北海道フィンランド協会主催の、フィンランド料理講習会に参加してきました。
先生は、私がフィンランドのことに関わり始めた当初からずーっとお世話になっている、札幌在住(この数年は春から秋まではフィンランド在住)のフィンランド人・川上セイヤさんと、お料理の先生で、北欧料理研究家の竹田悦子さん。
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*えんどう豆のスープ
お豆がとにかくたっぷり。スープの中にお豆がある、
というのではなくて、
お皿にスープで煮たお豆が盛ってある、という感じです。
豆好きな私にはうれしいけれど、
これだけでもおなかがいっぱいになりそう。
ヨーロッパの昔話などを読んでいるとよく登場する「豆のスープ」
というのも、やはりこんなにたくさんお豆が入っていたのかな。
*ジャガイモのキャセロール料理「ヤンソンさんの誘惑」
このお料理、アンチョビを使うレシピが一般的らしいのですが、
セイヤさん曰く、
「日本で手に入るアンチョビはオリーブオイルの味が強くて
フィンランドのと同じ味にならない、
だから、今日はサーモンを使います」
*キャベツとパプリカのサラダ
レモンジュースをたっぷり使ったドレッシングが美味しかった。
*フルーツを、甘いホイップクリームに
ご飯を混ぜたものであえたデザート
フィンランドのお料理に登場するご飯は、フルーツかおやつ、という感覚。
うーん。
山盛り食べるのは、ちょっとヘヴィです。
*あたたかいリンゴジュースにクローブやシナモンで香り付けした飲み物。
これは好きです。家ではワインで作ります。
美味しかったです。ものすごく、おなかいっぱい。
同じ日の夜、ラーシュ・ヤンソン・トリオのライブ(@札幌「くう」)に、誘惑にあらがいがたく、行ってきました。
Lars Jansson ラーシュ・ヤンソン(ピアノ)
Anders Kjellberg アンダース・シェルベリ(ドラムス)
Yasuhito Mori 森 泰人(ベース)
素晴らしい演奏。スタンダードがほんの数曲、あとのほとんどはラーシュの作曲。ラーシュの曲はメロディアスでリリカルで、とても美しい。そしていい曲は、インプロヴィゼーションの素材としてもやはりいいなあ、と。ピアノのよく見える席で、ラーシュのプレイを満喫。
もう35年も一緒に演奏していて「結婚してるみたいなもんだ」とラーシュが言う、アンダーシュ・シェルベリのデリケートなドラムスも、3人の中央、ベースの森泰人さんのプレイも素晴らしい。
森さんは、スウェーデン在住で「スカンジナビア・コネクション」というシリーズでスウェーデンのすぐれたミュージシャンを日本に紹介したり、日本のミュージシャンをスウェーデンに紹介していらっしゃる方。
お客様もシリーズのリピーターがたくさんいらっしゃるご様子で、かくいう私も、次回のシリーズでもまた札幌来ていただきたいなあ、また聴きたいなあと思ったのでした。


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