。
「ヘルマンニとミーナ」 trad.
弦番号
|:345|3−3|234|2−2|234|2−2|345|3−3|
|345|3−3|234|2−2|234|523|135|1−−:|
|:334|543|223|4−4|223|432|334|5−5|
334|543|223|4−4|234|523|135|1−−:|
これがメロディーです。2段目と4段目の最後の音(D)は、できればハーモニクスで弾いてみましょう。
メロディーが弾けたら、簡単な和音もつけてみましょうか。例えば、3拍子の1拍目だけ、下の行のように音を加えて、
|:345|3−3|234|2−2|234|2−2|345|3−3|
|:1 |1 |5 |5 |5 |5 |1 |1 |
345|3−3|234|2−2|234|523|135|1−−:|
1 |1 |5 |5 |5 | | | :|
|:334|543|223|4−4|223|432|334|5−5|
|:1 |3 |5 |5 |5 |5 |1 |3 |
334|543|223|4−4|234|523|135|1−−:|
1 |3 |5 |5 |5 | | | :|
あるいは、1拍目と3拍目に和音を入れて
345|3−3|234|2−2|
1ー1|1ー1|5ー5|5−5|
という感じでもいいですね。ぜひ他にもいろいろお試しください。

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