皆様、明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。
遅ればせながら昨年を振り返ると、本当に素敵な楽しいことがたくさんあった年でした。強く印象に残っていることをいくつかあげてみると
☆まずは、11月の「Kantele Camp in 北海道」とその関連コンサート。
フィンランドから素晴らしいミュージシャンがたくさん講師として参加してくれて、楽しいレッスンと実に素晴らしい演奏をたっぷり聴かせてくれたこと。
全国からカンテレ愛好者の方たちが集まってくださって、音楽と、本当に楽しい密度の濃い時間を共有できたこと。
スタッフとして、たくさんの仲間の方たちが惜しみなく動いてくださって、いい時間を作って下さったこと。
地元でも、また離れている方も、直接ご参加なさらなくてもたくさんの温かいご声援を送ってくださったこと。
本当にかけがえのない、素晴らしい体験でした。ありがとうございました。
よい形で今後につなげて行きたいと思っています。
☆いろいろな土地で演奏できたこと。
aasian kukka やソロで、一昨年以上に、いろいろなところで演奏することができました。地元の札幌や小樽はもちろん、東京、米沢、網走や斜里、函館、名寄、鹿追などなど。もともと旅が好きなので、どこかに行って演奏できるのはとてもうれしいことです。それぞれの地元の皆様には本当にお世話になり、ありがとうございました。
今年も更に、あちらこちらでライブやコンサートができたら、と思っています。よろしくお願いします。
☆朗読や語りとの共演をたくさんさせていただいたこと。
二木てるみさんや、野花南、NHK札幌放送局のアナウンサーの方たちなどの素晴らしい朗読や語りとご一緒する機会を多くいただいた一年でした。
文学作品、そして作品を読む声に合わせて音楽をつけていくのはとても好きな作業です。今後も積極的に続けていきたいと思っています。今月20日には、aasian kukkaの音楽と佐藤けさよさんの朗読、というライブを行います。けさよさんの朗読、素晴らしいのです。ぜひたくさんの方に聴いていただきたいと思います。
☆全国のいろいろな方とご縁ができたこと。
カンテレキャンプに加え、インターネットや演奏、CDやラジオなどの放送を通じて、全国のいろいろな方とご縁ができたりカンテレのお問い合わせをいただいたりしました。
新しくカンテレを始めたい方からのお問い合わせも多くいただきましたが、中でも印象深かったのが、目の不自由な方からの「カンテレを弾けるだろうか」というお問い合わせです。ハープの名手キャロランやお琴の検校を思い浮かべながら、そして、ヴィルマさんがレッスンの時におっしゃった「顔を上げて!手元を見なくても指が知っているから」という言葉を思い出しながら、きっとカンテレを楽しまれることと信じてお答えしました。長く楽しんでくださることを心から願っています。
昨年はほかにも、たくさんの素敵なこと、嬉しいことのあった一年でした。ずっとお世話になっている方も、新しくご縁のできた方も、本当にありがとうございました。
さて、今年は、1月にアルバムの録音に入ります。ライブやコンサートもたくさんしたいと思っています。レッスン会場も少し増えそう。
猪年の今年、「ちょっと猛進」くらいのペースで、楽しく過ごしたいと思います。あるいは「のんきないのししのはらでのんびり」(ぐりとぐらかるた)かも。
ともあれ、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2007年が皆様にとってよい年でありますように。

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