KANTE-Letter

　シンプルで気持ちよくてセンスのいいアイテムを集めたお店、cholon (チョロン)で、音楽教室が開講されることになり、カンテレ講座を担当させていただくことになりました。

　小松崎健さんのハンマーダルシマー講座、扇柳さんの笛講座とフォークギター講座、キクチマコトさんのウクレレ講座とボサノバギター講座、そして、あらひろこのカンテレ講座です。

　４月１３日（日）２時〜６時、教室のオリエンテーション（説明会）が開催され、説明の合間に講師によるミニコンサートも行われる予定。オリエンテーションは参加無料。ご都合のいい時間にお越し下さい。

札幌市中央区南１条西１２丁目ＡＳビル,cholon本店２Fスペース
(電車通り沿い、南向き）
【問】011-210-0787

詳細　http://www.cholonweb.com/workshop/

　cholonのお店には、リネンのワードローブや、使いやすそうなバッグやかご、シンプルなキッチン雑貨や文房具と、とっても気持ちのよさそうなものばかりが揃っています。布のセットや貝ボタンも、ついつい欲しくなってしまう。去年cholonで購入したスウェーデン製の木馬形のクッキー型、愛用しています。

　そして、cholonと同じビルの１階スペースをシェアしているのが、Moon Dropsのアルバムジャケット撮影に使わせていただいたカフェ、アトリエモリヒコです。cholonのあと、アトリエモリヒコに寄り道してゆっくり美味しいコーヒーを飲めると思うと、それも嬉しい。

　稲垣美晴さんによる、実に楽しいフィンランド留学エッセイ「フィンランド語は猫の言葉」が、新装版としてついに復刊されるそうです。

　81年に文化出版局より刊行されたこの本、私は講談社文庫版で持っていますが、70年代にヘルシンキ大学でフィンランド語を勉強された経験を通じて、フィンランド語のこと、フィンランドでの学生生活、日常生活が愉快に綴られています。私がフィンランドに初めて行った90年代とは20年の隔たりがあるはずなのに、あまりそんな気がしないのは、普遍的なフィンランドやフィンランド人気質みたいなところも上手く捉えて語っておられるからかな、と思います。

　すでに講談社文庫版も絶版になっていて、近入手困難な状態が続いていたらしいのですが、稲垣さんご本人が「猫の言葉社」を立ち上げられての待望の復刊。しかも、「サンタクロースと小人たち」でおなじみのマウリ・クンナスの装丁での新装版とのこと。中にもマウリ・クンナスのイラストがあるのかな。気になります。
ISBN978-7-904196-00-7

　2006年11月に、Eva AlkulaさんやVilma Timonenさんらフィンランドの講師をむかえて開催し、全国のカンテレ愛好家の方たちにたいへんご好評いただきましたKantele Camp in Hokkaido を、今年は９月１３日〜１５日の連休に開催予定で、現在調整中です。

　カンテレのお好きな方でしたらどなたでも、長く弾いていらっしゃる方も初心者の方も、これから始めたい方も大歓迎の楽しい講習会です。

　気持ちのいい９月の北海道で、ご一緒にカンテレ三昧の楽しい時間を過ごしませんか。

　詳細が決まり次第、このブログ等でお知らせいたします。ご関心を持って下さった方は、ひとまず、９月１３ー１５日、チェックしておいて下さい！

　ぽかぽかと暖かな日が続くと思っていたら、10度を超える日が札幌では今日で連続６日となったそうで、3月の10度超え連続日数としては、なんと117年ぶりの記録更新なのだとか。117年！どうりで、こんな早い雪解けは記憶にないはずです。

　今日の、DINGでの佐藤翠れんさん（Vocal)との「春休み親子コンサート」は、近くのかもめ保育園の子供たちが大勢来てくれて、にぎやかで楽しいライブになりました。日本の童謡や唱歌も、春の曇り空によく似合っていたと思います。

　さて、自分のライブはさておき、今週から来週にかけて、あまりにも楽しみなライブが多すぎて嬉しい悲鳴。というか、悲鳴をあげているのは、私ではなく。。。

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29日、健さんと浜田さんのジョイント。本州ツアーもおおいに盛り上がったらしい運河のカラス二人組。

3/29（土）14:30 opnen 15:00 start
＜ダルシマー＆ギタージョイントライブ＞
【出】小松崎健 、浜田隆史
【所】ギャラリー＆カフェ アガペ（札幌市北区北26条西8丁目1-20）
【金】2,500円（ケーキセット付き）
【問】011-737-2013（アガペ）

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30日、ライブで聴きたいと前々から思っていたヴァイオリンの金子飛鳥さんのユニット。

LIVE×ｱｰﾄ 「在る」を聴く。
ユビクトス×下沢敏也[陶]×石川亨信[版]

ユビクトス：金子飛鳥（エレキヴァイオリン）
　　　　　　 鬼怒無月（ギター）
　　　　　　 ヤヒロトモヒロ（パーカッション）

３月30日(日)　14時開場　15時開演
会場：アートウォーム（石狩市花畔１条１丁目56、0133-64-4664）
料金：前売2800円　当日3300円

あ、この夜は、RINKAのダイマライブもある。

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４月１日、フィンランドのトランペット奏者、ヨウコ・ハルヤンネ氏のリサイタル。

ヨウコ・ハルヤンネ　トランペット リサイタル
2008年04月01日 (火) 19:00
開場１８：３０　開演１９：００
札幌市教育文化会館　小ホール　3000円(全席自由）

トランペット：ヨウコ・ハルヤンネ(フィンランド放送交響楽団首席ソロ奏者)
ピアノ：伊藤桂子（道教大卒、在学中シベリウスアカデミーへ交換留学）
http://classicfan.blog24.fc2.com/blog-date-20080401.html

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そして、３日（木）、東京からRivendellの木村林太郎さんがやってきて、Jack in the boxでライブをするそうです！

アイリッシュ・ハープ＆アイリッシュ・フィドル
４月３日（木）夜８：００〜
　　出演：木村林太郎（ハープ＆うた）
　　　　　小松崎操（フィドル）
　　料金：１０００円（別途、ワンオーダー）
http://plaza.rakuten.co.jp/bosca/

　私が子供の頃に着ていた母の手作りのウールのマントが、こあら３号に小さくなってしまったので、２才下の従弟にお下がりしたら、その子にももう小さくなっていた。

　そして、私が今でも着ているパーカーが、こあら１号も着られるようになっていた。

　京極町からの帰り道、前々から気になっていた余市のパン屋さん「RINKA」に立ち寄りました。こぢんまりとしたかわいいお店。天然酵母のしっかりした味わいのパン。今日の朝食に、おいしくいただきました。

　
　京極町の生涯学習施設「湧学館」の「春のお楽しみ会」カンテレコンサートで、ギターの星直樹さんと一緒に演奏してきました。

　図書館が併設された、開放的な吹き抜けが気持ちのいいロビーで１時間のコンサート。子供から大人までたくさんのお客様が集まって下さって、客席最前列には小学生がずらっと並んでくれました。そして驚いたことには、来日中だったモンゴルの馬頭琴の名手ネルグイさんが客席に。

　星さんとは、フィンランドの曲、アイルランドの曲などなど、当初思っていたよりたくさんの曲をご一緒できて、楽しい共演でした。

　ぽかぽかと晴れたドライブ日和。ニセコ・倶知安あたりも、もう道端には雪がほとんどなくなっていて、畑や果樹園や、あたりの林の雪も、ずいぶん少なくなっています。この季節、林の中で、木の根元からぽっかりまあるく雪がとけてくるのを見ると、すごく嬉しい気分になるのです。
　うすくもやのかかった青空に羊蹄山がくっきり。陽射しは暖かいけれど、雪をわたってくる風がまだほんのちょっぴり冷たい。ほんとに気持ちのいい日でした。

　その上、夜には、これから小樽に移り住んで洋風居酒屋を開店予定のなまらやさん、がんこちゃんたちと落ち合って、一緒にCicloを聴いたりと、盛りだくさんで長く楽しい一日。小樽「なまらや」開店、待ち遠しい！

　STINGが、イギリスの作曲家でリュート奏者のジョン・ダウランド(1563-1626)の楽曲を演奏したアルバム"Songs from the Labyrinth"を聴いています。Edin Karamazovが奏でる流麗なリュート、アーチリュートとの共演。

　ダウランドの曲は、メロディアスな旋律と、自然な和声の動きが美しい。STINGはダウランドのことを「今では珍しくなくなった疎外されたシンガー・ソングライターというものの、おそらく先駆けであったろう」と語っています。STINGが歌うダウランドは、「STINGの音楽」に聴こえます。痛みを伴った言葉が刺さってくるような印象。

　曲の間に挿入されるSTINGによるダウランドの手紙の朗読は、映画の独白シーンのようで、アパートの窓から石畳の路に沿ってカメラがパンして行く光景を勝手に思い浮かべたりしています。
　　

昨夜の、フランス酒場ガンゲット・ダイマでaasian kukkaのライブは、それぞれのソロが多めの、二人のジョイントライブのようなプログラムでお届けしました。

扇柳さんの弾き語りもたっぷり聴けて、楽しい夜でした。

５月下旬の東京ライブの詳細がほぼ固まりました。

東京都内でaasian kukka３ライブ（うち一つは亀工房とのジョイント）、そして横浜でカンテレのソロコンサートが一つ、それぞれにとても素敵な場をご用意いただいて、４日間連続で演奏させていただくことになりました。ご関係者の皆様には、心より感謝申し上げます。

詳細は以下のとおり。
関東近郊の皆様、どこかでお会いできることを楽しみにしています！

☆５／23(金)19:00〜　よるのひるねフィンランドシリーズ第２回
　〜aasian kukka　カンテレ＆北欧の笛コンサート〜
【所】よるのひるね（杉並区阿佐ヶ谷北2-13-4） 　http://members.jcom.home.ne.jp/yoruhiru/about_index.html
【料金】予約2500円(当日2800円)+1ドリンクご注文
【お問い合せ／お申し込み】よるのひるね　
　　　yoruhiru@jcom.home.ne.jp 03-6765-6997　

阿佐ヶ谷の素敵なカフェで、フィンランドのお好きな方たちの集まり。きっとフィンランドにまつわる楽しいお話もいろいろ伺えるのでは、と楽しみにしています。


☆５／24（土）しおんチャペルコンサート
　　　14:30開場、15:00開演
【出演】aasian kukka（扇柳トール、あらひろこ）
【所】下里しおん保育園http://www7.ocn.ne.jp/~shion512/
　　　（東京都東久留米市下里7-8-20 TEL 042-474-2910）
　　＊料金未定

土曜日の午後は、昨年秋にも演奏させていただいた東久留米の保育園チャペルでのコンサート。子供たちを育む温かい空気に満ちた、とても素敵な保育園。昨年の「おひるねコンサート」は、本当に心に残りました。美しいチャペルでは、クラシックや民族音楽などの定期的なコンサートが開催されています。どなたもお気軽にどうぞ。


☆5/25（日）12:00開場　13:00開演
【出演】亀工房　（ギター　前澤勝典、ハンマーダルシマー　前澤朱美）
　　　　aasian kukka（扇柳トール、あらひろこ）
【所】『楽屋（らくや）』（東京都目黒区上目黒2-15-6）
　　　　　Tel/Fax　 03-3714-2607
　　　　　E-Mail　　 music@rakuya.net
　　　　http://www.rakuya.net
【料金】￥3000

日曜のお昼は、音の良さと雰囲気の良さに定評のある中目黒のライブハウス楽屋（らくや）で、亀工房とのジョイントライブ。先日、たまたまNHKラジオを聴いていたら、インタビュー番組に亀工房が登場。亀工房の音楽のこと、ハンマーダルシマーのこと、子供たちとの生活のこと、百匹もいる（←これはかなり控えめに言った数字らしい）亀のこと、などなど、とっても愉快なお話しを聞かせてくれました。ジョイント、とても楽しみです。


☆５／26（月）19:00開演　あらひろこカンテレ・コンサート
【出演】あらひろこ　
【所】大倉山記念館ホール　http://o-kurayama.jp/
　　　横浜市港北区大倉山二丁目１０番１号　
TEL：045-544-1881（東横線大倉山駅下車５分）
【チケット】3000円
【主催】オフィスフーガ
【お問い合わせ】music-fuga@n07.itscom..net　FAX044-722-6062

そして26日は、横浜の大倉山記念館ホールで、カンテレのソロ・コンサートです。会場の大倉山記念館は、70年の歴史を持つ美しい建物で、音の響きも素晴らしいとのこと。多彩なカンテレの音色をじっくり聴いていただける曲を選びたいと思っています。

　昨晩は、札幌北区の画廊喫茶チャオで開催中の石川亨信さんの凹版画展会場で、トロ＋星直樹さんのライブがあるというので行ってきました。

　石川さんの凹版画を見ると、私は「石」や「鉱物」を連想します。手のひらの中の石が、宇宙につながっている、というような感覚。静かに息を詰めたあと、大きく深い呼吸がしたくなります。



　トロはつい先日「のや」でジョイントさせていただきましたけれど、この日のメニューも楽しかった！おなじみのフォルクローレの名曲も岡田さんにかかると新鮮。後半、星さんが加わっての、ボサノヴァやアイリッシュチューンも美しく楽しませてくれました。

　そして、フィランドのフォークグループJPPのスローで美しいナンバー、"Irish Coffee"をひさしぶりに聴けたのも嬉しい収穫。この曲は、小松崎操さんがアルバム「TOBIU」の中で取り上げていて、RINKAのライブでも、もともと大所帯のJPPの曲を、シンプルに美しく聴かせてくれます。岡田さんのサンポーニャ・ヴァージョンは、アルバム「ウタウ葦笛」に収録されていますがライブで聴いたのは初めて。ゆったりした空気感が気持ちよかった。

　この日は、ちょうどJPPのことを考えていたのです。日中「じょじょ」でのカンテレレッスンがあって、小学生のKちゃんとカンテレを弾きながら、Kちゃん姉妹とちょうど同じ年頃の、JPPのフィドラー、アルト・ヤルヴェラ家の姉妹を、なんとなく思い浮かべていたのです。今頃、彼女たちは、お父さん仕込みのフィドルを楽しんでいるでしょうか。

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石川亨信さんのチャオでの版画展は、１２日まで。
ほか、地下鉄琴似駅コンコースのメトロギャラリーでも展示中だそう。

■ ふらっと、 西。■
２月26日(火)〜３月21日(金) 05:45〜24:30
［会場］ことにメトロギャラリー
（地下鉄東西線琴似駅コンコース：中央改札そば）
●前澤良彰氏撮影による展覧会写真も展示

■ ふらっと、 北。■
２月29日(金)〜３月12日(水) 11:00〜22:00（日曜18:00迄）
［会場］画廊喫茶チャオ　Tel. 011-736-3434
札幌市北区北24条西４丁目モンレーブ24ビル３F

　今日は、やわらかな陽射しの中、ときおり、ゆっくりゆっくり雪が舞っています。



　お雛様は、雛祭りが過ぎてもしまうには名残惜しくて、実家では「旧のお節句まで」ともっともらしい理由をつけて毎年一ヶ月くらいあとまで飾ってありました。その頃までは、まだまだ北海道は雪の中です。


　春のライブあれこれのお知らせです。


☆3/16（日）19:00〜　　

　パリの下町風カフェ、ガンゲット・ダイマで、aasian kukkaライブ。


☆3/22（土）羊蹄山の麓、名水の里・京極町。

　Hard To Findのギタリスト、星直樹さんとの共演。語りとのコラボレーションも、あるかも。


☆3/26（水）15:00〜　DING　春休み親子コンサート

　小樽郊外、張碓のカフェDINGにて、ヴォーカルの佐藤翠れんさんとのDuo。普段はジャズを歌うことの多い翠れんさんと、スタンダードから日本のうた、北欧ものまで、美しいメロディをいろいろお届けします。

　春休みの昼下がり、ケーキとお飲物付き。親子でくつろいでいただきたいライブです。もちろん、大人だけでもどうぞ。



　４月最後の週末には、カンテレをメインに据えて、扇柳さんと、馬頭琴の嵯峨治彦さんをゲストに迎えたコンサートを札幌・小樽２日連続で。昨年夏、Moon Drops発売記念にこのメンバーでライブしたのがエキサイティングでとっても楽しかったので、また企画しました。ぜひいらして下さい。

　札幌は、中島公園に隣接する安藤忠雄さん設計のエリエールスクエア。『真っ白な雪の中で白鳥が片脚を上げて立っているようなイメージ』の建築だそうです。Minna Padilla & The Helsinki Koto Ensembleのコンサートも行った美しい会場です。

小樽はレトロなたたずまいの小樽文学館。古いビルの中にある、時間が止まっているような空間です。


あらひろこ　カンテレコンサート　（ゲスト）扇柳トール、嵯峨治彦

☆４／26(土）14:30開場、15:00開演　エリエールスクエア札幌
☆４／27(日）18:00開場、18:30開演　市立小樽文学館

ライブ詳細情報は、http://white.ap.teacup.com/kantele/1.html　をご覧下さい。


　フィンランドからは、エヴァのCD Heliosが到着しました。2500円でお届けできることになりました。お待たせしていた皆様、お送りいたしますので、お楽しみに。
　
　今日から来週にかけては、レッスンとリハーサルの楽しい日々が続きます！

　入手したばかりのHOHNERのメロディカを、先週の「トロ」とのジョイントライブで初めて使ってみました。

　アコーディオンよりも、音量の小ささも、表情のコントロールのしやすさも、私には使いやすいかもしれない。そして、カンテレとアコーディオンを同時に一人で持ち歩くのは、考えただけで途方にくれますが、メロディカは5弦カンテレよりも軽いくらい。これはうれしい。

　息の使い方やニュアンスの表現など、まだまだこれから研究しなければなりませんけれど、いろいろな曲でいろいろな使い方ができそうで楽しみです。

　春が近いせいか、新しい曲をいっぱい弾きたい気分です。5弦や10弦、15弦のカンテレも、春のライブの中でいろいろ弾いていきたいな、と思っています。
　

　トロとのジョイントライブの翌日は、札幌の北一条カトリック教会でのオルガンコンサートに行きました。演奏は、'05〜'06に札幌コンサートホールの専属オルガニストだったイェンス・コルンドルファーさん。福島県白河市在住のオルガニスト真希さんにこのコンサートのことを教えていただいて、ご一緒してきました。

　カトリック北一条教会は、1916年に建築されたという木造の美しい教会で、教会の建物ができて９０年の記念に、昨年パイプオルガンが建造されたばかりなのだそうです。

　オルガンの音は、風のようだったり笛のようだったり、包み込むようだったり鋭かったり。音色によって空気まで変わるような感覚を楽しみました。重厚というよりは、若々しく勢いのある演奏が新鮮でした。曲目も多彩で１時間のコンサートはあっという間。いい時間をすごさせていただきました。

　

　この日は、この季節になって初めて、傘を持って外出しました。これまでは手で払えばさらさらとおちる雪だったのに、この日は重くぬれた、まとわりつくような雪。傘をさす甲斐がありました。

　春がもうすぐです。

　昨日の２月２９日うるう日、「のや」でのトロと、aasian kukkaの初ジョイントライブ、とても楽しく終了しました。

　サンポーニャやケーナなど南米の笛とギターを演奏する岡田浩安さんと、ヴォーカル、パーカッションほかの吉田ユウ子さんのユニット「トロ」は、ペルーやボリビアなど南米の音楽でも素晴らしい演奏を聴かせてくれますが、それに加え、彼らならではの味わいで料理されたオリジナルや日本のうたなどが、とっても気持ちよくていい雰囲気なのです。岡田さんのエフェクターを駆使したソロも、美しく素晴らしかった。いわゆるフォルクローレ、というジャンルの枠に収まりきらない音楽性が、とても素敵だと感じます。

　北欧と南米、と地球の反対がわのようなとりあわせのデュオ同士でしたけれど、４人での演奏は、日本の民謡やこもりうたなど、そしてアイルランドの曲。いろいろエキサイティングで、楽しい共演でした！

　ご来場くださった皆様、いつも気持ちよくライブさせて下さる「のや」の皆さん、ありがとうございました。