Time Flies!11月もずんずん過ぎていきます。
ぐっと寒くなってきましたが、いかがお過ごしですか?
北海道はこの週末、雪の予報です。
楽しかった、ミンナとアイヤカンテレートの来日コンサートがもう半月前のことです。11月3日に来日・来札して5日の旭川公演、6日の札幌公演と、大勢のファンをつくって帰国していきました。
私は6日の札幌公演の準備や運営に、佐藤美津子さんや、カンテレ仲間の皆さん、北海道フィンランド協会の皆さんと一緒にかかわりました。公演の大成功、ほんとうによかった。
お越しくださったたくさんの皆様、ご協力くださった皆様、ありがとうございました。
フィンランドの地方都市、Kouvola(コウヴォラ)からやってきた男性11人(メンバーのうちあとの2人は今回来日せず)のカンテレ軍団アイヤカンテレートは、ミンナにカンテレの指導を受ける、兄弟や従兄弟などの仲のいい仲間たち。それぞれに本職があってお忙しいなか実現した初の国外公演となる日本ツアー。6弦カンテレを手に歌ありダンスありのとても楽しいパフォーマンスでした!
往年のロックバンド、ブラックサバスのラブソングをヴァイネモイネンに置き換えたアイヤカンテレートならではの替え歌や、ハーモニカやヨウヒッコも交えての演奏、優雅でチャーミングなダンス、と目にも耳にも楽しいステージ。
6弦のよさを生かしたシンプルなコードストロークがかっこよくて、伝統的なカンテレもふまえつつ、彼らならではの独自のスタイル、ユニークな立ち位置をつくっている様子が実に素敵でした。
第2部冒頭はミンナのソロ。一曲だけで、もっともっとたくさん聴きたいところでしたが、ああ、今回の主役はアイヤカンテレートとミンナが思っているということなのだな、と。
そして、札幌の大勢のカンテレ愛好家とアイヤカンテレートによるミンナの幻想的な曲の演奏です。鐘の音が重なったりずれたりして響きあうちょっと難しい曲です。このステージのために2回の合同練習を経て、幻想的なアンサンブルになりました。ご参加の皆さん、ブラボー。お疲れ様でした。
そして最後は、客席を巻き込んで、カドリールのダンスを皆さん息切れするくらいたっぷり踊って、楽しいコンサートは幕を閉じました。
もう今から25年も前のこと、北海道フィンランド協会がフィンランドから本格的なカンテレ奏者の招聘を企画し、当時シベリウス音楽院に在学中だったミンナ・ラスキネンさんが推薦を受けて1991年に来道、コンサートやワークショップを行いました。そのときに初めて生のカンテレ演奏を聴いた人も多かったことでしょう。私もその一人です。
そのとき以来の北海道とミンナの深い関わりが、こうしてまたさらに深まり、新たなつながりもできて、嬉しい限りです。
ミンナ、そしてアイヤカンテレートの再来日が待たれます。
Kiitos Paljon, Minna & Aijakanteleet!
See you again, hopefully in near future!


0